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【生徒会選挙】歴代生徒会長からの挑戦状~寝子高バザール!
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●VS木多肩 血字礼! 剣と舞!
その頃、マタ工不良三人組の女リーダー、木多肩 血字礼はといえば……。
「フフフ、このあたしをナンパするなんて寝子高にも物の分かった男がいるじゃないか」
須藤 清一郎
と
鮫ノ口 礼二郎
の二人を相手に、かなりご満悦だった。
清一郎の方はかる~い気持ちで「そこの綺麗で気の強そうなお姉さん、お茶しない~?」とお誘いしたのであるが、礼二郎の方はろっこん<脳内ビデオガム>を使用したりしてかなり慎重に観察した上で、どうやらバザーの妨害に来た不良のリーダーはこの血字礼らしいと判断して、おだやかにお帰り願うべく声を掛けたに過ぎなかった。ただ、女性が苦手な礼二郎、ちょっと緊張した面持ちで、
「はじめまして……あなたのお名前は……?」
などとやったものだから、すっかりナンパだと勘違いされてしまったのである。
しかしこれは礼二郎にとってはある意味ラッキーであった。血字礼と歩けることを純粋に楽しんでいる清一郎の小粋なトークのお蔭で、血字礼もすっかり上機嫌。自分だけならこう上手く話せなかったかもしれない。
「あ、せやせや。これ、あんたの方が似合いそうやからあげるわ」
と清一郎から薔薇のアレンジメントをプレゼントされれば、血字礼は
「気が利くね。貰っとくよ」
と胸に差しつつ頬を染めたりなんかして……。
思っていたより可愛い人かもしれない、礼二郎は思った。このまま穏便に済めばいい、と。
ところが、その矢先のことだった。
「血字礼姐さん、助けて!」
可愛い手下の声が聞こえ、血字礼はさっと表情を変えた。
「あんたら、悪いがあたしは行くよ。うちの子分が助けを求めてる」
「待ってくれ」礼二郎が引き留める。「ここで暴れてほしくないんだ。喧嘩は止してくれ」
血字礼も、礼二郎が本気なのはわかっただろう。
しかし、血字礼は淡々のボスなのだ。それに……そう、自分はこの楽しそうな催しを、ぶっ潰してやろうと思ってたんじゃないか!
「悪いがね、喧嘩上等!」
血字礼は長いスカートを翻す。
「待ってくれ」
相手は女だが実力行使止むなしか、礼二郎がそう思ったときだ。
ふたりの少女が血字礼の前に立ちはだかったのである。
「またマタ工か……全く、お前達はどうしていつも邪魔しにくるんだ……」
刀袋を払い捨て、鞘に納めたままの模造刀を腰の位置に構える
楪 櫻
。抜刀術を嗜む櫻だがこの刀を抜く気はないし、仮に抜いたとてなまくらで使いものにならぬことも分かっている。だが相手が怯めばそれでよし。
「悪いが邪魔はさせんよ」
そしてもう一人は、両の手に各々竹刀を構える
矢萩 咲
。咲の竹刀がビシリと打ち鳴らされる。
「女だから手加減されると思っているか?」
先に動いたのは竹刀二刀流の咲だった。
「安心しろ、咲は男女平等だ!」
右、そして左!
竹刀が風を切ってしなり、打ち下ろされる!
血字礼は初撃を辛うじて躱した。咲の竹刀を喰らうのを嫌った血字礼、そのまま咲からは間を取って櫻へと喧嘩慣れした蹴りを繰り出してくる。櫻はそれを引き寄せては避け、引き寄せては避けして翻弄する。相手の体力消耗を狙っているのだ。
「くっ、逃げるのばっかり上手いね」
櫻に向かって憎々しげに言う血字礼。その背後で咲が吼える。
「それは咲のセリフだ!」
振り下ろされる竹刀。
躱しようのない一撃だった。
取った、と思った。
だが、咲の竹刀は、血字礼と咲の間に割って入った
御剣 刀
の手で白羽取りされていたのだ。
「何故邪魔をする!」
ぎりり、と咲が奥歯を噛み締める。
「悪いな」と刀は竹刀を押し返しつつ笑みを浮かべた。
「俺も普段ならフルボッコする方なんだけどさ。今日は外からも人が来てて荒事はイメージ悪そうだし、それに……俺が推薦をした志波先輩はマタ工などの他校とも親交を深めたい、と演説で言ってたんだ。ここは穏便に済ます方が、志波先輩が喜ぶんじゃないかと思ってね。そんなわけで今回はこちらの人達を守らせてもらうよ」
「ぬぅ」
咲は唸ったが、刀が血字礼の側に立ったことで、明らかに風向きが変わってきていた。
刀のいうことも尤もだ、と櫻は思った。そうだ、悪ささえしないのなら、一緒に楽しむ方がずっといい。
そのときである、突然にクラシックの大音量が鳴り響いたのは。
「あなたたち! 喧嘩はバカらしいわよ!」
すっと左足を半歩前にした爪先立ちで現れたのは
剣崎 エレナ
!
エレナは華麗に一礼すると、こう叫んだのだ。
「みんなッ! 私の踊りを見なさいッッ!!」
――何故、突然エレナがこんなことをしたのかを説明せねばなるまい。
切欠を作ったのは
矢島 鋼
、切れ長の目の元不良な2年生男子だった。
◇
すこし前、エレナの店の前で鋼は一万円のダンスチケットを手に戸惑っていた。
「え? 何で俺チケット買うハメになってんだ?」
「あなた、分かった、と言ったでしょう?」
何言ってるの、と怪訝そうなエレナ。思い返してみれば、ダンスとか選挙とか捲くし立てられ兎に角話をきろうと「あー分かった。分かったから静かに頼むわ」と言った。たしかに言った。
言ったからには男気溢れる鋼のこと、
「男に二言は無い! 約束は守る!」
ということになるのだが、そのダンスチケットが一万円だと聞き、また額に手を当ててしまう。
「せめて1000円に」
「ならないわ」
「ぐっ……二言はねえ、持ってけこのやろう!」
ああ、さらば諭吉さん!
とそのとき騒ぎが起こった。皆はショーを装っているが、元不良の勘が告げる。
「マタ工がシマ荒らしに来やがった」
そして自分も駆け出しながら、エレナにこんなことを言ったのである。
「剣崎も会長候補ならこの騒ぎ収めてみろよ!」
◇
「これはあなたのダンスチケット分! みんなで見れるなんて出血大サービスなんだからね!」
エレナは鋼に向かって手を振りながら、くるくるくるくる……。
たしかに騒ぎは収まっている。というか皆あっけに取られている。
「なになに?」
野々 ののこ
と
普堂 しおり
が人の輪に加わり、リズムに合わせて楽しそうに手を叩きはじめた。
鋼はぽりぽり耳の脇を掻き、畏れずに喧嘩に割り込んで行ったエレナのことを見直した。
「……まあ、いい度胸なのは認めてやるか」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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