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\ オーバータイム!/
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雨上がりの屋上
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放課後、すっかり晴れて地面も乾いてきた屋上。
3年の
佐和崎 紗月
は、同じクラスにいる恋人の
初瀬川 理緒
とやってきた。
どちらが言い出したのか、どうして来ることになったのか、ふたりともちっとも覚えてないくらい自然に、気がつけば足が向いていたのだ。
「ウソみたい」
紗月はポツリと呟く。
午前中にだらだらと降っていた雨はとうにあがっていて、今は雨が降っていたことがウソのようにきれいな青空が広がっている。
「うん。ウソみたい」
理緒が元気よく答える。
朝から数えてかれこれ6時間、小さな教室という名の箱に押し込められ、閉じ込められて、退屈な授業をうつらうつらとしながら魂をすり減らしてやり過ごしてきた時間が嘘のように、開放的な気分だ。
紗月は、でも待てよと首をひねって、
「うん、何が?」
「なんだろ?」
「なんとなく、だね」
「だね」
通じ合っているのか、ズレているのか、やっぱり通じ合っているのかな。このふたり。
あまりに感覚に頼った会話をかわしながら、理緒は「こっちこっち」とくるくる周りながら進んでいく。
その先には、一部まだ水が溜まっているところがある。
紗月はそれを慎重に避けつつ歩くが、理緒の方は気づいていないのか、ふざけているのか、足を踏み入れて水しぶきをあげている。
「きゃ」
しずくが反射しながら紗月にとんできて、小さく悲鳴をあげる。本気で怒ってるわけではないけど、「もう」と頬を少し膨らませて避けるのを見ると、理緒はもう少し続けてみたい悪戯心がくすぐられるというもの。
「ごめーん」
「こらこらー」
避ける紗月に理緒は近付いて、ごくごく自然に腕をからみつかせる。紗月はその腕から逃れようとしたり、反対にしっかりからめて動けないようにしたり、なんだかんだと結局のところはいちゃいちゃしているふたり。
「わっ」
「ちょ……」
浮かれているから転びそうにもなる。
でも、転びそうで転ばずにくっついたままトトトトト……とよろけてまわって、それだけで笑いが止まらない。
青春としか言いようがない。
そんな光景を、じーっと見ている者がいた。
彼女たちのいる南校舎ではなく、中庭を挟んだ向こうに位置する北校舎の屋上に。
2年生の
御剣 刀
。
塔屋の上で焼きそばパンを食べながら、興味があるという程でもないながら、見ているとなんだかほっこりした気持ちになるからか、目が離せなくなっていた。
そして、もう一人。
塔屋のすぐ下にも、刀の存在には気がつかずに静かにスクワットをしていた
七峯 亨
。
「ふぅ。ふぅ。ふぅ。ふぅ」
筋トレに集中している亨は、彼女たちが視線に入っていながらも見ていなかった。が、1セット終わって息を整えると、改めて注目する。女子がふたり、きゃっきゃしてる。
「幸せそうだな」
その声は、塔屋の上と下から同時に聞こえた。
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担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月17日
参加申し込みの期限
2018年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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