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【ハロウィン】パンプキン・ファンシードレス・キャンペーン
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ハロウィン一色に染まった秋のアウトレット。
お祭り事が好きな寝子島の人々にとって、ハロウィンは町ぐるみで企画するほど大きなイベントの一つであった。今年はシーサイドタウンにあるアウトレットがその会場となっている。
秋の日の休日。せっかくの大きなイベントだからと集まったのは、
後木 真央
、
椿 美咲紀
、
常闇 月
、
八神 修
の四人だ。
「月ちゃんの格好、とっても可愛いのだ!」
「ほんと! いつもは静かな感じだけど、そういうのも似合うのですっ」
後木と椿から絶賛を受けている常闇の格好は、黒いゴシック調のワンピースであった。とある機会に入手したものであるが、せっかくだからと着てきたものだ。
2人からの言葉に目をぱちくりさせながら、それならよかったです、と答える常闇はあくまでもクールだ。
「柄じゃないとは思いますが……まあ、服に罪はありませんしね」
オータムフェスタのときは半ば強引に着せ替え人形にさせられてしまったようだが、どうやらまんざらでもなかったらしい。常闇のそのかすかな少女らしさを八神は内心でほほえましく思いつつ、よし、と口を開く。
「せっかくこんな大きなイベントに来たんだ。まずはどこから取材するか――」
「はいはーい! 真央ちゃんは『かりる!』コーナーに行きたいのだ! 真央ちゃんも可愛い服着たいのだー!」
常闇の衣装に触発されたのか、後木は元気いっぱいに自分の意見を主張した。
椿もそれに便乗して、私も私もっ、と目を輝かせている。
「こーいうイベントは取材する側もなりきらなきゃですっ、ね!」
「ねー!」
顔を見合わせてうなずきあう2人。「かわいい」を目にした女子は止まらない。察した八神は苦笑いしつつ、わかったよ、と首を縦に振った。
「じゃあまずは衣装を借りようか」
こうして「かりる!」コーナーに向かった4人。
ハンガーにずらりと並ぶ衣装は、今日に限ってはハロウィン一色である。ゴシックのフリルのボリュームに圧倒されつつ、八神は一着適当に手にとってみる。
「すごいな……今日1日のために買う人はこんな服まで買ってしまうんだな」
「えー、来年も着れるですよ? ……ま、私は来年になったらきっと胸がきつくなってるのでレンタルでいいのですっ」
どやぁと得意げに笑って言う椿に八神は困ったように笑って首を傾げるだけだ。
「ちょっとシュー君、なんですかその顔!」
「い、いや別に……俺からは特に言及しないでおくよ」
八神としてあくまで紳士的な対応をしたつもりであったが、軽く流されたように感じた椿はどこか不満げだ。むうっと頬を膨らましていたが――
「美咲紀ちゃん、これなんかどうなのだ?」
と、後木がすすめてきた衣装にあっという間に心移りしてしまうのだった。
わいわいと女子2人が衣装を選んでいる隣で、常闇は小物類を手にとって見ていた。
彼女が手にしているのは、ハロウィンらしいドクロの仮面。ダークなモチーフであるが、仮装用ということもあってどこか愛嬌のある作りをしている。
「それ、月ちゃんに似合いそうなのだ!」
「ドクロかー、それならこれとか……それっぽくていいかもです」
そんな常闇に気づいた後木と椿が、更にフードマントや小道具の鎌を付け足していく。ダークゴシック調の浮世離れした小道具は、彼女が着てきた黒いフリルのドレスと思いのほか相性がいい。
そしていつの間にやら――
「……変、じゃないでしょうか?」
鏡の前には、小柄で愛らしい死神が映っていた。
「ううん、全然! すっごく可愛いです!」
少し困惑気味の常闇に、椿は首を振って笑顔を見せる。
目の前の自分の姿を見て、常闇はマントの広がりを試すようにくるりと回った。
マントとスカートがふわりと広がり、手にした鎌の刃が鈍く輝く。
「――トリックオアトリート。お菓子か死の選択を」
じゃきん、と鎌を構えて静かにそう言う彼女に、刃を突きつけられた椿は思わず目をぱちくりとさせる。そんな友人の様子に、常闇はこほん、と小さく咳払いした。
「……すみません、度が過ぎました」
「でも月ちゃん、今のすっごくカッコよかったのだ! 本当の死神さんみたいなのだ!」
そう言う後木はミニスカートの魔女っ子姿で、手にはワンドを持っている。すっきりとした着丈はよく動き回る元気な彼女にはぴったり似合っていた。
一方椿は紫を基調としたドレスで、露出は控えめだが背中には悪魔をイメージしたような可愛らしい羽が生えていてとても可愛らしい。
魔女っ子に小悪魔、そして死神。示し合わせたわけではないが、自然と統一感の出た衣装に少女たちは満足げだ。
「みんな似合っているな、とても可愛いよ。……さて、じゃあ俺も合わせるかな」
きゃっきゃとはしゃぐ女性陣を一歩離れたところから見守っていた八神は、自分も衣装を着るべく棚に近づいた。
そして彼が選んだのは――大きな羽と翼が印象的な夢魔のような衣装であった。
試着室から出てきた彼の姿に、コーナーにいた女性客の間から黄色い声がちらほらと聞こえてくる。
「修ちゃん、すっごくカッコいいのだ! 王子様なのだ!」
「王子って、ちょっと照れるな……真央も可愛いよ」
「わ、そーいうとこなんかタラシっぽいです」
いたいけな魔女っ子に、キュートな小悪魔、クールな死神。
そしてそんな彼女たちに囲まれた八神は――さながら冥界のプリンスのようであった。
なんてうらやましいハーレム……とすれ違う男性陣から羨望の眼差しを受けたことは言うまでもない。
「すっごーい、いっぱい人がいるね!」
オレンジと黒の仮装行列の中、目をきらきらさせて辺りを見回しているのは
小島 海美
だ。彼女はまだ小学1年生、ともすれば興味のある方に駆け出したくなってしまう年頃なので、隣にいる母親はその小さな手をしっかりと握っている。
「お店、いっぱいあるねー。どこでなにを買えばいいんだろう!」
きょろきょろと辺りを見回すその大きな瞳が、何かを見つけてぱっとひときわ輝いた。
「あ、まおちゃんだ!」
行列の中に見知った顔を見つけた小島は、母親の手を振りほどいて走っていく。
見知った小さな女の子が駆け寄ってくるのに気づいた
後木 真央
は、にゃ、と嬉しそうな笑顔を見せて大きく手を振った。
「海美ちゃんも来てたのだ!」
「うん! まおちゃん、その格好すっごく可愛い!」
ミニスカートの魔女を模した後木の出で立ちに、小島は目を輝かせて言う。
「ありがとなのだー! とっても気に入ってるのだ」
後木は嬉しそうに笑うと、くるりとその場で一回転して手にしたワンドを振ってみせた。
「いいなあ、いいなあ! わたしも着てみたいな……」
ねえお母さん、と小島は後を追ってきた母親を振り返ってそう尋ねる。
そんな娘のおねだりの眼差しに、母親はうーんと困ったような表情だ。
「でも……どうせすぐ大きくなって1回しか着れないでしょう? それにこういう衣装だって高そうだし」
小学1年生、成長期真っ盛りの小島である。1年後のハロウィンイベントの頃にはサイズが小さくなって着れなくなってしまうかもしれない。
「大丈夫ですよ、お母さん。この衣装、レンタルもあるんです」
悩む母親にそう声をかけたのは、後木と行動をともにしていた
八神 修
だった。その隣には同じく新聞部の仲間である
常闇 月
と
椿 美咲紀
の姿もある。
「おさむおにいちゃん! それにつばきおねえちゃんも!」
見知った友人の姿に、小島は嬉しそうな声を上げる。
母親は相変わらずぐんぐんと広げている娘の交友関係にまた驚かされながらも、娘がお世話になっています、と頭をさげた。
「それでこの衣装……レンタルもあるんです?」
「ええ、だってこんな衣装、買ったら高いじゃないですか」
椿はそう言って人懐っこそうな笑みを見せる。
「試着だけで写真も撮っていいみたいですし、行ってみたらいいですよ」
「海美ちゃんのコスプレ、真央ちゃんが撮ってあげるのだ!」
高校生たちの後押しもあり、そういうことならと母親はうなずいてみせた。
「やったー! じゃあおかあさん、早く行こうよ!」
母親のオッケーを見るや否や、小島は子どもらしい勢いで母親の腕をぐいぐいと引っ張るのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月15日
参加申し込みの期限
2015年05月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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