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学園ロミオとジュリエット!
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【最速のしょたこん】
地獄のような叫びは、2年の教室中にも響き渡った。
それを聞いて、
ロベルト・エメリヤノフ
は既に同学年で時の人となってしまった、叶寿里の片思い相手、吾妻壬王を思い起こす。
「(3組の吾妻は美男子だなあ。……吾妻をショタにして、そして晴れて両思いとなった叶も一緒にショタにしてしまえば──盛大に楽しいショタカップルの世界を……僕が、創る!!)」
ロベルトは、大のショタ好きであった。
ロベルトは、重症度の高い、大変なショタ好きであった。
「(よし、まずプランB!
吾妻から接近しよう。実は夏休みの頃から目をつけていたのさ。
二年教室だし、叶と違って地の利はある!)」
……補足すると、彼のろっこんはこうなる。
【発動条件】興奮しつつ相手を強く思いながら触れる
【能力】触れた人間を少年の姿にする。身に着けているものも年相応に変化させる。
つまり、彼が目を付けていた存在には全員がショタになる可能性がある事になり……間違っても、ここでおまわりさんを呼んではいけない。
こうして学校の階段、同学年の地の利を生かし、放課後直後に2-3に向かったロベルトは、幸運にも壬王の元に真っ先に辿り着いた。
誰もいなくなった教室で頭を抱えている壬王に早速ターゲットを合わせるロベルト。
「吾妻は本当に綺麗な字を書くなぁ」
世間話的にまずは実際にきちんとした楷書を書く壬王に話題を振る。
「うわ! もう誰もいなくなったものだと──むしろ人の手紙を覗き見るな!」
恥ずかしそうに慌てて手紙を隠す壬王。
ロベルトは、速攻その手にも反応した。
「吾妻って男らしい良い手してるよなぁ」
「い、いや別にそんな事は無いと思うが」
これが女の子だったなら“破廉恥な!”で済んだ事だろう。しかし、相手が男性となれば気軽な分、戸惑いながらも性格的にもきちんと受け答える。
そして、ついに、
ショタへのスキンシップは始まった……
──10分後──
「そう、吾妻には硬派な世界のほうが似合ってる…」
「なろうよ~僕と寝子島のニャジ・マ・カツオになろうよ~」
ニャジ・マ・カツオとは、“寝子島にもっと猫権を! より猫たちにオカカを!”と叫び、鰹節を削らずに飲み窒息自殺をした、小説家であり革命扇動を起こした人物である。
その事件は当人のカリスマ性と相成り、今尚“ニャジ事件”として後世に語り継がれている。
華美で詩的な文体が特徴な『我輩はにゃーである。~愛憎劇編~』も若かりし頃の彼の代表作品だ。
壬王は、弟か兄でもいるのだろうか、ロベルトのスキンシップにも特に違和感なく気にする様子も無い──
かくして、条件は整った。
──ボムッ!
「……!?」
そこには、椅子に座った一人のショタ……もとい中学校1年生が居た──ひとであるから小学生にこそならなかったが若くなったにもかかわらず、長袖の白ワイシャツに紺の長ズボンというストイックなスタイル。
「おおっ、これはこれで美味しい!」
「──!?」
壬王が自分の身体に起きた事を確認しようと椅子から降りた、その瞬間──
「──これは、抱えて運ぶのが楽になったねぃ」
僅かにしかしない、教室内を駆ける音。
そして立った壬王の首筋にすれ違いざまに手刀打ちを叩き込む。
そうして、彼は気絶した壬王を肩に抱えて、あっさり教室外へ飛び出して行った。
「え……? 今の……骨削──?」
それは見事なまでの、鮮やかな手際だった。
その手際を見せ付けた1年生、
骨削 瓢
は知己であるロベルトへの挨拶よりも、彼なりの通常運行で目的を優先させて、鼻歌を歌いながら荷物状態の壬王を抱えて廊下を駆け抜けた。
「こりゃロベルトはんに感謝せんといかんねぇ。軽くなって助かったわ!」
楽しいので、半リア充の二人の仲を吹き飛ばしたい。文字通り爆発させたい。
その計画の第一歩として、壬王の拉致を計画したら思いの外軽くなって返って来た。最初運べるかの不安はあったが、これならば全く問題ない。
嬉々として中学生の壬王を抱えて廊下を走る瓢。
その途中で、大きな荷物を抱えてよろよろとしている存在とすれ違った。
その相手──
八神 修
は、思わず顔を上げた。
放課後に聞いた女の子の絶叫。
同じく、そのツインテールの女の子が巻き込まれているのであろう、毎日見かける超自然現象の修羅場の嵐。
彼が想いを寄せる相手も、ツインテールの可愛い女子。
ツインテールだから、という訳ではないが今日こそは何かが出来るのではないか、そう思った修は、叶寿里には触れずに、壬王の方から義理堅いであろう側面をもつ彼の特性を利用して、おびき寄せる作戦に出た。
それが、大量の本を持ち彼の義侠心を煽って1-5まで運ばせる計画……
他にも1-5への作戦案は用意してきた。
しかし──今回、普通の人にも重い本を抱えて2-3へ向かった彼は、ホームルーム終了後に直線で先輩の教室へ向かった瓢に見事に追い抜かされたのである。
気にせず瓢は走り去る。
どう見ても今の壬王は中学生であり、他人かも知れないその少年を抱える瓢の姿ではあったが、察しの良い修は、それで全てを把握した。
「しまった……!!」
思わず小声ながらに叫び、先手を越された事を確信して、2-3に本を満載した箱を置いて追いかける。
「駄目だ! 僕のショタが持っていかれる! ちょっと年齢高いけど!!」
我に返ったロベルトも慌てて教室を飛び出して、その姿を追い駆け始めた。
瓢がどのルートをどの早さで走っているのかは分からない。
……しかし、その時点で判明した事は、聞き込みが必要な事位に、その姿が残っていない事だった……
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月07日
参加申し込みの期限
2015年05月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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