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紅葉狩りに行こう! ※紅葉は食べられません
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【少年たちの決意】
くじ引きで決まったバスの席に荷物を置いて、
安本 マコト
は拳を固めた。『思う存分女子を鑑賞するぞ!』と決意を新たにしたのだ。
幸いにして、バスに乗り込んだ生徒のうち半数ほどは女子生徒だ。希望者を募った紅葉狩り、ということで
学年もクラスもバラバラだけれど、そんな事は安本にとって何の障害にもならない。
(よし、女子の誰かに話しかけてみよう)
バスが動き出すのを待ってから立ち上がると、横から肩を叩かれた。
「はぁい、こんにちは。私、
早坂 恩
っていうの。2年4組よ」
ん? と振り向くと、長い髪を三つ編みにした生徒の姿。パッキーを差し出されたので、礼を言って食べる。髪は長いがズボンをはいているし声も低い。男子生徒なのだろう。
「せっかく隣同士の席になったんだし、良かったらお話しない? 私の隣の子は、1年10組の
六月一日宮 檸檬
ちゃんよ」
早坂の隣の席から黄色い目の少年が立ち上がり、軽く会釈をした。
「俺は2年8組安本 マコト。今はいないけど、クリスマスまでには彼女を作る男だ!」
「す、すげぇ……センパイの気合がビンビン伝わってくるっす」
前髪をかきあげながら自己紹介すると、六月一日宮が尊敬の眼差しを向けてくる。まぁ、男同士親交を深めるのも悪くないだろうと、早坂の方に目を向けた。
「うふふ、彼女作りたいってことは、マコトちゃんは好きな人とかいるの?」
「むぅ、今はいない。……ホズミヤ、だったか。お前はいるのか? 好きな子」
腕組みをした安本が六月一日宮に話を振ると、一応いますよ、と小声で返されたので、身を乗り出した。
「おぉ……ホズミヤはその子のどこが好きなんだ?」
「えっと、食べてる姿が可愛くて……それと笑顔とか訛ってるとことか」
「ほほぅ。青春だなぁ」
「いいわねぇ。檸檬ちゃんかわいい!」
それからバスが九夜山につくまでの間、お菓子を食べながら三人の話は続いた。六月一日宮の好きな子について、安本は告白を応援し、早坂はどんな子なのかしきりと聞きたがる。
恋バナが盛り上がったあたりでバスが止まった。引率教師の「降りる準備をしろ」という呼びかけが聞こえる。九夜山の駐車場に到着したのだ。
ふぅ、と息をついて荷物を取ろうとするする二人に、安本は声をかけた。
「ロープウェイで山頂まで行ったら、人気のないところで話の続きをしないか?」
「続きって、何っすか?」
「フフフ……男が三人寄ってする話といやぁ、女子の話題に決まってるだろ。フェチ話とかしようぜ」
「あら、いーんじゃない?」
くすりと笑った早坂が拳を突き出す。安本と六月一日宮も、それにならい、拳をつきあわせた。
◆
九夜山ふもとの駐車場で、
八神 修
もまた、拳を握っていた。
紅葉に染まる山を一緒に巡ろう、と約束した同級生、
野々 ののこ
と
七夜 あおい
。バスに忘れ物をした彼女達の帰りを待つ間に、八神は大きく深呼吸した。
(俺は頼れる紳士、俺は頼れる紳士、俺は頼れる紳士……)
心の中で何度もつぶやいて、ぱんぱん、顔を叩いて気合を入れる。
あおいと待ち合わせの約束をとりつけた時「ののこちゃんも一緒でいいかな?」と言われたことは、八神にとっては100%想定内の返答であった。むしろそれを当てにすらしていたくらいだ。
(ありがとう、野々! 頼りにしてるぞ!)
なぜかというと……好きな子と二人きりで紅葉狩りだなんて、15歳少年の繊細な心には負担が大きすぎる
からだ。「修君、おいしいものいっぱい食べようね!」と笑ってくれるのんきなクラスメートは命綱に等しい。
「……あれ? 綾辻じゃないか」
バスから降り、こちらに手を振るののこに手を振り返した八神は首を傾げた。黒い髪の女子がひとり増えている。確か、1年4組の
綾辻 綾花
だ。
「待たせちゃってごめんね、修君。途中で綾花ちゃんと会ったんだけど、彼女も一緒に回りたいんだって。いいかな?」
「あぁ、もちろんだ。大勢の方が楽しいからな。みんなで行こうぜ」
ツインテールを揺らすあおいの頼みを快諾し、八神は笑顔で綾辻と握手をした。
「ありがとう、修君。今日はよろしくおねがいします」
「こちらこそよろしくな、綾辻」
もちろん、笑顔の理由は女子三人に囲まれるからではなく『人数が多い方が精神的負担が減る』からである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月23日
参加申し込みの期限
2015年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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