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ちゃよなら、フツウのひ
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●津止先生といっしょ(おえかき編)●
【北校舎裏】
「おい真辺、君まだ寝てたのかよ! 起きろ!」
校舎裏でのんびり昼寝をしていた
真辺 伸幸
は、
逆巻 天野
にたたき起こされた。
「……ぬ? 何やら小さくなってるんだけど、どうしたの俺……!」
一足早くねこったーをチェックしていた逆巻から、ホラと携帯で『八神の書き込み』を見せられ、何やらまたろっこんの暴走が起こっているらしいと、だんだん事態が呑み込めてくる真辺。
ただ、今はそれより気になるのは、何故だか手足や顔のいたるところがボロボロになっている、小っちゃなあまくんの方だった。おこられるかなーと思いつつ、思わずその傷痕をなでなでする真辺だったが、逆巻は最初はビクッと反応したものの、あとは何かに耐えるように黙って、おとなしく目をつぶっている。
「……記憶まで3歳児に戻らなかったのは、幸いだったよ」
それだけをぽつりと言って、逆巻は立ち上がり、真辺を誘った。
「とりあえず、正門に行こうよ。ねこったーによると、この現象は段々知能が幼くなるらしい。
このまま子供がたくさん、外に行ったら大変な事になる。みんなが外に行くのを止めなきゃ」
「ぬん! 俺もついて行くよ!」
【正門】
「……で、真辺はどこいった?」
とか言ってたんだけど、正門に着いてみたらいつの間にか、
逆巻 天野
は真辺とはぐれてしまった。
「ココで止めていれば何とかなるか……あ、梅影」
そこに走ってきたのは、半ズボンにワイシャツとニットベスト姿の
梅影 裕樹
だ。ちんちくりんな姿になってはいるものの、名札に『ゆうき』と書いてあるので、すぐに判別できた。
「窓から見たら、泣きながら学校の外へ出ようとしてるヤツがいたからな。
外に出ると危ないぞって呼んだんだけど、そのまま気付かずに行っちまった。
三つ編みの後ろ姿だったけど、そんなお下げの女の子、こっちに来たか?」
「さあ……僕も、たった今ここに来たばかりだからね。
ただ……ああ、全く。外に出て行こうとしてるのは、その子1人だけじゃないみたいだ」
イヤな予感に梅影が振り向くと、そこにすっぽんぽんの
忍足 春
が、こちらに向かって並木道をやって来た。
「ふくをぬいで……はだかでそとをあるくと……
なんだかきもちいいです
……!(ハアハア)」
「よし。とりあえず、殴って止めていいかな?」
「いちおう幼児だからな。ちょっとそれはどうだろう」
あと、その全裸幼女にその手を引かれて、戸惑い顔でやはりこちらに歩いてくる4歳児は、真っ白な髪にワンピース姿の
桜 月
だ。
「君は誰だ? 私は別に遊びたくなんか……いや、夢なんだし良いか」
あまりにどうかしている状況に、これを夢だと思い込んでいるらしい。
「こんなすがたで、だれかにみられるかもしれないとおもうと……とてもドキドキしますよね!」
「……確かにこういう風に同年代の子と外に出るのは、楽しいな。
私は、陽に当たると火傷したみたいに日焼けしてしまうから、
君のように服は脱げないし、長い間外には居られないけれど、それでも楽しい」
生まれつき色素の薄い体質で、気味が悪いと両親からも避けられていた桜月にとって、春が言う通り、こうやって外に出るのはとても新鮮な体験なのだ。まあ、その楽しさの方向性はまるで異なるんだけど。
「……もちろんじっさいにみられるのもさいこうですよ!」
この露出狂に服を着せようとこちらに走ってきた梅影と逆巻に気付いて、さらに興奮が増す忍足春。
「ああ、もっとさげすみのめでわたしをみてください!
くちぎたなくののしってくださってもけっこうです!」
「ちょっ……ばっ、やめ……とにかく服を」
「きたないものだ、くさいものだとむしされてもよくじょうします!
わたしはさいていできもちのわるいおんなですぅ……」
そんなドM女児のすこぶる気持ち良さそうな様子を見て──それまで遠巻きに見ていた他の子供たちが、
「「ぼくも! わたしもぬぐ! だって楽しそーだから!」」
と我も我もとジャマっけな服を脱ぎ出し、ドドドドドッとすっぱだかになって校門に押し寄せてきた!
「うわあ……みんなー! 中で楽しいことがあるって! 外じゃなくて中で遊ぼうよ」
「おまえら! かってにそとにでちゃだめだぞ! せんせーにおこられるんだからな!」
逆巻と梅影の2人が、その集団に立ち塞がって必死に押し留めようとするが、あまりにも多勢に無勢すぎる。
「だりぃ……こりゃとっとと帰って家で音楽聴いてた方がマシだ……。
どうせこんな事になってんなら授業どころじゃねぇよな。フケんなら今のうちだな」
と、その横の校門を、スタスタと
稀音家 歌乃
が、どこ吹く風で出て行き、
「へぇ〜、小っちゃい子達はこんな目線だったのか〜。ちょっと出かけてみよっかな♪
いずれ元に戻るんだろうし、そうだなぁ、僕の住んでる星ヶ丘方面にでも行ってみようっと」
と続いて
御崎 瀬良
も、ウキウキと通過してしまったり。
「ダメだってば! お外は怖いからダメだよ!」
さらに子供たちにモミクチャにされているうちに、逆巻天野まで幼児化が進んで、小さい頃の記憶が次第によみがえってきてしまう。
「お願いだから、行かないで……はなしきいて、うわぁん」
もう人が怖くなってしまい、ついに泣き出してしまう逆巻。
そして梅影もまたギャフンと押しつぶされ、ワーキャー学校の外に次々と溢れ出ていく幼児たち……。
ああ、この子供たちの放流は、もはや誰にも止めることはできないのだろうか?
【正門前・横断歩道】
さて、逆巻とはぐれてしまった
真辺 伸幸
の方は、なぜか校門を行き過ぎて、とっくに学校の外に迷い出てしまっていた。
「……ぬん! あまくんとはぐれちゃ……にゅ。
したも微妙にまわらにゃくなってりゅ。
これしゅごい歩幅もちったい……!! ぬん!!」
みるみる幼児化も進行してしまい、横断歩道のペイントをまたいでチビ真辺が遊んでいると、
「ぬん……どうしちゃの?」
その道路に丸まって、ガシガシとチョークで何やら書き付けている子供を発見した。
「わあ! おにーしゃんしゅごい! 電線にとみゃってりゅ鳥しゃんいっぱいだねぇ」
その子供とは
津止先生
なのだったが、幼児化した真辺にはもう先生の記憶も無く、その「電線に止まってる鳥さん」が、何かの楽譜であることも分からない。
ただ、とても集中しきっている、たぶん年上っぽいその子の様子に引き込まれて、体育座りですわりこみ、
「ぬん……?」
改めて周りを見回せば、他にも同じように、道路にイタズラ描きをしている子供たちがいた。
「うわあ、これなあに……しゅごい! がっこうだ、おっきいねぇ」
真辺に話しかけられて、恥ずかしそうにはにかみ、困ってしまうのは、
小山内 海
だ。
返事をしないのは、この年齢の頃から彼女が、声を失っていたためかもしれない。けれど、その代わりのように休まず手はガリガリと動き、よつんばいになった小っちゃな身体の下いっぱいに、たちまちチョークで目の前の校舎の絵を描き上げていく。
そしてチビ海は、ちょっと考えてから、その校舎の屋上で幸せそうに寝ている、男の子と猫の絵を描き足して、えへ……とちょっぴり真辺に微笑んだ。
「何々おえかき〜? あたしもやるーっ! しがつもまぜて!」
そこに元気よく跳び込んできた、オーバーオールの3歳児は
常盤 四月
だ。海の校舎の横に、クレヨンでさらにお花やおうちをどんどん描き、そこにピョンスカ跳びはねる
キツネやタヌキ
の可愛らしいラクガキ。
「ママがベッドの下に隠してた はだかんぼのご本の男の子も描いちゃおー」
とたちまち学校前の横断歩道を、しがつ色に染め上げていく常盤四月!
「びーえるってなーに? これ、パパにはナイショ ママとしがつのヒミツなの!」
ワーーーーーーーーーーーー。
そこで、校門を集団突破してやって来た、幼児たちの足がピタッと止まった。
「「ワーイ、ぼくも/あたちもおえかきするーー!!」」
小山内海や、常盤四月のいかにも楽しげでカラフルな絵に、いっぺんに興味が移り変わり、たちまちいっしょになって、自分たちもラクガキを始める子供たち。
「これ、パパとママとしがつ みんなにっこにこ 上手に描けたでしょー?」
そこらの電柱や塀や門にまで、ラクガキを始める四月から、子供たちもクレヨンを分けてもらって、道路いっぱいにみんなで広がり、さあおえかきタイム。
──結果、学校の外に出た子供たちの放流が、この地点で食い止められたのだった。
「よ、よかった……」
子供たちを追いかけてきた、
逆巻 天野
と
梅影 裕樹
の2人がそこでヘナヘナと座り込み、
「あ、あまくんがいたよー」
ようやく再会した真辺が、そのチビ逆巻にテケテケと近寄っていく。その横では未来の女子高生漫画家がおおいばりで、
「これ? しがつのサイン! 十年したらプレミア付くからね
ちゃんととっとけば大金持ちになるよ!」
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鈴木二文字
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ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
推理・サスペンス
定員
1000人
参加キャラクター数
187人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月01日
参加申し込みの期限
2013年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月08日 11時00分
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