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●VS無呂乱 加怜! 華麗なバイクレース
選挙管理委員たちが何やら慌ただしくトランシーバーで遣り取りしていることに、往来でマジックショーを見せていた
シグレ・ナイトウォーカー
と
楢木 春彦
はすぐに気づいた。
長い赤毛を靡かせたクルジッカがきゃあきゃあ言いながら走り抜ける。彼女を追うようにドルンドルンとバイクのエンジン音が聞こえる。何かが起こっていると勘付いたシグレと春彦はアイコンタクトで頷きあうと、各々がすべきことをした。
シグレは客たちに向かって腕を広げると、大仰に口上を述べる。
「どうやら次のショーが始まるようです。スリルとスピードのバイクレース! さあ、みなさん、危ないので端に寄ってください!」
もちろんこれはシグレの機転だ。演出だと思わせることができれば、少なからずパニックを押さえられるはず。春彦はシグレの意図をすぐ了解し、ショーの出演者だ、と言うような顔で颯爽と店頭ディスプレイとして停めてあったモトクロッサーに跨る。
騒ぎに気付いたのはシグレ達だけではない。
愉快なデートを楽しんでいた
矢萩 咲
、
七峯 亨
、
哀坂 極夜
もマタ工生の襲撃に気づき顔を見合わせる。
「おのれ……風紀を乱すようなことはこの咲が許さん! 二人とも……協力してくれるか?」
すると亨、シャツを脱ぎ捨て、締まった胸板を露わにするとニヤリと笑って。
「御意。一丁シメましょうや」
極夜も極夜で、
「皆がこの日の為に必死に努力して築き上げたバザー……皆の努力を無にし、笑顔を曇らせる行為は私……いえ、」表情から笑みが消え、怒りが浮かぶ。「俺は絶対に許せないんだよ……っ!!」
「よし、行こう!」
咲が白手袋を嵌めなおしたのを合図に、三人は散った。
◇
無呂乱 加怜がバイクを吹かしてバザーをしているテントの群れに向かってくる。
あわやテントをなぎ倒すかと思われた寸でのところで、春彦のモトクロッサーがその前に飛び出し砂煙を上げてターンした。加怜はバイクを止めた。春彦が呼びかける。
「おい! バイク乗りが暴走だなんて穏やかじゃねーよな。つか、バイクは楽しむモンで周りに迷惑かけてイイもんじゃねーっつの! そんなに暴れてぇなら俺とコイツで勝負しようぜ?」
車体を叩いて挑発すると、加怜は無言のままドルン、と吹かす。
「OK、ってことか」
そこにもう一台のバイクが現れた。
「その勝負、俺も噛ませて貰おうか!」
極夜であった。加怜は再びドルン、と吹かした。勝手にしろ、ということらしい。
春彦も極夜の参戦を承諾した。
「オーケー。ルールを決めよう」
勝負は寝子高の敷地内を一周と決めた。
バザーは校庭内がメインなので、その外を回るなら客を気にする心配が少なかったのだ。
春彦は、客をバイクで脅したり怪我させようものなら速攻負けのペナルティ、と念を押す。
選管のテントに吉田先生が駆けつけていた。学校でバイクレースなんてダメだ、と腰を浮かす先生を手で制しているのは
坂内 梨香
だ。このトラブルに対処するさま、見せてもらうわ……そう選挙管理委員長の瞳が語っている。
「レディ……」三台のバイクがスタート位置につく。「……GO!」
スタートした三台は並ぶようにして講堂と校舎の間を駆け抜けて行く。
歓声をあげるお客さん達は、これが本当のトラブルだということに気づいていない様子だ。
部室棟と武道場の間を抜け、体育館の裏手を回る。
直線が得意なのか、先頭を行くのは金色のヘルメットの加怜。続くのは極夜、そして春彦。
極夜はここで加怜に華を持たせた方がのちのち穏便に行くのではないかと、敢えてギリギリの勝負と見せかけるために加怜のすぐ背後を取っていた。だが体育館倉庫から職員玄関を回るカーブのところで、小回りの利く春彦が前に出る。
再び校庭で待つ客たちの前に姿を現した時、三台は横一線。
いや、最後の直線で飛び出したのは、低い姿勢で激しくエンジンを吹かす加怜だ!
皆が息を呑んで見つめる中、加怜のバイクがゴールラインを割る。
しかし、加怜の走りはそこで止まらなかった!
「こらーっ!」
暴走する加怜のヘルメットに卵が投げつけられる。
「みんなががんばって作った陣営には近づけさせないよ! この
雨崎 荒太郎
が相手だっ! ていや!」
投げつけたのは、古くなっていて使えなかった卵。ところで知ってました? 腐った卵って爆発するってこと。黄色じゃなくなった黄身が飛び散って、しかもものすごくくっさい。そうなるのは相当置いた卵なので、荒太郎が投げたのはそこまでじゃなかったけれど、加怜の視界を奪うには充分だ。
「アウェーで暴れるなんて……良い度胸ですね」
こびり付いた卵の拭おうと蛇行する加怜を冷たく見つめながら、
鈴野 加代
は白手袋を嵌めた。中学時代に「三角定規」と渾名されたこともあるほど杓子定規なタチゆえに不良たちを見過ごすことが出来ず、後方から機会を狙っていたのだ。
「寝子高生としてあなたたちの行いは許せません。ここで教育してあげます」
大きく腕を振りかぶって何かを投げる。近くにいた者ですら、彼女は小石を握っていてそれを投げたのだろうと思ったが、実はろっこん<三式弾【比叡】>で岩塩弾を召喚し掌から撃ちだしたのだ。人が大勢いるということを考慮した工夫のおかげで難なく発動した岩塩弾が加怜のバイクの前輪を打ち抜く。
加怜のバイクは派手にスピンし、加怜自身はもんどりうって地面に転げた。
そこに現れたのが、ひとりの覆面少女ニンジャ――
常闇 月
である!
「ドーモ、ハジメマシテ フリョウ=サン フリョウ=スレイヤーデス」
アニメのような作り声に、胸の前で印を組むような妙な仕草。ニンジャちゃんは礼儀正しくお辞儀をしたかと思うと、立ち上がろうとする加怜をあっという間に縛り上げてしまう。
「本日はお祭りの日です。無粋な真似は控えてもらいましょうか」
仕事を終えると、正体のわからない謎の覆面少女ニンジャちゃんは華麗に去る。
なんだかわからないが、ニンジャちゃんのお蔭でここまでがお約束だったような気がしてしまったお客さんたちは、やんややんやと大喝采。
「えーと、ここは何とかなった……のか?」
ヘルメットを外しながら春彦は事の成り行きに唖然としたが、たぶんこれで良かったのだろう!
加怜はもう暴れる気はないらしく縄をほどかれても静かなものだ。根はシャイなヤツなのかもしれない。
春彦はそんな加怜のバイクを引き起こしてやり、バイクの本を押し付けた。
「まあとりあえず……これを買え!」
するとなんと、もう持ってる、とばかりに加怜に握手を求められたのだった。
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担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
137人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月19日
参加申し込みの期限
2015年04月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年04月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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