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秋刀魚食えよ! ――猫鳴館の七輪は燃えているか――
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転:その時、猫鳴館(の台所)が揺れた
台所では引き続き調理が行われていた。
八神 修
は増えているサンマに「どうするべきか」と真剣に考える。そうしながらも料理の取材も忘れないあたり新聞部の鏡である。
因みにマグロさん(
黒 マグロ
)は他の寮生へと寝子巻を瓜山兄妹のいる部屋へ持っていっているので姿はない。
「しかし、これでどれぐらい食材が持つのでしょうか……」
綾辻 綾花
が一連の話を聞きながら揚げ油の処理をしつつ脳内で食費を計算しているのか、真面目な顔でそう言うも、
大田原 いいな
はげんなりとした顔で
「サンマは足が速い魚じゃ。今日中にしっかり処理をするなり、火を通すなりしなければいずれ腐って
素晴らしいかおりを充満させる
のじゃよ」
と答える。その言葉に思わず想像したのか碧南や数名が嫌な表情になるが、ぬかりはない、と自信ありげな笑顔の綾花。その傍からひょっこり顔を出す
宇佐見 望月
と
後木 真央
。
「そこは抜かりねぇよ、いーな。俺は保存食をメインにつくるつもりだからな」
「少しでも食べながら減らすのだ。材料が多いならば日持ちも考慮するのだ!」
2人が作っているのは生姜煮である。サンマをぶつ切りにし、醤油と砂糖、味醂で煮込んでいる。2つの鍋で作り、そのうちの一方は唐辛子と葱が入った甘辛煮である。
作業の手を休めないまま、望月は更に口を開く。
「あと、普通に開いてサンマのひらきも作るぞ」
よく見ると、台所の隅っこに綺麗なバケツと洗濯ロープ、洗濯バサミも用意ずみである。また、先程まで怪しい雰囲気満載でサンマハンバーグを作っていた
小刀祢 切奈
も
「残ったサンマは糠漬けにしておくのですよ。そうすれば後日炊き込みご飯やおじやとして食べるとじつに美味しいのですよ~」
と楽しそうに答える。この配慮にいいなも「お、おう……」と肯く。傍らで修がメモしながら、感心したように何度も肯いた。
「それに、冷凍という手段もありますから」
綾花はそうするにしても、まだまだ減らす必要があるな、と真剣に考えるのだったが、そこへがらり、と戸が開く音。
『サンマ食べ放題と聞いて!!』
いつの間にか、3人の男子生徒が猫鳴館へとやってきていた。
鋭い目が特徴の腹ペコ剣士、
御剣 刀
鷲鼻が特徴の元気一杯青年、
山田 勘三郎
若さに混じる渋さが特徴のおだやか兄さん、
月山 輝一
彼らの到来により、一瞬だけ動きを止める調理班。それだけ彼らの気迫が凄かったのだろう。『食べさせろむしろ食べさせてください』という願いとも言える眼差しに気圧される。
が、しかし。ここにきて3人はある事に気付いた。そう、サンマが大量にびちびち跳ねている事に!
「本当に大量じゃねえか、何でサンマが増え続けるんだよ!」
「こ、これはまた、大量にありますね……」
また神魂か、と唖然とする刀の横で、輝一がほぅ、と溜息をつく。いいなは「その通りじゃ」とげんなりしていると、勘三郎が箱に目をやった。彼は凄く増えているな、と呟き、首を傾げる。
「まぁ、ともかく。新米持参しました。あと、お吸い物の具とかありますよ」
と輝一がよいしょ、とお米の袋を置くと寮生だけでなく刀が感謝のまなざしを向けていた。輝一はお米をたいているか確認したうえで「準備しますね」と炊飯器を借りることに。足りない分があれば土鍋で炊くことも考えつつ手早く準備を進めた。
「そういえば、サンマを減らすことに夢中になっていてご飯忘れていたのだ」
真央が苦笑している傍らで「お吸い物も入りマースネー」と露草がだしを準備する。そんな慌しくも和気藹々とした雰囲気になりそうなところで、勘三郎がぽつり、と呟く。
「これ、箱のせいで増えてんのか、サンマが勝手に増殖してんのか、どっちかが分かんねぇとどうしようもないんじゃね?」
「まぁ、そうですよね」
綾花が相槌を打つと勘三郎は「よし」と1つ肯いて
「じゃあ、確かめようぜ。トロ箱をひっくり返して、いっぺんサンマを全部出しちゃえば分かるだろ? 原因がサンマだったら、元凶の一匹を見つけて食っちゃえば良いんだし、トロ箱だったら、箱ごと海に帰してやりゃあ万事解決、と思うんだ」
と、白い発泡スチロールの箱に手を伸ばした! が、しかし!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年06月12日
参加申し込みの期限
2015年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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