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【ハロウィン】和風ハロウィンはいかが?
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急:お楽しみはまだつづく
――そして夕方。
「ハロウィンってよくわからないのですけどね……」
天動 記士郎
は街角で『こよみ草紙』のチラシを貰い、苦笑交じりに呟く。彼は、華やかな場所や派手なイベントにはあまり縁がなくハロウィンも『若者のお祭り』だと思っていた。しかし、チラシに書かれた『和風』の文字に少し興味を持つ。
「こういうのなら一度体験してみるのもいいですね」
呟きつつ目は「カボチャの創作料理」という文字に釘付けになっている。どんなお料理でしょう?と期待しながら店に向かえば、ちょうどいい具合に5時を回った頃到着するのだった。
5時を回り、お酒の提供も始まる頃。黒髪を揺らして来店する少女がいた。
椿 美咲紀
である。
(ハロウィンで和風コスプレという発想は無かったです。百鬼夜行でとてもとても相性がいいじゃあないですかっ)
目から鱗です! とドキドキしながら店内を見渡せば、色々な衣装を纏った客や店員で賑わっていた。彼女がこの時間あたりにここへ来たのは、夜の方が妖怪に似合うのでは、と考えたからである。しかも丁度逢魔が時。本物が混じっているかも、と期待しつつ「よき万聖節を!」と合言葉を唱えた。
つづいて来店したのは、記士郎だった。彼は合言葉『よき万聖節を』と唱えたあと、気になる事を問う事に。
「あの、大柄な人に合う衣装というものはありますでしょうか?」
「ええ。取り揃えておりますよ。衣装はこちらにあります」
店員さんが笑顔で案内してくれた上、おすすめのお酒も教えてくれた。記士郎は明治のレトロさを感じさせる着物と上着を纏い、緩やかに髪を1つに纏めると、衣装コーナーを出て行った。
(ふふ~♪ 扮装は『鈴彦姫』ですよ♪ 頭に鈴をつけた付喪神のようなかわいい妖怪なのですっ)
そういいながら美咲紀はツインテールにした際髪を結う位置へと大きな鈴の飾りをつけ、巫女服に近い着物を纏う。小さな鈴も髪や服の裾につければ、愛らしい『鈴彦姫』の登場だ。
ふわり、と身を翻せば髪が広がる。おろした髪は艶やかで、毀れる鈴の音が、どこか神秘的な雰囲気を与える。
(今日は、普段のポニテはお休みです! 小さき神しゃまですよ、付喪神は)
口元を綻ばせながら席につき、メニューを広げる。今回の目的は夜に披露されるという落語『地獄八景』という、長丁場な噺。その為にしっかりと腹ごしらえがしたいところだ。
メニューに出された物はどれも美味しそうで迷ってしまうが、ややあってぱたん、と閉ざす。そして、愛らしい笑顔で
「カボチャの茶巾絞りと抹茶を戴きましょうかねぇ。あと、お饅頭も下さい」
とお願いするのだった。
(おしゃれな店だから、俺みたいなおっさんが一人で入るのはちょっと気が引けるけどなーっと、皆和装してるのか……)
なんて内心で呟きつつ店内を見渡していたのは、
三夜 智蔵
。彼はカボチャを使った創作料理に惹かれてやってきたのだが、和装でハロウィンを楽しむ若者たちに気後れしてしまったようだ。
(ただでさえ冴えないおっさん一人だしなぁ。妙に浮いてる気がするなー)
せめて何か……と思い探してみると、纏うのが楽そうな作務衣があったのでそれを選ぶ。着替えを手早く済ませると、一人で座っても違和感のなさそうな席に座った
記士郎がメニューを開いていると、楽しそうな話し声が聞こえてきた。
小日向 つばめ
と
若林 沙穂
である。2人はお酒をかるく楽しみながら食事をしていた。
(和服姿の女性も、いいものですね)
とほんわりとした気持ちで見、「こんばんは」と軽く挨拶。すると、2人も笑顔で挨拶を返してくれた。
「こんなハロウィンもなかなか良い物ですねぇ」
「ええ。私も、和風で楽しむのは初めてなので、面白いと思っていた所なの。たまにはいいのかもしれないって」
記士郎の言葉に沙穂がにこやかに返す。つばめ曰く、後から友人とココで落ち合うことになっているらしい。記士郎は、お互い楽しい夕べになるといいですね、とやさしく笑いかけた。
席が近かったからか、彼らのやり取りが聞こえた智蔵は、「若いねぇ」と呟きつつメニューを開く。そしてカボチャの創作料理を幾つか見ていると……、つばめが食べている料理が特に美味しそうだな、とおもってしまった。
「この揚げカボチャ、なかなか美味しいわよ。他の人にもお勧めしたいぐらい!」
「いい匂いですね。私も、それを頼んでみようかな」
つばめと記士郎の会話が耳に入り、ふと、2人と目が合ってしまった。会釈すると、沙穂も彼に気付き、挨拶をしてくれた。
それがきっかけで智蔵は記士郎と共に少しの間、つばめと沙穂と話をする。最初はぎこちなかった智蔵だったが、少しだけなじめた気がした。
暫くして沙穂とつばめの友人が到着し、智蔵が席に戻ろうとすると記士郎と共に落語『地獄八景』の開演時間が近づいている事を知る。
「落語ですかぁ。しかも『地獄八景』なんてハロウィンにぴったりな気がしますね」
「『地獄八景』か……」
どことなく懐かしいような気がして、智蔵は瞳を細めた。彼は会釈して席に戻るとメニューを手に揚げカボチャと日本酒を注文する。そうしながらも、落語が少し楽しみになっていた。料理が届き次第、ちびちびお酒を飲みながら揚げかぼちゃを口にする。香ばしさとカボチャ独特の風味に思わず顔が綻ぶ。
(なかなかいけるじゃねぇか)
お酒に弱いので、少しずつ楽しむ。小遣いの都合上毎日やるわけには行かない。だが、『たまに』行くからこそ……、
「仕事帰りの一杯は、たまらねぇなぁ」
と、思わず呟くのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年05月17日
参加申し込みの期限
2015年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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