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つづいては写経。テーブルを用意し、1人につき1枚のお手本と紙が配られる。
「まぁ、初めての方も多いでしょう。今回はお手本をなぞる形で写経をしていきます。経験者の方はお手本なしでも構いません。また、最後には自分の願う事を書いてください」
静天はそういい、はじめるよう促す。部屋の中は墨をする音や筆を走らせる音、外から聞こえる鳥の声だけとなる。
達筆な者、習字が苦手な者、しっかりとなぞる者といる中、様子を見守っていた静天は立ち止まり興味深そうに見た。
「?」
不思議そうな表情で顔を上げたのは
プリティヴィ・プラサード
。インドからの留学生である彼女はうっかりヒンディー語で書いていた。
「えっと私が見た事有る経典はこんな感じだったよ?」
「でも、ここは日本だから……」
おもわず、といった表情の静天にプリティヴィはにっこりと笑いかけ、またもやすらすらと書いていく。今度はちゃんと日本語だが、リズミカルにヒンディー語でお経を読みつつやっていた。
「大丈夫、大丈夫! 原点回帰で経典っぽい何かになるだけだから♪」
「……の、ノリがいいわね」
離れた席にいたまゆは恐るべし、と言った様子でプリティヴィを見つめていた。静天はそんな様子の彼女に優しい顔で肯くとそのまま書くように言うのだった。
近くに居た
邪衣 士
はプリティヴィのヒンディー語を聞きながら「凄いな」と素直におもいつつ筆を走らせていた。
(何はともあれ、一番心が落ち着けられそうだな)
すらすら、すらすらすら。背筋をすっ、と伸ばして行う姿はなかなかさまになっている。猫鳴館の自治会長をしているのがいい作用しているのだろうか、どっしりと構えたその姿は、見ているものに頼もしさと安心感を与えてくれた。
佐藤 タカシ
は、静かな空間の中、ただ只管書いていた。静かに墨をすり、ゆっくり書いていると、こん、という音がした。不思議に思っていると、眠そうな顔をした
志波 拓郎
が一生懸命墨をすりつつ寝むそうにうつらうつらしていた。
(服を、墨で汚すところだった……!!)
あと一歩の所で汚さずに済んだ拓郎は、ちょっと寝ぼけ眼をこすりつつ、丁寧にがんばって書いていく。
実は、書道が苦手な拓郎。その理由の1つが、こうして眠くなるからだったりする。
(漢字、けっこう難しいな……。それにしても、何かしら、対策が……あって、よかった)
お手本をちらり、と見てため息をつく拓郎。一から書くのはさすがに酷である。願いを込めつつ、ゆっくり進める拓郎は、この時間を有意義な物にしようとがんばっていた。
そんな彼がゆっくり書いていくうちに書きあがる者もおり、「ちょっとまって?!」と思わずいいそうになるのはここだけの話だ。
そんな姿を目撃しつつ、自然体で写経を行うタカシの元に、影が降りる。
「綺麗な字ですね。迷いが無い」
そう言われて我に返る。住職がほくほくとした笑顔でタカシの書いた物を見て肯く。
(そういえば、字とか、綺麗って言われたこともないけど、汚いって言われたこともないなぁ)
まじまじと文字を見る。丁寧に書かれた文字はきっちりとなぞって出来た物。その臨場感が気になるな、と思いながら書いていきつつ、頭の中がすっ、と音も無く整理されていくような感覚がしていた。
(こんな調子で、可も無く不可も無く。人から誉められるような特技も、人からばかにされるような不得意な事も何もなかったのだよね)
人の目に止まる事は、『すごく良い』か『すごく悪い』か。だから、誰の視界にも入らず普段は過ごしている、とタカシは思っている。そして、その現状に不満があるわけでなかった。
(『こうなりたい』とか、『こうあるべき』、『こうしたい』って理想も、自分や他人に対する強い不満も……特にないや)
ないないづくしのタカシは、迷う事無く書き続ける。そんな様子は空也と静天の目に留まっている。2人はなにやら話すと、静天がくすっ、と笑った。集中していたタカシは、それに気付かなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月08日
参加申し込みの期限
2015年04月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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