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◆断章「リベレイター」
ハガル消滅と共に統制の取れなくなったリベレイターの一団は瓦解し、各個撃破され戦局は終局を迎えた。
負傷者を収容している間にテューアの指示を受けた者達は中型船に乗り込み、その甲板から空に空いた穴を見詰めていた。
それは改めて見ると大きな穴でよくもまあ、これだけの物を空に開けたなという印象であった。
「それでは塞ぎます。これがなくならないと意味がありませんからね」
テューアはそういうと穴を塞ぐ作業に入る。とはいっても不可思議な白い光を照射しているだけで一見すればライトアップしている様にしか見えなかった。
が、徐々に穴はその姿を小さくしていく。
その場の者達は地平線を見る。光はまだなく、明け方までになんとか間に合ったという事にそれぞれが安堵した。
穴の大きさが人が数人は入れるであろうサイズにまで小さくなった時、辺りに荒れ狂う暴風ともいえる風が巻き起こった。
その風が止むと、穴の前には消滅したはずのハガルが五体満足、全く傷を負っていない状態で浮かんでいた。
隣には満身創痍のリヴァが控えている。彼女の表情はいまにも飛び掛かってきそうな猛獣を思わせるほど憤怒に彩られていた。
「寝子島の諸君、実にいい闘いであった。我は満足しているぞ? よもやイヴァの撃退だけでなく、我が分身をも撃破するとは……予測以上の働きだ」
武器を構えているイヴァを右手で制しながら彼は静かにゆったりとした口調で言葉を続けた。
「これならば戦術、用兵も申し分ないレベルと言えるだろう。くっくっく、これはしばらく楽しめそうだな」
楽しそうに笑うハガルとは対照的に隣のイヴァが静かに怨みの込められた言葉を吐く。
「竜司……梢……覚えましたよ、次こそは、次こそは――――その首、貰い受けます」
穴に向って去ろうとする二人を逃がすかとばかりに御剣、竜司の両名が飛び掛かる……が、一瞬で甲板に叩きつけられてしまった。
それどころか立ち上がる事すらままならない。
そこにいた誰もが、二人が何をされたのかすらもよくわからなかった。
それほどに一瞬の出来事であったのだ。
圧倒的とも言える強さ。立ち向かう事が間違いともいえるその力。
倒れる二人を見下す様にイヴァが見下ろして言う。
「わかります? 勝ったのではない、生き残ったのではない……ハガル様に見逃してもらった――それだけ……でも、これ以上追いすがるなら――――」
武器を構えるイヴァを再び制し、ハガルは背を向けたまま話した。
「そこまでにしておけ。この寝子島を守った……その事実に変わりはない。現にここで貴様らが簡単にくたばる程度であったなら……既にこの島はこの世に存在していなかっただろうからな」
眼下の寝子島を見据えるとハガル。その瞳は何を思うのだろうか。
「寝子島……実にいい島だ。ここを壊すのは惜しい……いずれリベレイターがこの世界を手に入れる時の足掛かりとしよう。それまでは貴様らに預けておく。では、いずれまた会おう。近いうちに……」
そういうと穴の中にハガルとイヴァは去り、同時に穴が塞がって何事もなかったかのような寝子島の空へと戻った。
誰の喋らないなか、テューアが口を開いた。
「リベレイターの首領が自ら出て来るとは……こちらももたもたしていられませんか。皆様よくぞ守りきって下さいました。とりあえずはどういう形であれ寝子島のフツウは守られました。ありがとうございます」
見逃されたという形であれ、守りきった事には変わりはない。
各々それはわかっていたが、何ともいえない空気感が辺りを支配している。
テューアが空を仰ぎ見て言う。少し寂しそうな口ぶりで。
「そろそろ朝日が昇る頃ですね。では皆様またいずれ。色々聞きたいことがあるでしょうけれど、きっとまた会う事になりますから……今は心にしまっておいてください。そう、きっと……すぐに――――」
テューアの言葉が終るのと同時にその場にいる者達は深い眠気に襲われ目が開けていられなくなる。
まぶたを閉じ、再び開くとそこはいつも通り慣れ親しんだ自分の部屋であった。
夢ではない、そのことは誰よりも自分自身が知っている。胸に手を当てるとその鼓動はまだ早かった。
人知れず寝子島のフツウを守った彼らだけが知っている。
そう、リベレイターとの戦いは……まだ始まったばかりだということを。
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あとがき
担当マスター:
ウケッキ
ファンレターはマスターページから!
お初の人もそうでない方もこんにちわ、ウケッキです。
今回、お届けするのが大変遅れてしまい誠に申し訳ありませんでした。
皆様に多大なご迷惑をお掛けした事を深くお詫びいたします。
リベレイターのお話が始まりました。
魔物を率いて機械文明の力を扱うリベレイター。
その首領であるハガルは何を想い、何を狙っているのか。
それが明らかになっていく時、表面化する世界の危機。
これからどうなっていくのか実に楽しみです。
なぜなら世界は、皆様の選択でいくらでも変わるのですから。
どの未来に辿り着くのか、私はとても楽しみに待つ事とします。
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担当ゲームマスター
ウケッキ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月10日
参加申し込みの期限
2015年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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