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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
ウレシハズカシ男子会
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「俺は……俺は……なんて不憫なんだ……!」
夜のバーのように飾り付けられた教室の隅で、
桐野 正也
は我が身の不幸を嘆いていた。
普通の高校生のはずの自分が何故、にゃんこエプロンに猫耳カチューシャを装着しているのか。
いや、そもそも何故、男子会でにゃんこなのか、大きな声で異議を唱えたい。
「にゃんにゃん♪ ……ってできるかー! 誰だ言い出しっぺは!」
「あはは、なかなか似合ってるじゃんー、きりのん。カーワーイイー☆」
ホスト部仲間の
志波 武道
は笑顔で昌也の肩を叩く。
「その生温かい目をやめろ、ブドー! 俺だって付けたくて付けてんじゃねーよ……って、写メを撮るな、写メを!」
「まぁまぁ恥ずかしがらすに。看板娘は笑顔だよー。最高のスマイルぷりぃず☆」
「だーーっ! やめろ! 記録に残すな!」
「あはは、きりのんってば照れ屋だなー」
いつにも増していじりがいのある正也に、武道もご機嫌である。
「それじゃ校舎をひと回りして宣伝に行こうか。男子会に参加するホットな男子を集めなくちゃな!」
「ファッ!? この格好で校内を歩くのか!?」
「きりのんファイト☆」
「ファイト……じゃねー! 親指をおっ立てるな!」
……とそこに遅れて、ホスト部部長の
八城 昌也
が入ってきた。
「ちわ〜っす! 遅くなっちゃってすみません。帰ってる途中で、何かのイベントの企画があったの思い出して、慌てて引き返して来たんすよ〜……つーか、なんでしたっけ、今日のイベ……ント……」
正也と目が合い、昌也は石のように固まった。
「……なんて格好してるんっすか! きりのん先輩っ!」
「うるさいっ! というか、企画通したのおまえだろうが、覚えとけ!」
「え、あ……オ、オカマバーか何かでしたっけ……?」
「男子会!!」
どうして男子会でにゃんにゃんエプロン姿に……とまじまじと正也を見る昌也。
「これは、だから……いろいろあったんだよ、いろいろ!」
もういっそ誰も来ないで部員だけでこの時間が終われば……と正也は切に思う。
しかし、無情にも教室の扉はガラガラと開かれるのだった。
「……フンフン♪ YESロリータ〜NOタッチ〜♪ イェイイェイ♪」
陸上部の練習が休みの日でも、
冴木 竜司
は欠かさず自主練をしている。
身体動かさないと調子が出ないんだよな、と練習を終えた彼は2年10組の教室に戻ってきた。
扉を開いたところで、目をぱちくり。
「……? ここ、俺のクラスで間違いないよな……? 何してんだ、おまえら?」
「おっと、竜司くん! ちょうどいいところに……今、最高にハッピーな会の準備してるんだ!」
かくかくしかじか……と武道が説明すると、竜司はパッと表情を輝かせた。
「へぇ男子会かー! 面白そうだな! いいぜ、俺も参加する!」
「あはは、さっすが竜司くんだね! 話がわかるー」
それにしても……と竜司は正也を見る。
「……何があったか知らねーけど、とりあえず桐野、似合ってるぜ」
「優しい目を向けるな! そして、親指をおっ立てるな! 辛くなるだろ!」
ふぅ、と冷や汗を拭う。見られたのが気心のしれた竜司でまだ良かった。
「まぁ冴木ならこんな格好見られても、今更別に……ああ!?」
竜司が開けっ放しにした扉の向こうを、
服部 剛
が横切るのが見えた。
剛はちらりと部屋を一瞥。
——なんや、今の……。桐野だったような……い、いや、関わらんとこ。
早足でその場を去ろうとした瞬間、ガッシと肩を掴まれた。
「待て、服部! どこへ行く! 挨拶もなく、素通りは良くないだろ素通りは!」
「き、桐野!? うわ、そんな格好で近づくなや!」
「この姿を見られたからには帰すわけにはいかない……付き合ってもらうぞ、男子会にぃ〜〜!!」
「男子会ってなんや!?」
犠牲者は剛に留まらなかった。
不幸にもふたりの下級生、
御剣 刀
と
猫島 寝太郎
が廊下の角を曲がってきたのである。
「……図書館で居眠りなんて、猫島らしいな」
「うん、本当はちょっと勉強しようと思ってたんだけど、あそこは寝心地が良くて」
「まぁ静かだからなー……ああ、そういや週末遊びに行く話だけどさ、待ち合わせは……」
そう言いかけたところで、興奮した様子で剛を羽交い締めにする正也と目が合い、ふたりは固まった。
「御剣君……今、猛烈な危機感に襲われてるんだけど、気のせいかな〜……」
「奇遇だな、猫島。実は俺もなんだ」
人間の動物としての直感が訴えた『に・げ・ろ』と。
猛ダッシュで逃げるふたりを、正体を見破られた怪物の形相で正也は追いかける。
「みぃ〜たぁ〜なぁ〜〜〜!!」
「……あ? 男子会だ?」
夕日の差し込む廊下を、
如月 庚
と
八神 修
は肩を並べて歩いていた。
「ホスト部が主催のな。用があって職員室に顔を出したときに相原先生が教えてくれたんだ」
「なるほど、それで菓子と飲み物抱えてんのか」
「ああ、差し入れにね。良かったら、如月も来るといい。ホスト部の興味深い話が聞けるかもしれないぞ?」
「興味ねぇよ。そんなもんに食いつくの、おまえぐらいだろ……ん?」
前から来る
行梨 謡
を見つけて、庚は足を止めた。
「……知り合いか?」
「まぁな」
庚はジロリと謡を見た。睨んだわけではないが、眼光の鋭い彼が一瞥すると、睨み付けているようになってしまう。
けれど、マイペースな謡は睨まれたとも思わず、眠そうな目を庚に向けている。
「あんた、この前の神魂騒動のときに一緒になった先輩だよな……?」
「……?」
「首傾げてんじゃねぇっすよ。ほら、花粉の奴っすよ、花粉」
「ああ、あのときのねー。うん……で、誰だっけー?」
「……は? だから、あれだ……って、オイ、記憶力ねぇのかよ、あんた」
「……本当に知り合いなのか、如月?」
「俺もだんだん自分の記憶が信じられなくなってきた……」
不毛な会話に早くも疲れ果てそうになっていると、けたたましく廊下を走る足音が迫ってきた。
凄まじい勢いで角を曲がって、刀と寝太郎が現れた。
「わ! ぶつかる!」
寝太郎が声を上げたときには時既に遅く、ふたりは庚と正面衝突してしまった。
「……ってぇな! 何してんだ、おまえら……!」
今度は本当に睨み付けると、刀はバツの悪そうな顔で謝った。
「わ、悪い。いや、でも今学期最大クラスの緊急事態で……!」
「ああ? 何が緊急だ、ふざけやが……!」
ふたりの来た方角に目を向け、庚はすべてを察した。
陸上部で鍛えた俊足で、エプロン姿の何かたちの悪いモノが目の前に迫ってくるのが見えた……!
「おまえらぁ! 全員、男子会に強制参加だぁーーーーーーーっ!!!」
「うわあああああああああーーーーっ!!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月04日
参加申し込みの期限
2015年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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