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フラッシュ・モブやろうぜ!
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残った2つのサンマさん。
それを着る筈だった2人は、実は全く異なることを考えていたのだった。
シーサイドで着々と準備が進められていた10時頃。
遅れていたうちのひとり、
八神 修
は自家用車でシーサイドへ向かっているところだった。
修の14匹の愛猫たちも一緒だ。
「あらかたフラッシュは編集し終わったからな」
車の中でも、さっきまで編集していた動画をタブレットで確認し直している。
「それはそうと、渡した鍵……ちゃんと気づいたか?」
そう、朝通行人に扮して刀と真央に鍵を届けたのは修だったのだ。
(ふたりともフラッシュ・モブの話をしていたし、ふたりの前に落としたのは見当違いではなかっただろう)
ふうと息をついた修は、意味深ににやりと笑う。
「今回は裏方として、情報戦略の点からアシストするよ……!」
しかし、その笑い方はどうみても黒幕のそれであった。
集合時間より大幅に遅れた修がベビーカーに乗せた猫たちと共に駅に向かうと、物陰でごそごそと皆が準備しているのが見えた。
「すまない遅れた……ん、サンマさんがいっぱい?」
修の声に振り向いた8人は、全員サンマさんのかぶりものを試着している最中だったのだ。
修の顔を見た一番小さいサンマの瑠樹は、あれーと不思議そうな顔をした。
「鷹の時のお兄さん……?」
修も瑠樹の声に記憶が呼び起こされた。
「そうか、あの時は名乗ってなかったな。八神修だ。よろしく」
「俺は瑠樹、あの時はありがとねぇ。でも、どうしてここにいるの?」
「もしかして修ちゃんもモブの一員なのだ!?」
ずいって出てきた真央はサンマさんのかぶりものに赤褌を着用している。
「さあ早く着るのだ時間がないのだ!」
「いや、俺は今回、動画係に専念しようと思ってだな」
修の出したビデオカメラに、正敏もはっとして荷物を漁りだす。
「そう云えば俺も撮影用ビデオ持ってきたぞ! 動画サイトに上げれば話題にもなるからな!」
「でもさっき楽器弾くって云ってたじゃない。そんなんでどうやって撮影するの?」
翠響のもっともな質問に詰まる正敏だったが、刀は何かを察し、つまり、と口を挟む。
「八神はフラッシュモブ自体には出ずにカメラマンに徹する……ということか?」
「ああ。そんな風に考えてもらっていい。だからえっと……」
「おお、俺は広村正敏だ!」
「すみません。広村さんのビデオ、良ければ預からせて頂けませんか? 皆の雄姿はきちんと映像に収めます」
「なるほどな、そういうことなら頼んだぜ!」
カメラを渡された修は、ベビーカーの猫と戯れている他の参加員にも聞こえるように声を張り上げた。
「改めまして、撮影役の八神修です。今日はよろしくお願いします。……それでは早速」
構えたカメラ越しに、八神は8人のサンマさんに笑いかけた。
「それぞれお饅頭持って、アピールトークお願いします」
「わーい、カメラだー」
「ちょ、瑠樹、着ぐるみのまま肩車は……っ」
いの一番にカメラ前に立ったのは瑠樹と鴻だ。
「寝子島饅頭はねぇ~、ここでしか手に入らないんだよぉ」
「そ、それに今ならご当地キャラ? のサンマさんパッケージつきだ。くっ、レアだぞ!」
必死に踏ん張り、なんとか鴻が持ちこたえたところで選手交代だ。
現れたのは赤褌の真央サンマと水褌をつけた美脚の弓弦サンマである。
「更に! 今なら褌もプレゼントしちゃうのだみんなで寝子島へGO! なのだ!」
「寝子饅頭の他にも、ここでしか食べられないもの、見られないものが沢山あります!」
そんな褌サンマガール達を押しのけるようにして出てきたのは刀と翠響だ。
「前言撤回! 褌は必ずしもついてくるわけではありませんのでご了承下さい!」
「真央ちゃんに云ってくれればどこでm……もがが!」
「こんな感じで、個性豊かな面々がお出迎えすることは間違いなしよ! だからみんなお饅頭食べに来て!」
横から出てきた真央をふたりで取り押さえ、そのままカメラの外へはけてゆく。
最後を取り仕切るのはギターをかついだ正敏とあやめだ。
「ところでこの饅頭、食べるとサンマの香ばしい香りがするんだぜ。黒砂糖の甘み……サンマの香り……そしてなんと云っても!」
じゃん、とギターを鳴らした正敏はあやめの方を向いた。だがあやめはその言葉尻を引き継ごうとはしない。
「な、何と云っても?」
心配そうに正敏が繰り返すと、あやめはわなわなと震えだした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
貝
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月25日
参加申し込みの期限
2015年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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