this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【ハロウィン】いぬねこ合わせてハロウィンパーティ!!
1
2
3
4
5
…
23
つぎへ >>
【おまつりでのきまりごと】
そこには長い列が出来ていました。
遠くから、
「つぎっ。準備よーし、かぶりよーし、スッポリ度よーし! よしっ、つぎっ」
という、刳り抜かれたカボチャの帽子に、同じく刳り抜かれたカボチャの胴鎧を身に着けた良く分からない存在が、威勢良く声を上げています。
白浜 渚
はいつの間にか、列に並んでカボチャ帽子を持っている自分に気がつきました。
列には、二本足の犬と猫が沢山並んでいるのが見えます。
渚も思わず自分の手を見れば、それはふにふにの肉球がキュートな猫の手。触れば耳もきちんとついています。
「これは、猫ですね……」
「ふえぇっ!? こ、これ何……って、僕の手だ!
ど、どうしよう! 僕、犬になっちゃったよ……!」
渚の後ろで、動揺を隠し切れない声が響きます。
そこにはやはりカボチャ帽子を持った、二本足で右往左往するシーズー犬──
榛宮 智
の姿がありました。
「つぎっ。準備よー──ん? ここで準備をしないという事は、初めてのお客かな?
歓迎するぞっ、さっそくこのお祭について説明してやろう」
そして、後ろの犬は元は人なのではないかと思い、一気に人見知り激しく緊張を隠せなくなった渚と、動揺を隠せずカボチャ帽子をぷるぷると震わせている智の前で、その不思議な存在は、己を“いぬとねこの中立共存を目指す会”の衛兵役であると名乗りました。
役というのは、お祭の間だけの役職で祭が終わったら普通の一般会員に戻るとのこと。
「祭の役職はとても大事なことなんだ」
そして、自信ありげに衛兵は渚を中心に声が届く範囲で、列の犬猫たちに説明を始めました。
──曰く、
この会場である“どこでも無い広場”では、今ハロウィン祭の最終日であること。
ここでは、存在関係なく、来客は犬猫どちらかになって、カボチャをスッポリ頭から被ってお祭を楽しめる“いぬとねこの有史始まって以来、初の共存を試みた原点のお祭”であること。
このお祭の、してはならない“おやくそくごと”は3つ。
1つ、相手の種族を指摘したり、自ら種族を明かす事。
1つ、同族異種族を問わず喧嘩する事。
1つ、カボチャ帽子を取る事。
「これを守れないと、祭から追い出されてしまうから気をつけるんだぞ」
「カボチャを被ってのお祭りですか?」
それを聞いた渚は、猫の目を輝かせました。
本当はとても綺麗な容姿をしているのに、人見知りが激しい渚にとっては自分の姿はとても恥ずかしくて。それが、犬や猫に変身した上、カボチャ帽子まで被って顔を隠せるとは、どれだけ嬉しい事でしょう。
感動を隠し切れない渚の傍らで、衛兵さんは言いました。
「ちなみに、ここでは犬を『いぬ』猫を『ねこ』と呼ぶのが、なんとなくの決まりごとだ」
「どうして『いぬ』と『ねこ』なのでしょう?」
渚は一際、不思議そうに首を傾げて問い掛けました。
「会では、昔それについて議論したときに、鰹節とジャーキーの投げつけ合いにまで発展して以来『なんとなく可愛い方』という理由で残った風習らしい」
これは“会議は踊る”というものでしょうか。しかし、衛兵さんに言われてしまっては仕方ありません。こちらも以降“いぬ”と“ねこ”と呼ぶ事にしましょう。
「──準備よーし、かぶりよーし、スッポリ度よーし! よしっ、つぎっ」
こうして、渚は、心地よい掛け声を背後に、うきうきと会場広場へと入って行きました。
しかし後ろにいた智は、まだ状況に追いつけていません。
それもそのはず、渚は
ねこになったこと
がありますが、なかなかそんな経験もあるものではない智に、同じ適応力を求めるには無理があるというもの。
「よ、良く分からないけれども、ぼ、僕怪しい者じゃありませ……!」
手に持つカボチャが震える余り、ついに上下に揺れ出したシーズー犬の智に、衛兵さんは納得した様子で頷きました。
そのカボチャを軽く取り上げて、問答無用で智にスッポリ被せ、
「──スッポリ度よーし! よしっ、つぎっ」
こうしてポーンと、智は半強制的に広場に放り込まれてしまったのです。
1
2
3
4
5
…
23
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【ハロウィン】いぬねこ合わせてハロウィンパーティ!!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月28日
参加申し込みの期限
2015年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!