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\ オーバータイム!/
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雨上がりの屋上
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誰かいるのか?
塔屋の下にいる亨は少し離れて、見上げる。
塔屋の上にいる刀は縁まで来て顔を出し、見下ろす。
見知った顔に、思わず噴き出すふたり。
「よぉ。なんでそんなところにいんだ?」
亨の問いに、刀は答えに窮する。
「んんん。ちょっと腹が減って?」
「なんで腹が減るとそこに上ることになるんだか、さっぱりわからねぇな」
「俺にもよくわからないんだよね」
でも、この眺めが気持ちいいんだよ……と言うのは少し気恥ずかしくて、飲み込んだ。
体の鍛錬に熱が入っていた亨が刀の顔を見て思い出すのは、何故か戦うこととなった
先日のできごと
だ。
「いつぞやは手強かったな」
「七峯もな」
「そうだ。くつろいでるところ悪いが、ちょいと稽古頼まぁ」
「稽古? 本気かよ」
女子生徒がきゃっきゃと青春して、刀自身もパンを食べてくつろいでいるような、この放課後ののどかな屋上で稽古を始めようとは。自分も大概だとは思うが、亨のストイックさもまた凄まじいなと呆れて笑みがこぼれる。
「本気も本気。勢い余ってみようぜ。どうだ?」
亨は微動だにせず刀の返事を待っているが、答えはひとつと確信していた。武人たる刀なら、この誘いを断ることはできまい。自分も同じだからわかる。そういう性なのだ。
「まぁ腹ごなしに付き合うのはいいけど――」
やはり、な。想像通りの回答に、亨もまた笑みがこぼれる。
「よしきた。頼むぜ!」
「ったく、勢い余りすぎだっての」
刀は焼きそばパン最後の一口を頬張ると、塔屋から飛び降りる。
剣術家の刀だが、今は刀も竹刀も持ってきていない。まさかこんなことになるとは思いもしなかったのだから当然だ。
「得物はどうする?」
「得物はねぇな。あえて言うなら――」
「ろっこんか」
亨はニッカと笑って頷き、
「得物ろっこん、ルール無用。これでどうだ?」
「俺は剣術家だからな、素手はあんまり期待するなよ」
「武人ってだけで十分さ。実際強いじゃねえか」
いよいよ本当に稽古を行うことになったが、そうなれば亨の顔からは自然と笑みは消えていた。
刀もまた、徐々にその目つきは真剣なものとなっていく。
距離にして3メートル、ふたりが対峙する。
南校舎からは、先ほどの女子生徒たちの声が聞こえてくる。
集中し、静寂を保つふたりの周囲、校舎周辺に残っている生徒たちの僅かな声が届き、第二グラウンドからは野球部の金属バットが白球を叩く音。カラスがカァカァと鳴いて――
ザッ。ふたりが同時に一歩を踏み出した。
カアー! その気配に驚いたのか、フェンスに留まっていたカラスが翼をばたつかせて飛び立った。
ふたりの武人による稽古、いや勝負の始まりだ!
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担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月17日
参加申し込みの期限
2018年05月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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