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【ハロウィン】いぬねこ合わせてハロウィンパーティ!!
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【思い出がたくさん】
「準備は万端ですね」
ねこったーで流れている噂を確認して、過去に二度
猫の王さま
と邂逅を果たした
綾辻 綾花
は、胸の高鳴りを抑えるように、猫鳴館の一室で準備を始めていました。
持って行くものはいつも身に着けている
猫の指輪
と、そしてピンク色をした普通の鉱石とはまた違う石を丁寧に袋に入れて握り締めて。
綾辻 綾花
は、急いでエノコロ岬と向かい、そして待ち焦がれたように、勇気をもって大きな岩に触れたのです──
気がつけば並んでいた列の中。綾花の姿は黒ねこになっていました。
バッグはないものの、指輪はしっかりと腕輪として手に収まっていて、石の入った袋はしっかりと手の中へとありました。
そして、さっそく広場の中に1匹しかいない猫の王さまを探して歩く綾花。
この広場の中には確かにカボチャしかいませんが、2回も猫の王さまに会っている綾花には、首から下だけであっても王さまを判別できる自信がありました。
今まで見てきた“体格や雰囲気やもふもふ感”むしろ、抱きついた事すらある綾花にとって、あのもふもふは忘れられないものなのです。
綾花にとって、猫の王さまとの再会は、もらった指輪に懸ける絶対の悲願でもありました。
そんな中、今まさに1匹のカボチャが、いぬとねこの足跡がプリントされたトートバッグを肩に掛けて、カボチャ混みの中をすれ違いそうになりました。
綾花には即座に分かりました。あれが、猫の王さまだと。
「王さま!」
「──!?!」
綾花は、カボチャ混みをかき分けて王さまの方へ向かいます。
そして、それを見つけた猫の王さまはカボチャ越しに目を見開いて、慌てて綾花の手を取り、カボチャ混みから引っ張り出しました。
「その毛並みはアヤカかニ…ごほんっ!
奇遇だな、アヤカもこの祭に来ていただなんて」
「……語尾にニャがついていないと、変な感じがします……」
語尾にニャがつけられない様子に、綾花の声のトーンがしょんぼりと下がります。
「仕方ないんだ。これもやつらのルールだからな」
こちらも不満そうに答える猫の王さま。
「アヤカもハロウィンか?」
「はいっ。王さまに会えると思って」
「……語尾がつけられない中で、正面きって言われると照れるな」
猫の王さまが恥ずかしそうにカボチャ帽子を被り直します。
「王さま、この石覚えていますか?」
勇気を出して、綾花は手にしていた袋から、猫の掌一杯に何とか乗る程度の
濃いピンク色の石
を差し出しました。
それを目にした猫の王さまは、驚いたように自分のトートバッグを漁って一つの袋を引っ張り出しました。
その中身は、同じ色をした不思議な形の石。
「初めて、あの場所で『人』と木を揺すった記念だったからな。お守りで持っている」
猫の王さまは綾花から石を預かって、カチャカチャと石を組み合わせました。
すると、最初は形状不明だったはずの石が、綺麗な星の形になったのです。
「──正直なところ、この石がこの形になる事はもう無いと思っていた。アヤカに感謝しなくてはな」
「……」
その言葉に、綾花の瞳がじんわりと潤みます。感動に泣きそうになった綾花は代わりに、カボチャ帽子を被った猫の王さまのお腹にもふっと抱きつきました。
もふもふ、もふもふ。
「やめるニャ! やめるニャ!」
猫の王さまが我を忘れてじたばたします。運が良かったのか、注意管理する主催の会のいぬねこには見つからずに済みました。
「危ない。これがもし人だったら、顔が真っ赤になるところだった……!」
「王さま。私、王さまのおススメの屋台に行って見たいです!」
「そうだな……今なら、シシャモのお店が丁度香ばしく焼き上がっているころだ。よし、案内しよう」
猫の王さまが立ち上がったところで、綾花が迷子にならないようにと告げて、そっと猫の手同士を繋ぎました。
「これは……中々に、恥ずかしい……」
確かにはぐれたら次に会うのは困難です。分かってはいましたが、猫の王さまは一際恥ずかしそうに空いた片手でカボチャ帽子を深く被り直しました。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月28日
参加申し込みの期限
2015年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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