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木天蓼大学の日常 ~休みの時間、何してる?~
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【トリプルアクセル(突発的な三連続ぶつかる事案に対して)】
古苗木 美姫
は喧噪に包まれる食堂を後にして、少し急ぎ足で移動していた。
(食堂の合コン騒ぎに気を取られてしまいました)
持っていたトートバックをゆらしつつ、少しだけ恋愛についてのあこがれを馳せる。
そのことが、注意散漫という結果を引き出してしまった。
「えっ?」
「うわっ」
どさどさっと書類が落ちる音、そして自分のトートバックからレジュメなどの中身が飛び出し、あたりに散らばった。
それは、大学に頼まれていた書類やらを持ってきた
深縹 露草
であった。
そして、不幸はこれだけで終わらなかった。
「すべっ……」
その書類にさらに滑って、
浮穴 開
が転ぶ。
そして、鞄からニュースなどの資料がどさどさと混ざっていく。
とん、とん、とん、チーン。
「「「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!」」」
三拍からの、ご愁傷様の合図で、三人はそれぞれ声を上げる。
見事に、三者三様の書類が混ざり、周囲は迷惑そうに避けていく。
「あわわわ……す、すいません!」
開が慌てて立ち上がると、書類を集め始める。
「こちらこそ、よそ見をしていて……」
と、美姫が謝れば。
「ソーリー! ごめんなさいね! 前方不注意でした!」
と、同時に謝り始める。
誰かが謝れば、自分が悪い。
自分が悪いと言えば、いえ私が悪いんですと。
そういう謝罪スパイラルに陥る三人であった。
「と、とりあえず拾いませんか?」
「「はい」」
美姫が一番早く落ち着きを取り戻し、とりあえず、区別無く書類を集めていく。
「分別は後でできますから、今は拾いましょう」
「その通りデース! ここではメーワクなりますね!」
露草が慌てて手伝いに走り、こちらも書類を集めていく。
「うわぁ……とりあえず、救いなのが資料はそれぞれ違う分野だって事やねぇ」
しかし、時間が刻一刻と過ぎている。
フリーな露草は多少遅れても問題ないが、大学生は授業があるのだ。
昼休みがまだ続いているとはいえ、移動などで時間が食われていく……。
「あそこのベンチに運んで、分けていきましょう」
「ニュースは僕に、レジュメは……えっと」
と伺うように開は二人を見た。
「
古苗木 美姫
です」
「
深縹 露草
デース!」
と、二人が名乗れば、自分も名乗る。
「
浮穴 開
です」
手っ取り早く済ませ、ベンチへと書類を持って移動する。
そして、ばばばばっと分別し分けて手渡していく。
「これは、これで……こっちはニュースですね」
と美姫が分けていけば。
「この書類は……見覚えが」
「それは私の書類さんデース!」
開や露草も迅速に書類を分けていく。五分程度もするとすっかり分別作業は終わっていた。
ほっと息をつく三人。
「そういえば、大学関係者、のようには見えませんが。業者さんですか?」
そういえば、と美姫は気になっていたことを聞いた。
「大学在籍者ではありませんが、大学へ書物を届けるよう頼まれましてね……ふふ。学生さんがいっぱいです」
先ほどとは違った落ち着いた口調である露草。
「お二人は学生さんですよね?」
「ボクはそうですわ」
と、露草の言葉に開が答える。
空いた手がニュースサイトの検索をしているあたり、開の性格が出ていた。
「私もですね。手伝っていただいてすいません」
美姫が律儀に礼を言う。
「まさか三人が雪崩式に書類をぶちまけるとは思いませんでした」
「貴重な体験やなぁ」
それに対し、やんわりと二人とも礼を受けつつも、言う。
「いやぁ、こういうサプライズは面白いですね。いずれこの大学を受験して、色々学びたいと思っているのですが、その時が来れば、またこういうハプニングが起こるのでしょうか?」
ややテンションが上がっている露草に美姫が答える。
「事実は小説より奇なりとも言いますし、生きている人の分だけ何か不思議なことがあるのではないのでしょうか」
「世の中には、いろんなニュースがあるんやし、こういう小さなニュースもええなぁ」
開の言葉に、うんうんと露草は頷いた。
(何れは、金銭的なことが解決したら大学に挑戦してみたいですね)
露草は、来てみて改めて大学に行く事に対して意識をするようになっていた。
何より、素敵なタイミングが次あろうがなかろうが、小さいながらもモチベーションを与えたことは事実だ。
「さっき、食堂で大人数が合コンについて話していたんですけど、ああいうイベントもハプニングですか?」
と美姫が聞けば。
「そういうのもいいですね」
と露草は言う。
なんやかんやで、少しだけだが、会話を楽しみつつ最初に気づいたのはその露草だった。
「おっといけない、本来の用事を忘れてマーシタ! 急いで書物を届けに行かなければなりまセーン!」
「あ、私も講義があるから移動しないと……」
「じゃ、ボクも行くかなぁ」
それぞれの用事を思い出し、一五分だけの短い会合は終わったのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月19日
参加申し込みの期限
2015年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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