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紅葉狩りに行こう! ※紅葉は食べられません
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【人それぞれの秋】
展望台前駅に到着したゴンドラから降り、
蜂矢 時生
はカメラを手にゆっくり歩いた。澄んだ青空に紅葉の
コントラストが、シャッターボタンを押す指を誘う。
今まで乗っていたゴンドラを見送ると、山頂から麓にいくにつれ、グラデーションがかかったように木々の色が変化しているのが見てとれる。
「……うん。いいな」
紅葉をバックにしたゴンドラを一枚。
紅葉相手に気の向くままにシャッターを切っていると、動かしたカメラのフレームに、準備運動をしている
奈良橋 博美
が入る。
「ねぇ、きみ。どうして準備運動なんてしているの?」
「どうして、って、紅葉といえば山だろ。山といえば修行じゃないか。これからうさぎ跳びで下山しようと考えているんだ。準備運動は必要だろう?」
「そうなのか?」
蜂矢の頭では山と修行を結びつける事は出来なかったのだが、得意げに胸をはっている奈良橋に水を差すのはためらわれたので、口をつぐむ。
「そうだ、君の写真を撮らせてもらえないかな。さっきの準備運動している時の表情、とても良かったよ」
「ん? まぁ、俺でよければ協力するが」
撮影の許可を得て、紅葉を背景にできる場所に移動したのだが。
「うーん、ちょっと表情がかたいな」
「わ、悪かったな!」
数枚撮ったものの、奈良橋はカメラを前に緊張したのか、自然な表情はもらえなかった。まぁ、変なポーズを
決められるよりかは良いのかもしれない。
「今の写真、スマホに送れるけど、いる?」
「そうか? せっかくだし、お願いするよ」
蜂矢は奈良橋からスマートフォンを預かり、カメラを操作して写真を転送した。紅葉の写真はどうかと聞くと、ゴンドラの一枚をと頼まれたので、それもついでに。
「礼を言うぞ。俺は奈良橋 博美だ」
「おれは蜂矢 時生。こちらこそ、写真を撮らせてくれてありがとう」
「では失礼するよ。修行に励まねばな」
登山道へと走っていく奈良橋に手を振って見送り、蜂矢は眼鏡をくいっと上げてまわりを見回した。
「さて、次は何を撮ろうかな」
◆
倉前 七瀬
もまた、登山道を歩いて下りていた。紅葉の中で本でも読もうと、人気のない場所を探して脇道へ入る。
ちょうどいい大きさの岩を見つけて座り、ショルダーバッグを開けたのだが。
「おっと、僕としたことが本を忘れてしまいました。ろっこん使って召喚しますかね」
バッグを閉じて、『空気を読む』と強く念じる。――と、ぽふんと音を立てて倉前の手中に一冊の本が
現れた。
「さてさてどんな本か……周りがこんなですし、静かな雰囲気のお話ですかね」
しかし、ページを開いた倉前の目に飛び込んできたのは、予想とは違う物語だった。
_______________________________________
【僕たちが手をつなぐまで】
今日こそ。
今日こそは、あの子を映画に誘おう。
ポップコーンを半分こにしようと提案して、席の間の肘掛にセットするのだ。映画館は暗いから、ポップ
コーンを取ろうとして手が触れてもおかしくないはずだ。
映画が終わるのは夕方だから、駅前広場はそこそこ混んでいるだろう。
『はぐれないように』という理由で手をつないだって、自然な成り行きだと思う。
教室まで30m、10m……あぁ、もう引き戸の前だ。
いいや、僕はやるのだ。絶対にあの子を映画に誘ってみせる!
_______________________________________
「これはずいぶんとまぁ……青春というか、甘酸っぱいというか……」
うーむ、と倉前は腕組みをした。
彼のろっこんは『漠然とその場の雰囲気を記した本が出現する』というものだ。紅葉と静謐に満たされた
この場なら、しっとりした詩集もしくは純文学かとふんでいたのだが。
「これはもしかして、まわりにキャッキャウフフしている人たちがおるとでしょうか」
手中の本を消し、じっと聞き耳を立ててみる、と。
「俺はやっぱり女子のおっぱいが好きっす! きょぬーに限るっすね!」
「ふっ、甘いなホズミヤ。いいか? 乳に貴賤はない。女の子が生まれ持ったおっぱいは、その子に一番合ったおっぱいなんだ!」
「……ッすげー! 俺にはたどり着けない境地っす、かっけー!」
こちらが恥ずかしくなるような力説が聞こえてきた。
「じゃあじゃあ、安本センパイは何フェチなんすかー?」
「俺か? 女の子らしい仕草に弱いんだよなー。彼氏の袖を引っ張ったり、髪を耳にかけたりされたら、コロッといく自信がある!」
「イイわよねぇ、そういうちょっとした女の子らしさって」
声の主を探して歩く倉前は、枝を伸ばす楓の下、レジャーシートとお菓子を広げる男子三人を発見した。
「こんにちはー。なにしとーとですか?」
その中で、きょぬーに限ると豪語していた男子と、目が合った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月23日
参加申し込みの期限
2015年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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