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怪人セブンの暗躍
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店内に居るのは泉月花と魅紗歌のガイド役と菜々緒の同行者たちだけではなかった。
魅紗歌ファンの1人として、
北原 みゆき
と
貴家 衿花
が店内で一行を見守っていた。
「ここなら、うかつにあの2人に手出しする人はいなさそうね」
貴家が先に運ばれた猫島ラーメンを口にしがら呟いた。
「……あなたも食べたら? 伸びるわよ?」
先程から運ばれたラーメンに手を付けようとしない北原。
「なんで……あの2人を守ろうとしてるの?」
北原は釈然としない様子で貴家に問いかけた。
貴家は答えた。
「私は怪人セブンについてはよく知らないし、あなたが経験した事件についてもほとんど知らない」
そう前提を持ちだした上で貴家は言葉を継ぐ。
「でも、フツウが乱されようとしているのは分かる。あの2人、有名なんでしょ? 外にいるファンの人たちも、あの2人を傷付けられたら悲しむ。それはフツウとは言い難いと思うわ」
「衿花ちゃん、あの赤い髪の人は悪い人なんだよ……? 私たちを殺そうとしたんだよ?」
北原は泉月花の耳に入らないように、小声で貴家に言った。
「あの人は自分の部下の命をまるで道具のように簡単に扱った。私の仲間たちとは違う。私の仲間たちは敵だろうがどんな勝手な人間だろうが、人を手段とは思わずにそれを軽んじて見捨てるような事はしなかった。叢雲の人間と私達の決定的な違いは自分だけでなく他人をも思う心なの。だから私もそうするつもり。ネームレスヒーローも大罪も名乗れる資格のない私だけど、セブンになるつもりだってないし、みんなをセブンにはさせない……!」
北原の独白に近い言葉に、貴家は眉尻を下げて言葉に詰まってしまった。
「えっと、つまり、私と目的は一緒ってことかしら?」
「えっ? それは違う……」
北原は首を振った。
彼女が守ると決めたのは、ここにはいない大切な先輩で、決して泉月花を守ろうなんて思っていなかった。
しかし、その言葉に貴家が切り込む。
「でも今の話だと、あの2人も軽んじて見捨てないって言ってるようだけど? 違うの? あなたたちは敵だろうがどんな勝手な人間だろうが、軽んじて見捨てるような事をしないのでしょう? 私はあの2人に危害が及ばないようにここにいる。あの2人が傷つく事で、誰かのフツウが壊れるかもしれないもの。それは避けなくちゃ」
「……」
北原は答えに窮してしまう。
「……しっかりして。私より先輩なんでしょ?」
「……うん」
「冷めるわよ、早く食べましょ」
「……うん」
北原はラーメンに口を付けた。
「……美味しい」
「そうね」
このあと、2人は黙々とラーメンをすすっていた。
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担当ゲームマスター
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怪人セブンの復讐
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月13日
参加申し込みの期限
2015年06月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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