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寝子島高校
【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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『あーあー、ドーモ、BGM担当の謎のギタリストです』
唐突に獅子島の声がマイクを通じて放送される。
『本当は声出すつもりはなかったんだケド、どうしても言いたくてサ。泉サンには許可もらってる』
泉先生は「まったく、無茶しやがる……」と苦笑していた。
獅子島はひと呼吸置いたあと、……振り絞るように叫んだ!
『今日一日、最高に熱かった……! アリガトッ!』
再びグラウンドに歓声が溢れかえる。
『んじゃ、最後の曲はっと、体育祭っていったらやっぱこれっしょ?
……オクラホマミキサー、ロックREMIX! オマエら、フォークダンスの時間だぜー!』
『みんなー? 一緒に踊りましょっ!?』
樋口先生も思わずシャウト!
そして流れる軽快なギターリフに乗って流れるオクラホマミキサー。
生徒たちはもちろん、校長も桜栄理事長もノリノリで手を取り合って踊りだす。
いつしか観客を巻き込んでの大ダンスパーティーに発展。
「はっはっは! だから若気の至りっていうのはたまらないんだ!」
泉先生、ロック魂が触発されて腰をシェイク。
競い合って、出し抜いて、作戦を考え抜いて、掴んだ勝利と、涙を飲んだ敗北。
でも、今はそんなのなげうってただただ踊り尽くすのみ!
「宴だ宴だ~! ほれ、あたしの水が飲めねぇのかぁ~?」
酒浸 朱蘭
のろっこん水をチームメンバーに振る舞えば、たちまち気分が良くなって……?
「なにこれー? なんか楽しくなってきちゃった! あははははははは!」
十文字は笑い上戸になって笑い転げた。
「……へぇ、なる、ほど……」
哀坂は原理を察すると、興味深げに味わっていた。
「水分補給は……大事だけど……デメリットは……避けるとするよ」
そして彼女はそれ以上、飲むのをやめた。
「ぷぇ……、咲は酔ってないもぉんっ、酔ってないったらぁ! もう、おこだよっ? ぷんぷんっ!」
顔を真っ赤にして絡み酒状態に移行している
矢萩 咲
。
口調が幼児退行しているのは気のせいである。
「あーっ、秋ねーさーんっ! えへへー、咲、頑張ったよーっ?」
姉の秋を見つけるなり、ダッシュ&ダイブからのジャンピングハグ!
「ふおおおおおおっ! よく分かんないけど咲が甘えてくれてるゥ!」
興奮した秋は立ったまま昇天しかけていた。
「秋お姉ちゃんがヘブン状態になってる……!」
負けじと三女の槇も2人に抱き着いた。
「ハァァァンッ!?」
そして秋の精神は、遥か上空1万メートルまですっ飛んでいき、しばらく直立不動のまま気絶していた。
「く、黒猫組のお兄ちゃんお姉ちゃん達、すっごくかっこよかったよ……!」
施設の引率の人と合流した夕霧は、口角に泡立たせながら今日1日の出来事を懸命に話していた。
「お姉ちゃん達、ありがとう……! ……あ、あれ? あの、お姉ちゃん達……何か様子が変じゃないかな?」
ろっこんで酔っ払った次女と嫉妬心から姉に食らいつく三女。
そして2人の妹にハグされて解脱してしまった長女。
サトリ!
「……気のせい、だね……」
夕霧は見なかったことにした。
「面白かった! 皆、頑張ったなぁ……」
曖浜は目を輝かせながら、皆が踊る姿を見守っている。
「騎馬戦に一般参加できないのは残念だったけど、高校生になったら騎馬戦も参加してみたいねぇ!」
興奮気味に、引率の叔父に曖浜は話す。
「そういえば、何で先生チームは1チームだけなのかなぁ?」
他にも先生がいるはずなのに、と首を傾げる。
「ねぇ、なんでー?」
尋ねられた叔父も一緒になって首を傾げていた。
「叔父さんは言ってたねー。『勝負事は皆仲良く勝利とはいかねぇがそれでいいんだ』って。……勝っても負けても、頑張った事に意味がある……のかな?」
尋ねられた叔父さんはただ微笑むだけ。
きっと曖浜は、これからの人生でその答えを見付ける事になるのだろう。
「お兄ちゃんカッコ良かったよー!」
斉藤 三奈
は大好きな兄に抱き着く。
「……ありが、とう……」
兄の
斉藤 次久
も目を血走らせながら笑顔を見せた。
その笑顔に、三奈は若干涙目に。
(や、やっぱり怖い……! けど、本当は優しいって私は知ってるからね!)
恐怖心を隠すように、三奈は兄の胸元に顔を埋めるのだった。
「みんな、よく踊る気力があるね……」
灯 斗南
は疲労しきった体で地面にしゃがみこんでいた。
「でも、いい顔してるわよ?」
桃川 圭花
が灯に向かって言った。
無意識なのだろう、灯はいつものツンケンした表情ではなく爽やかな笑みを湛えていた。
「……えっ? 何?」
やはり気が付いていないようで、爽やかな笑顔の灯は、クラスメイトや友人たちにシュールな笑いを提供するのだった。
「え? 何がおかしいの?」
誰か、彼に鏡を見せてあげてほしい。
その横で、桃川は屋上から流れるオクラホマミキサーに耳を傾けていた。
(……ここには、一緒に踊る相手はいないもの)
焦がれるように、彼女は屋上へ視線を移す。
(届かないって分かってる……。でも、分かった上で手を伸ばしてしまう)
なんて愚かな、と自嘲気味に呟く。
「ああ……、負けちゃった……」
清々しい達成感と、物悲しい空虚感が、彼女の心の中に同席する。
その感覚は、まるで……。
「まるで、失恋みたいじゃない……?」
そして桃川は、たった1人で踊りの輪の中に飛び込んでいった。
「お疲れ様ー! いやー、燃えたねー! 楽しかったよ!」
雨寺は【インフェルノガッツ】のメンバーに声を掛けて労う。
すかさず六月一日宮がタッパーを持参してきた。
「レモンのハチミツ漬け食うか? 疲れた体に染みるんだぜ!」
「檸檬、もらってええか? チームは負けたけど、俺たちなんだかんだでオイシかったやんか?」
難波はレモンを頬張りながら振り返る。
「やっぱ食い物は誰だって気になるよな! 大成功だぜ!」
七葵は得意げにそう話す。
(あれ? もしかして、俺たちが最後まで生き残れたのって……?)
七葵のろっこんは、他人から食べ物をもらうと発動する。
食べ物を与えてくれた人物に幸運を授けるという内容なのだが、今回、それが本当に働いたのかどうかは結局分からずじまい。
「ま、いっか! それにしてもレモンうめーっ!」
「おーい、オレの分も残しておいてくれよーぅ?」
七葵の爆食いに呉井が慌てたのであった。
維剣は取り返したブラジャーを身に付けて、ようやくグラウンドに戻ってきた。
「騎馬戦が終わってる!?」
あのあと、猫の村雨とおっぱいを縦横無尽に揺らした、裏山の半裸の死闘が繰り広げられていたのだが、残念ながらその話は割愛させて頂く。
らっ倫的にもアウトだしね。仕方がないね。
「……とにかく、勝っても負けても、素晴らしい相手を称えよう!」
彼女も踊りの輪の中に加わった。
ボケしかない騎馬の中で、彼女の感性が化学反応を起こしてカオスが生まれてしまった。
しかし、その事実に維剣自身が自覚することは決してないのである……。
そしてあまりの自由奔放な皆の様子に、生活指導の
吉田 熊吉
先生はしめやかに卒倒した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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