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【ハロウィン】パンプキン・ファンシードレス・キャンペーン
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ハロウィンの醍醐味ははやり仮装である。
購入・レンタルともに出来る仮装ブースは多くの人でにぎわっており、その中には真剣な顔で衣装を選んでいる
真境名 アリサ
の姿もあった。
「うーん、これはちょっとセクシーすぎ? いやいやこれくらいはイケるかな……」
彼女がイメージしているのは、先日見たSF映画に登場する色っぽい女海賊のコスチュームである。子どもも楽しむイベントとしてはやや刺激的な路線ではあるものの――勤め先であるガールズバーの企画で着用するものだ。多少色気が強めでも問題はない。
(ってか、そっちの方がどー考えても喜ばれるのよねー)
映画の中で活躍していた女海賊の衣装は、きわどいビキニ姿に黒のロングコートという出で立ちである。中のビキニはワイルドな豹柄、そしてじゃらじゃらとしたシルバーアクセをあしらったその姿を思い出しながら、真境名はセットではなくバラ売りの商品をひとつひとつ手にとっていく。
「さすがハロウィンだけあって、黒系の小物には事欠かないわねー」
イメージ通りの黒のレザーマントをハンガーごと取って満足そうに笑う。
早速試着室に入って着替えてみると――思った以上に似合っている。鏡に映る真境名は今だけまるで映画で暴れまわっていた女海賊そのもので、映画女優にもひけを取らないそのスタイルの良さが際立ってみえる。
「ん、いい感じね。……ただ外を出歩くにはちょっとセクシーすぎ?」
少し考えたものの、季節はハロウィン――多少の露出ならばお祭りの雰囲気で流してくれるだろう。もともと水着で働いている彼女自身、肌を見せることに抵抗はない。まいっか、と気軽に決断を下すと、試着室のカーテンを開けた。
お買い上げですか? とニコニコと歩み寄ってきた店員は、彼女のその姿を見て思わず目を丸くする。来店時には服で隠されていた曲線――要は豊かなバストとぎゅっとくびれたウエストに目が釘付けのようだ。
「あー、もうコーディネイトしちゃったんで、着たままお買い上げって形でいいですか?」
はい、と代金をレジに差し出しながら真境名が言うと、はっと我に返って職務を思い出した店員はこくこくとうなずいてみせる。
「も、もちろんです。お、お買い上げありがとうございました!」
年若いアルバイトの男性店員はたじたじといった様子でお金を受け取った。
そんなやり取りがあったすぐそばで、やはり真剣に衣装を選んでいる女性がひとり。
真境名に負けず劣らずの美人である
城山 水樹
もハロウィンの仮装を物色中であった。
「うーん、去年はちょっとやりすぎちゃったから……今年はホラーは封印ね」
去年の仮装はハロウィンらしくゴシック強めでいこうとホラー要素を取り入れたのだが――堕天使をイメージしたその仮装は少々気合が入りすぎてしまったようで、すれ違う子どもに泣かれるほどの恐ろしさになってしまったのだ。
というわけで、今年はもう少しライトな感じでいこうかしら、というのが城山の考えであった。
ずらりと並ぶ服はどれも魅力的なものばかり。おなじみの魔女っ娘やアメコミ調のキャットスーツ、色っぽいバニースーツ…そしてこれは女海賊?
(んー、でも女海賊は……あそこの素敵なおねーさんとかぶっちゃうし)
あたりの男性の視線を釘付けにしている真境名の姿をちらりと見る。
とはいえ、ただ可愛らしいだけの格好より少々スパイスが効いたものに惹かれてしまう――去年はそのスパイス加減を間違えて大変なことになってしまったのだが。
悩んだあげく、彼女が最終的に手に取ったのは軍服をハロウィン風にアレンジした衣装だった。機能美のつまった軍服に、悪魔をモチーフとしたデザインがところどころにちりばめられている大人っぽい一着。並大抵の女性なら敬遠してしまいそうな衣装であったが、城山は違った。
「……うん、いいじゃない?」
試着してみて、鏡に映った自分の姿を確認する。
ややサディスティックな印象すらある硬質なそのコスチュームを、175センチという長身と女優のように整った顔立ちを持つ城山は完全に自分のものにしていた。昨年は少し間違った方向に気合を入れてしまったが……今年はそれなりではないだろうか、と鏡を見ながら彼女は思う。
「えーっと、どうかしら。店員さん」
とりあえずカーテンを開いた先に立っていた店員に、城山は何気なくポーズを取ってみせる。先ほど真境名の刺激的な衣装にすっかり動転していた彼は――目を見張るような美女が再び登場したことで、更に目を白黒させている。
「え、ええっと! と、とってもお似合い、です……!」
「あらそう、ありがと。じゃあこのまま借りたいんだけど……学生料金、あるんでしたっけ」
「は、はい! あの、学生証さえあれば!」
学割は学生の特権である。使わない手はない、と城山は学生証を提示すると、いくらか割安になったその衣装のまま意気揚々とブースを後にした。
「あら、お姉さん。素敵な衣装ね、似合ってるわよ」
ふと声をかけられ振り向いてみると、そこには先ほどの女海賊――真境名の姿があった。
衣装の路線が似通っているということもあり、真境名も城山の軍服姿には少し興味があったのだ。この部分とか可愛いー、とほめられると悪い気はしない。
「あなたの海賊もすごく素敵よ。……ちょっとセクシーすぎる気もするけど」
「ま、それはちょっとね。オトナの事情、てやつ?」
そう言って微笑む真境名の表情は、衣装の色気もあってひどく魅惑的だ。
そんな2人の様子を、周囲の男性たちが放っておくわけがない。中でももとから仮装行列の中の可愛い子を撮影する目的でやってきている――いわゆるカメコの男性たちは、カメラを構えて2人をファインダーに収めようとしている。
「あ、あの! せっかくですのでツーショットで撮ってもいいですか?」
突然の申し出に、2人は慣れた様子でポーズを取ってみせる。ガールズバー勤務の真境名と読者モデルの城山。男性からの熱い視線を受けることには慣れているのだ。
「女海賊と軍服美女! なんかテーマ性あっていいですねー!」
「合わせって訳じゃないんですよね?」
「ええ、今そこで会っただけ」
さらりとそう言って笑う真境名。
たしかに海賊と軍人っていい組み合わせかも、とポーズをとりながら城山は思った。
(やっぱりホラー路線は封印して正解だったみたいね!)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月15日
参加申し込みの期限
2015年05月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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