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さぁ、メンタルトレーニング合宿だ! in 錬心寺
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「白装束も来たし、気合いだっ!」
勇ましい笑顔で
桜庭 円
は滝に挑んだ。
こんな明るい彼女だが、ボクシングにおける強さとは何かという事を真面目に考えていた。この前の練習試合では小技と奇襲で辛勝を得た。が、「それって、本当の強さと言えるのかなぁ?」と迷っていたようだ。
(確かに、職人の如き技術に憧れていた。だけど、年季の入った子を相手にするならば、駆け引き込が必要な事なのは……この体が覚えているよ)
円はお経を唱えながら、まず『なりたい自分』が何か想像した。
(技術で渡り合いたいっていうのは、見得? ……でも、勝つために工夫する事は、『悪』ではないんだよね)
すっ、と脳裏が研ぎ澄まされる。なんだろう、もやもやとしていた物が水に流れ、考えが音も無く纏まっていく。
(目指すべきものは、心の中にちゃんと置くのも大事。目指すものは間違えてないよ)
つまりは、両方大事だという事に、彼女は気付いた。そして、迷いが吹っ切れ、視界が今までよりクリアに見えた。
円が滝から出、顔を上げると、ボクシング部の仲間が笑いかけてくれた。笑って駆け寄ろうとした時、ふと、先にでていた冬華の胸に目がいった。円は小柄で胸も
平坦
小さめ。かわって冬華は中々豊満なバストをしている。思わず苛立ちを覚えてしまう円だが
「あのっ、どうしましたか?」
と冬華は不思議そうに問う。何かを悟った
邪衣 士
は内心で居た堪れない気持ちになり、傍らの巧と共に何と言ったらいいのか、わからなかった。
それでも巧は2人の肩を叩き、「ようやったな」とにっ、と笑って励ました。それに2人とも笑顔で肯き、ようやく士もほっとするのであった。
がんばれ、
桜庭 円
。君はまだ成長期だ!
「滝行といえば、修行の代名詞といっても過言ではないよね? 誰しも一度は体験してみたい、と思っているんじゃないかな?」
と、
八十八旗 信彦
はいつもの明るい笑顔でそう言った。同じように思っていたメンバーはうんうん、と相槌を打つ。
「実は、俺もそうなんだよね。それじゃ、行ってくるよ」
信彦は同じクラスの円の様子を見、自分にも出来そうだ、と思っていた。だが、彼は知らなかった。これから起こる事に……。
(さて……)
滝に挑む信彦だったが、ある程度耐えたところで何故か流された。
いきなり姿を消したかと思えば、川の方へと「あ~れ~」という具合に流れていったのである。
「「何でそうなる?!」」
思わず天野と刀が突っ込み、士が「何やってんだよ八十八旗!」と走る。それよりも早く巧が走り、気を失った信彦を引き上げた。応急処置の後、
「もう、しっかりしなさいっ!」
とまゆに注意されたが、それ以上に心配をかけたようで信彦は胸が痛んだ。
後から信彦はまじめに考えた。お寺での精進料理ではイケメンパワー(本人談)が出せず、流されてしまったのだと。
「信彦ちゃんは煩悩の塊だったのだ」
「だから清められて沈められたのか」
「すっごく納得できる」
真央と朝陽、円に言われ、ぐさっ、と刺さる信彦。そんな彼に巧は「色んな意味で鍛えなあかんな?」と苦笑したのだった。
外的要因により己を乱さないよう制御しつつ、
御剣 刀
は滝に打たれていた。頭上より降り注ぐ水の勢いに
(これ下手するとぶっ倒れるな……。危険だから、体の状態にも意識を割いておかないと)
と、すぐさま頭が働きつつも、彼の心は燃えていた。
(この程度で自分の制御を手放したら実戦で制御するなんて不可能。……必ず、やってやる!)
お経を唱えつつも心の炎が燃えていくのを感じている間に、時間が来る。刀はふぅ、と息をついて髪を振るい、顔を上げた。
目に入る、冬華の艶姿。
張り付いた白装束がボディラインをはっきりと見せており、思わず注視しようとする己を律する。特に気になってしまうのは彼女が持つバスト。
(……まだまだ修行が足りないな)
心底そう思う刀だった。
冴木 竜司
は滝に打たれながらも見事に経を読みきる。痛みや水の冷たさなぞ何のその。正にテレビで見た修行者のようであった。
滝から出た彼は、眩しい笑顔でこう言った。
「どうです、まゆ先生! これで、俺の想いが『煩悩ではない』と証明されました! 先生、結婚してくださいっ!」
「だが断る」
「どいひぃぃぃぃぃ!!」
まゆはきっぱりと断り、竜司は崩れる。そんな声が木霊し、蓮天は「青春ですね」と温かい目を向けるのだった。
最後は、
大久保 仙太郎
である。彼は他のメンバーが滝に打たれるのを見ながら「テレビで良く見る修行ってこれだなぁ」と真面目に感心していた。そして、自分の番となり滝に近づくとまじまじと滝を見た。
(近くで見ると水の勢いがなかなか……。よし、やるか!)
こういう役柄を演じる日がくるかもしれない、と意を決して滝に打たれる。
(これ、けっこう痛い……!)
思った以上の痛みに耐えながら、仙太郎は経を読む。経を読み続けながらふと、ストレスがたまった場合の事が脳裏をよぎった。
仙太郎のろっこん『騒動屋』
ストレスが溜まり過ぎた時、それを花火に変えて空へと打ち上げる。
(……花火、モミジに当たりそう、あの位置だと)
発動させる事無く滝行を無事に終えた仙太郎は、後程滝を見ながらそう思ったという。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月08日
参加申し込みの期限
2015年04月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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