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エイプリル・ウール
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●迷子の迷子の羊さん
――星ヶ丘ホースクラブ。
ここは、連日のように、当然ながら馬が走っている。
星ヶ丘寮から寝子島高校に通う
矢吹 千春
にとって、それは見慣れた光景だった。
しかし、どうも今日は勝手が違う。
「…………」矢吹が大きな瞳を何度も瞬かせて見ているのは。
「ンメェベェ~」
そう、羊だった。ただし、「多分」と付け加えたくなる見た目をしている。
「羊……だと思うけど……かわいい……んだけど」矢吹が首を傾けながら、間違い探しをする子供のような表情を浮かべる。「何か……毛が、長い? 多い? 大きい?」
実際は、そのどれもが正解だった。一般的に見る羊よりも毛が多く、長く、そして体も大きい。顎の下の毛だけが得に長い。「ボス羊」と言われれば十中八九は「あぁ、うん」と頷く見た目をしているのだ。
「さ、触ってもいいのかな……?」と、言いながらも、既にその手は羊の毛に触れていた。思っていたよりもゴワっとした感触の奥に、ふんわりとした柔らかい手触りを感じる。
「おぉ……おぉ! 凄い……!」
躊躇などというものを忘れ、両手を使って撫で繰り回す。やや迷惑そうな表情をしている(ように見える)羊だったが、体躯に伴った貫禄か。それとも相手をするのが面倒なのか、特に動こうとしなかった。
「草。草とか食うか? 腹減ってないか?」
矢吹は羊の前に屈み、その辺に生えていた雑草を引き抜いて羊の口元に運んだ。
表情を変えない羊だったが、草が口の中に入るとモッソモッソとそれを食べ始める。
「いっぱいあるからなー、じゃんじゃん食えよー」
草を噛み続ける羊の横腹を撫で回しながら、嬉しそうな顔で語りかけていた矢吹だったが、突然に立ち上がった。
「この羊、どこから来たんだろ……って、やっぱり動物園だよな」
ここで、矢吹の思考回路は単純な疾走を見せる。
(羊は動物園にいるもの……ここにいるのはおかしい……つまりは、迷子!)
「なるほど! 迷子さんの羊さんか!」
正解。しかし走り始めた思考回路は止まらずに、直進を続けた。
「はっ!」閃きが矢吹の脳内に突き抜ける。「動物園に行けばトラとかに会えるな!! 行こう! すぐ行こう!」
やや正解。しかし微妙に不正解。だが既に脳内がトラでいっぱいになってしまった矢吹は、行動を始めた。この人(?)助けがどれだけ重要なのか、学校もきっと理解をしてくれるだろう。そう都合よく考えて、それっきりサッパリと学校のことは忘れた。
「行くぞ、行こう! さぁ、長老! ゴー!」
いつのまにか「長老」と名付けられた羊は、矢吹に引っ張られて面倒くさそうに歩き始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
歌留多
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月04日
参加申し込みの期限
2013年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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