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木天蓼大学の日常 ~休みの時間、何してる?~
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【合コン談義 後半】
「そういえば、さっき言っていた合コンのコツというのは何だ?」
クルトが白虎に訪ねると、その言葉を聞いた和穂と賢二が気になる、と顔を向けた。
「あ、私も気になります」
「そういえば、そうだな」
万里と無花果も聞きたそうにしている。
特に……。
「私、気になります!」
と和穂が興味津々で聞いている。
「そうね……」
と、前置きしつつ白虎は言う。
「まず『清潔感 』が第一よ。いくら内面に自信あっても見た目がアレな格好な人がモテるという事はまずないわ。外見に自信無くても服装やオシャレしとけば、少なくとも即嫌われるって事はないわね」
と、自信たっぷりに言い切った。
(本当か、それ?)
黎生は実際に女性と付き合ったことがあるようで、一瞬だけ懐疑的な目を向けたが黙っている。まずは、一片全部聞いてから、と思ったのだ。
「口下手な人でも積極的に話題……この場合は皆で盛り上がれる『ドラマ』とか『旅行』ね、そういう話題を提供してった方がいいわね」
ふむ、と白虎の話を和穂は熱心に頷いた。
「さらに言えば、『盛り上げ』と『聞き上手』のメリハリをつけるのよ」
「メリハリ?」
無花果が問う。
「そう、メリハリ。えーうそぉ?! とか、それすごーいぃ! とか、聞いたことに対して大げさに、わざとらしくなくリアクションをするのよ。特に女子側ね。男子側だって、きちんと話を聞いてあげることや、リアクションすることも大事よ」
「そういうものなのか……」
ふむ、と白虎の言葉に黎生は頷く。
「そういうものよ。流れでいけば大抵は盛り上がっていいムードになるからね。こういう事に気を付けていけば合コンなんて大抵いい結果に終わる訳よ」
「なるほど……」
確信を持って言い切った白虎に、万里が頷く。
「時に、冴木はどれほどのおつきあいをしたのだ?」
しかし、そこで思わぬ無花果の質問が飛ぶ。
無表情なので、白虎は何を意図しているのかが分からなかった。
(ただし女性お持ち帰りが圧倒的、というのが実情なのだけど……バレてる?)
「ふ、わ、私くらいになれば、それは勿論大抵成功してるわよ」
若干声が震えたが、白虎は言い切る。
「そういえば、あんたはどうなのよ?」
そして、早速話題を黎生の方へ向ける。
「俺か……」
少し面倒くさそうに話し始める。
「女性と付き合ったことは何度かあるぞ」
「おぉー!」
その発言に、女子の一部が興味の目を向ける。
「今は付き合っていないがん? 何で付き合って何で別れたか?」
黎生の言葉に、うんうんと頷いているのは主に白虎と和穂だ。
ブラック珈琲を一口飲むと、黎生は一気に続ける。
「まあ……中学の時はお互い恋に恋していて、高校進学で別れたパターンだな。高校の時は重なる偶然が運命に見えたというか……だが実際付き合ってみると、彼女にとって俺は重すぎたらしい」
「えぇー」とか「そういう恋もあるのか」と声が上がる。
「……ってこんな話聞いてたのしいか?」
黎生は純粋に疑問を言ったのだが……。
「「「「うん」」」」
と肯定が帰ってきたので、他人の考えの深淵を見て固まってしまった。
「あ、良いこと思いついたっス」
と、賢二が言う。
「……聞きましょう」
若干嫌な予感がしたのか、柊斗が引きつつも聞く。
「なんならこのメンバーでセッティングしません? 合コン」
「ナイスアイディア! やろうやろう!」
賢二の提案に和穂が乗る。
「面白そうね」
「……お試し版、みたいな感じなら良いかも」
白虎は乗り気で、万里はお試し版、という提案をしてみる。
「そういうのもありっスね」
賢二周りが乗り気になったので、その後押しを賢二はする。
「僕としては前向きに検討をしてみても良い案だと思うが、どうだ?」
「……もしかしれ、それ、俺に言ってます?」
無花果の言葉に、柊斗は引きつった笑顔で言う。
「……俺は友達に引っ張られて参加しましたけど……特に何もなかったですよ?」
「やろうよ、合コン。せっかくだし、楽しくなるかも!」
和穂が少しだけ押してみるが……。
「話題の内容はともかく、こうやって集まってわいわいやるのは嫌いじゃないですが、こういうのはちょっと苦手ですね」
申し訳ない、と謝る柊斗。
すかさず、黎生が会話に入る。
「合コンは、自分をうまく売り込んだ奴がチャンスを得る、そういう場だと俺は思う。そういうのが性に合わない奴が無理して行っても双方ともにダメだろう」
なので、気にすることはないと。
「見てみたい人が、後学のために一度参加しておくのもいいんじゃないか? 今のこのメンバーで誠実さのない付き合いという結果にはならないだろうと思うぞ」
とフォローを入れつつも見回す。
クルトが続けて口を開く。
「俺は、一度目は訳が分からないまま連れて行かれたけど、今度は、一度きちんと説明されたり、趣旨を理解した上で見てみたいと思う。といって、即やろう、というのはペースが掴みにくいな。一度幹事を決めて、やりたい人間は幹事だけに連絡先を教えておけばいいのではないか?」
水を一口飲んで続ける。
「俺は、あまりそういう場所や雰囲気は得意ではない。……得意ではないが、雰囲気を見るだけと最初に楔を打っておけばなんとな出来る……かもしれない」
と、クルトは言う。
そんな風景をはあることを思い出しつつ見ていた。
(先日、小説の担当に「大学生活をしているんだから恋バナだって聞く機会あるでしょう? 先生だって合コンなんかさんかしたりするんじゃないですか~?」等と言われたが、こういう風に事態が発展するとは……なかなか面白い)
無花果は、だいたい出そろったかなと思ったので、口を開く。
話し始めてから15分がたち、ちらちら時計に目をやる人も出始めていた。
「よし、今日の所は解散しよう。後日やる気があるものが集まって、幹事やら場所やらを決めれば良いだろう。そろそろ、移動や準備の事も考えなければな」
「それもそうね」
白虎もその意見を肯定し、とりあえずは有意義な意見を交換できたと第一回の合コン談義は解散の運びになった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月19日
参加申し込みの期限
2015年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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