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ウレシハズカシ男子会
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「これが男子会なのかよ……」
流れ落ちる汗を手の甲で拭う庚。戦慄、と言う言葉が顔面に張り付いている。
「う、うーん、なんか思ってたのと違うんだけどな……」
「ど、どうしてこうなった!?」
昌也と正也も頭を抱えた。
うろたえる彼らに「いい加減にしてほしいわね、男子」と一喝したのは修……いや修美だった。
「何よ、他の女子ばっかり気にして。女はね、ここにもいるのよ」
「いや、見るでしょ、あんなの! というか、女子じゃないでしょ、修くんは!」
「……酷いわ、八城くん。私は女子じゃないって言うの……?」
「え、ええと……」
困惑する昌也の肩を、庚と正也が叩いた。
「女は泣かすもんじゃねぇだろ」
「ああ、そうだ。八城、責任持って、告白してこい」
「ちょっと! ふたりとも告白してないでしょ、なんで俺が!」
「俺はその……彼女いるしな。告白練習なんていらねぇんだよ、うん」
「俺も男にだけは告白するなって、朝テレビの占いコーナーで見てさ。今日は無理だ」
「ひ、ひどっ! ふたりともひどっ!!」
無責任なふたりに背中を押されて、修美に告白する羽目になった昌也。けれどまぁ、女子に告白するよりはマシか、と自分を慰める。
「し、仕方ない。わかりましたよ。男が相手なら、俺に任せてください!」
意を決して、修美に迫った。
「“俺のもんになっちまえよ、委員長!”」
「な、何よ、男らしいところあるんじゃない……」
ポッと頬を染め、目を伏せる修美。この修、ノリノリである。
「これでいいんでしょー、ふたりともー」
「……つーか、今、男相手なら任せろって言わなかったか?」
「ああ、確かに言った。俺は確かに聞いた」
庚と刀は戦慄の眼差しを昌也に向ける。
「は!? 今のは女子が相手じゃないからって意味で……わ! そ、それも誤解を招く……! ち、違っ……!!」
昌也は掘った墓穴に自ら埋まりに行った上に、自分でその上に土を掛けた。
「楽しい男子会で、どうしてこうなった!!」
「何よ、八城くん。今の言葉が違うってどういうこと? 私のことを弄んだだけなの……? この卑劣漢!」
「え、ええーっ!? 役に入り込み過ぎでしょ、修くん! ……って、なにこの状況!?」
そんな混沌とした状況に、はっはっはっと笑う竜司。
「どーなるか思ったけど、結構盛り上がるな、この告白練習」
「お、お前もひとついってみるか? 剛さんの胸は空いてますよ?」
「もちろん! まゆ先生を相手に鍛え上げられた俺の告白テク、見せてやるぜ!」
竜司はこほんと咳払いし、剛の顎をくいっと自らに向ける。
「“君の笑顔がいけないんだ。その笑顔が眩しすぎて……つい独占したくなってしまう。なあ、俺にだけにその笑顔を向けて欲しい”」
イケメンフェイスを作って、放たれる台詞。
エロと幼女が絡まなければ爽やか男子と言われるだけあって、ちゃんとしたことを言えば、なかなか様になる。
けれど、そうならないのが竜司の竜司たる所以なのだ。
「ハァン! なんだか盛り上がってきたぜー! 変☆身!」
服を脱ぎ捨て、パンイチになると、
「さぁ、その眩しい笑顔で、俺の肌を夏色に焦がしてくれ!」
「……ただの変態やん。けど、剛さんはそのノリ嫌いじゃあらへんでー!」
剛もすかさずパンイチに。
「青春やなー、冴木!」
「ああ、俺たちの未来は明るく眩しく輝いていやがるぜ……!!」
黄金色に輝く、夕日はまるで彼らの明日のよう、どこまでも果てしなく大空を照らしているようだった。
……だが、夕日なんてすぐ沈むものだ。楽しい時間もまた同じく。
「な、な、な、何してんのよー!?」
「!!!?」
不意に、オス度100%の教室に響いた女性の声に、一瞬にして静まり返った。
気がつけば開いていた扉のところに立っているのは、快くこのイベントのために教室を貸してくれた
相原 まゆ
先生。
「な、な、な、なんで男同士で抱き合ってるの! 武道君!」
「武道じゃないわ、武美よ、まゆセンセ! 武美の心は謡くんのモ・ノ☆」
「先生、助けてくれ、さっきから志波兄が離してくれないんだー」
「ひぇぇ!! 武道君が男色の世界に……!! お、落ち着くのよ、まゆ。担任がこんなことで挫けちゃ駄目!」
「お、落ち着いて、先生。俺たちはただ楽しく男子会を……!」
「きゃあ! なんで正也君、にゃんこエプロンなの!?」
「それはこっちが聞きたいっす!!!」
それは心からの叫びだった。
「きりのん先輩が出ると話がややこしくなるから、俺が説明を……」
「どこ行くの、八城くん。まさか、私より先生を取る気? 教師と生徒で不潔よ!!」
「わっ! 話がこんがらがるから、もう修美ちゃんはやめて!!」
「八城も八神もあっち行け! ここは俺が理性的に説明をだな……。まゆ先生、聞いてくれ、違うんだ!」
颯爽と飛び出す竜司。だが……。
「パンイチ!? ど、ど、どういうこと、竜司君! ここは学校なのよ!」
「ハッ!? ま、ま、ま、まゆ先生! ち、違うんだ!!」
「男子会するからって……、そ、そっちの『男子会』だったのね! あたしを騙したのね!!」
「ち、違う! 俺はまゆ先生一筋で……って、違う! そもそも男には!! ご、誤解だーーーーーーーーーっ!!」
楽しい男子会が、どうしてこうなった!!!
……それについての答えは、もう皆、知っているはずだ。
答えがあるとしたら、それは青春だからである。
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あとがき
担当マスター:
梅村象山
ファンレターはマスターページから!
マスターの梅村です。
シナリオにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
女人禁制の男子会のこもごも、楽しんで頂けましたでしょうか。
ガイドの時点で混沌としそうな予感バリバリのシナリオでしたが、
皆さんのノリの良いアクションの力を受けて、見事予感通りになった気がします。
ただ、一点気になったところがありました。
皆さんで会の企画を出し合って頂いたおかげもありまして、
大変盛り上がるシナリオとなったと思うのですが、
皆でお題を出し合ってトークするところで、何のお題に対する回答なのか、
書かれていない方が結構いらっしゃいました。。。
なので、お題と回答が合ってない方がいましたら、すみません。。。
文字数に制限がある中で、お題にまで文字数を割くのは大変かと思いますが、
今後、同じようなシナリオが出た場合はわかるように書いて頂けると、
マスターはすごーく助かると思いますので、気に留めて頂ければ幸いです。
それでは、また別のシナリオでお会いできたら嬉しいです。
梅村でした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年03月04日
参加申し込みの期限
2015年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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