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寝子島高校
エイプリル・ウール
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●フツウの朝のアヤシイあいつ
ぽかぽかとした陽気に包まれて、吹く風が気持ちいい朝。
寝子島シーサイドタウン駅に面した寝子島街道は、学校へ向かう学生で溢れている。
八神 修
も、慌てて走る同級生や先輩達を横目に見ながら、寝子島高校へと向かっていた。
しかし、その足は特別に急いでいるというわけでもなく、むしろ他の生徒に比べれば、ゆっくりとしている。
(……ん?)
そんな彼の視界に、一人の学生の姿が映った。学生ならさきほどから(それこそ溢れるように)いるのだが、その男子生徒は、どうも様子がおかしい。
小さな路地から大通りの様子を覗き見ては走り出し、さらに別の路地裏を覗き込んではそこに入り、入り込んだ路地裏からまた大通りを覗き見て――。
挙動不審。今の彼を見せたら辞書を引くよりも早く「あぁ、あれが挙動不審か」と納得してもらえそうなほどに怪しい動きをしている。
八神はわずかに歩みを止めて、その様子を見ていた。
何か、悪巧みをしている――というよりは、何かに怯えている。そんな雰囲気を感じて、短く息を吐いた。見てしまった以上は、放っておけない。
「おはよう」
タイミングが良かったのか悪かったのか、背後から声を掛ける形になってしまったが、朝に声を掛けるのならこれ以外は無いだろう、と言う選択により口から出た八神の挨拶に、その学生は七センチほど飛び上がって小さな悲鳴を上げた。
「落ち着け……その、どうかしたのか?」
「いや、えっと……あー、その」
笑っているのか泣いているのか、複雑な表情を浮かべながらその学生は手を上下に動かしながら口を開いている。しかしここで立ち止まっているわけにもいかない。
「……とりあえず、学校に向かおう」八神が提案する。
「あ、……うん」八神の制服を一瞥して、同じ学年だとわかると、少しだけ安心したのか、幾分か落ち着いた様子で頷いた。
「……八神だ。よろしく」
威圧的な雰囲気にならないように僅かに口で笑みを作り出す。
「あ……ボクは、滝野です。はい。よろしくおねがいします」
その会話からしばらく、お互いに何も口を開かずに歩く。
その間にも、滝野と名乗った生徒は辺りを気にしていた。
八神は、それを見ながら指を唇に当てて僅かに思案した。
「隕石のニュース、見たか?」出来るだけ、軽く、さりげなく切り出した。「落ちたのが海でよかったよな」
その言葉に、滝野の肩が揺れる。「……見ました。本当に、人が住んでいるところに落ちなくて、よかった」胸に手を当てながら、小さく、長く息を吐く。
八神が少しだけ歩くペースを落としながら、続ける。
「ニュースと言えば羊が沢山逃げたらしい。さっきもそこに……」そこで言葉を切る。滝野は正面を見据えたまま動かなくなった。「……羊を見かけたら、連絡をくれ。というようなポスターが貼ってあった」
「あ、ポスターか……そっか」ぎこちなく滝野が笑った。
八神の中で、様々な予感や推測がパズルのように組みあがっていく。
「なぁ……今日、会ったばかりの俺が、突然こんなことを言い出すのもおかしいとは思うんだが……滝野は何か、隕石と関係があるんじゃないのか?」
「…………」
俯いたまま動かない滝野に八神は真剣な表情になる。
「勿論、口外はしない。それに、恐らく力になれる……と思う。なにより」言葉を切り、八神は滝野の肩に手を置いた。「誰かに話すだけでも、楽になれると思うぞ」そう言って、微笑んだ。
話を聞くために、人通りの少ない道を選びながら八神と滝野は学校へ向かっていた。
「……つまりは、羊を見ると、隕石が?」
「うん。大きさも、時間も、場所もわからないけど、落ちてくるのだけは確かなんだ」
小さく頷いて空を見る滝野に、八神が笑顔を見せる。
「なるほどな……ありがとう」
「え?」唐突な言葉に、滝野が驚いた表情を見せる。
「ん……話をしてくれて、ありがとう、だな」
「……ううん、ボクの方こそ、ありがとう。聞いてくれて」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
歌留多
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月04日
参加申し込みの期限
2013年03月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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