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【ハロウィン】寝子島ハロウィン☆デイズ!
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このようにサンマさんからの強引なスカウト(拒否権という言葉は存在しない模様)を受け、コンテスト会場で待機しているのは橘明里だけではなかった。ハロウィン会場のいたるところで、サンマさんは次々と参加者を集めていたのである。
ここから以下、サンマさんの華麗なる活躍のごく一部を、時間軸行ったり来たり場所も飛び飛びながら紹介しよう!
「……ここから先は通さないぜ!」
スケッチ行脚を続けていた三宅葉月は、眼前の道をサンマさんにさえぎられていた。
「ただし、仮装コンテストに出場するというのなら話は別だ!」
「……仕方ないわね」
「カモン!」
というサンマさんの声に、待ってましたとばかりに応じたのは
真境名 アリサ
だ。
「もしかして呼ばれたのはあたし!? 色んな意味でHappy Halloween!!」
実は今朝、朗報中の朗報、ハッピネストなニュースを耳にして気分が高揚しまくっているアリサなので、サンマさんの声かけはまさに渡りに船という状況であった。
曖浜瑠樹も新たなトリトリ先を探している途上で、だしぬけにサンマさんに声をかけられていた。
「狼君、仮装コンテストが呼んでいるぜ!」
「オレ?」
「そうさ、俺の友達
かぼちゃさん
も待ってる」
「かぼちゃさんって誰!? 気になる!」
花厳望春と篠崎響也は仮装コンテストを見物しに来たところだったが、二人同時にぽんと肩に手を置かれ振り返った。
「ボーイズ、あんたらのいる場所は客席じゃない。ステージの上さ!」
「……げ、俺人前に立つの苦手なんだけど」
「まあいいんじゃないかな、望春。たまにはこういうのも」
とうっ、と変身ヒーローみたいなポーズを見せて、サンマさんは霧生家の三人の前に登場した。
「カモン!」
くいくいっ、サムアップしたサンマさんは、付いてこい、とばかりに三人を誘う。
「なにあの気持ち悪いマスコット……」
霧生穂月は大変嫌そうであったが、
「サンマさんに声かけられちゃった!」
と霧生里桜がノリノリなので、これは拒否できそうもない。
「お兄さんは写真とムービーに集中したいな」
でもついて行くよ、と霧生渚砂は言った。
サンマさんが
宮祀 智瑜
にかけた言葉は、シンプルどころではなかった。
「コンテスト出場決定したぜ~っ」
これである。道を歩いていたら、いきなりのご指名である。勧誘どころか決定事項を通知しただけという激しい決めつけ具合。
「決定……って?」
智瑜は事態を飲み込めていなかった。しかしサンマさんはそんなことに頓着するような男ではないのだ。
「言うまでもない、仮装コンテストだぜ。エントリーもしておいた」
そんなありがた迷惑(?)なコメントを残すと、彼はそのままつむじ風のように姿を消したのである。
「大丈夫……かな?」
「急にさそわれるのはえんげきフェスティバルの時みたいだねぇ」
「急なことでどうするかな」
会話を交わしているのは、お揃いの狼子ども衣装を着た椎名あさひと双葉由貴だ。
サンマさんは彼らを見るなり、
「参加するしかないようだぜ! ジョイン・アンド・エンジョイ!」
と力強く呼びかけたのである。
霧谷朧も強引に参加させられた一人だ。彼は両腕をポケットに入れてぶらぶら、歩いていたところを呼び止められたのである。
「アイ・ウォント・ユー」
第一次大戦時の米軍ポスターみたいなアンクルサム感をたたえて、びしっとサンマさんが朧を指さしていた。
「サンマさん!?」
と朧が認識したときにはもう、彼は腕をとられ会場への道へ導かれていた。
「ちょ、ちょちょい!?」
「フ……気にするな。俺は運命の使者、運命は、あんたにコンテストに出ろと言ってる」
「運命て」
やれやれ、朧は肩をすくめた。七音侑と工藤耀には「他の奴と合流する約束」があるとかなんとか言ったものの、あれは単なる口実にすぎず、実はヒマだったのである。こういうのも、悪くはないか――。
「次のターゲットはあのmerfolk(まーふぉーく)デス!」
と、トワ・E・ライトフェロゥが『Huit Feuilles』を飛び出していったのを、あなたは覚えているだろうか。
彼女がアサルトをかけたmerfolkとは、魚面人、というかまるごと魚人(ぎょじん)のサンマさんであった。
ドロップキックをかますような勢いで、トワは魚人にアタックする。
「Trick or treat! オカシをくれたらまるかじりデス!」
「まるかじりとは物騒なお嬢ちゃんだな。だが気に入ったぜ!」
お菓子はあいにく持っていないが、とサンマさんは、トワをコンテスト会場まで案内したのである。
「oh……ハロウィーンパーティデス!」
にぎわう会場を見るや、トワは大喜びでぴょんかぴょんかと跳ねた。これこそ彼女が見たいと思っていたものだ。
「トワも! トワも!」
トワは迷わず出場を決意した。
さて
神嶋 征一郎
は、そのトワの真後ろに並んでいた。
言われるまま参加者名簿に名前を記入して、大きな数字の書かれた名札を受け取る。
「なんでこんなことになったんだ……?」
思い返してみる。
ハロウィンだというので征一郎も仮装していた。理由はそれくらい。特に目的があるわけでもないから気まぐれだ。
想像上の怪物になったりするのではなく、キレのいいゴシックパンク風の衣装に着替えたのだった。黒一色のフェイクレザースーツ、そのほうぼうを飾るのは鋲やベルト、それに金具だ。これにやはり黒のブーツをあわせると、未来世界から来た少年のように見える。
着替えたのが気まぐれだったように、彼の歩みもまた気まぐれなものだった。一応パレードのほうに行ってみたものの、思った以上に人出があったので、軽く見物だけして帰路につこうとした。そこに、
「いい仮装だな。コンテスト出場にふわさしい!」
現れたのだ、やつが。サンマさんが。
「まさか俺に言ってる?」
「フッ、そのまさかだ」
「いや自分はそういうのはさ……っていうか全然聞いてないな!」
立ち去りかけた征一郎だったが、自分の意志とは正反対の方向に歩かされているのである。
なぜってそれは、サンマさんが両手で、彼の背中をグイグイ押していたから!
こうして征一郎は、コンテストに出場せざるを得ない状況に置かれたのである。
「……ま、こういうこともたまにはあるわな」
知らず、征一郎の口元に苦笑が浮かんでいた。たまにはこうして、流されるのも悪くはない。
このとき、
「神嶋先輩!?」
驚いたような声を耳にして振り返ると、そこにいるのは望春ではないか。響也の姿もある。
「奇遇だな」
「もしかして、先輩もサンマさんに……?」
イエスもノーも告げず、ただ征一郎は肩をすくめて見せた。そして提案したのである。
「どうせならパフォーマンス、この三人でやってみねえ?」
ハロウィン仮装コンテストは、ステージに上がってそれで終わりというわけではない。可能なら、そこで自由にパフォーマンスを披露することが推奨されているのだ。
「それはいいんだが……」
言いづらそうに響也が言う。
「ちょうど、この服装だとパフォーマンスががやりづらいな、と話してたところだ」
なるほど響也の仮装はミイラ男で、長い包帯がいかにも邪魔である。
そうか、と征一郎はあっさり解決案を示した。
「このために用意したんじゃねぇけどな」
彼は予備の衣装を、持参の鞄から取り出したのである。これは姉に渡されたものの、使いどころがなくて無駄になっていたコスチュームだ。意匠こそ違えど、デザインコンセプトは征一郎の着ているものとほぼ同一である。
「ほら、礼はいらねぇ」
響也に投げ渡す。
「悪い」
響也は受け取って、
「ところで髪は?」
「髪?」
「せっかくステージに立つんだ。セットしないのか」
「さあ、特にいじるつもりはなかったが」
「セットするか? ワックスを持ってきている」
そうだな、と征一郎は呟いた。
「……てめぇになら任せてやらねぇこともない」
こうして望春をしばし待たせ、征一郎は響也と肩を並べ、更衣室として用意されたコーナーへと消えたのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
161人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月09日
参加申し込みの期限
2015年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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