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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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【裏・閉会式】
感動的なフィナーレを迎える者もいれば、どうあがいてもカオスにしかならない者もいた。
霧切 翠子
、今まさに人生最大の危機を迎えていた。
「良い知らせと悪い知らせがあるんだ。どちらから聞きたいかな?」
榛名 九
がどっかの司令官のように両手を組んだ上に顎を乗せて語りだす。
「……約束通り1000点取ったっていうのに何なの……? じゃあ、良い知らせからお願い」
「そうか、では悪い知らせから伝えよう」
榛名は霧切の言葉を無視した。
「テメェ、話聞いてなかったのか?」
凄む霧切を榛名はすかさずなだめた。
「まぁまぁ……。実は、あの漫画本、競技中は衣装に突っ込んで肌身離さず持っていたんだけど……」
急に榛名はスカートをひらひらさせた。
「すまない、揉み合っている最中にグラウンドに落とした」
「……!?」
霧切はあまりの衝撃的な事実に硬直した。
「うかつだった。僕のこの露出の多い衣装では収納しても競技中に落としてしまうことを失念していた」
「失念していたじゃねーよ! どこだァ!? どこで落としたァ!?」
血の色の涙を流しながら榛名の首を絞める霧切。
「ウフフ……頸部を圧迫される感覚も、また、格別……!」
何度でも言おう。
榛名はドMだ。
「安心してくれ。もうひとつ、いい知らせというのはだね……」
ちょうどその時、校内放送が……。
『グラウンドに漫画本が落ちていたから回収しておいた!』
『心当たりがある者は、生活指導室まで取りに来るように、このバカタコー!』
ブツッ。
「……というように、拾った人が親切に教えてくれる……」
「私の人生終了のお知らせー!!」
霧切は榛名の顔面に『男女平等パンチ』を全力で叩き込んだ!
榛名は恍惚の表情のまま木の葉のごとく吹っ飛んでいき、そのまま意識を手放した。
「モウダメダー! ナニモカモオワリダー!」
おいおいと泣き喚く霧切。
その肩をハルトマンが叩く。
「……あの漫画本の持ち主が霧切君であるということがバレてはいけないんだな?」
「そう、だけど……?」
「ならば話は早い」
ハルトマンは踵を返すと、スタスタと校舎へ向かっていく。
「僕が取りに行って、吉田先生に謝っておこう」
「メーちゃん!? その本は、その……」
呼び止めようとする霧切。
だが、『その本は18禁のエグいホモ描写満載の漫画なのよ!』とは口が裂けても言えなかった。
振り返るハルトマン。その表情に憂いが。
「よほどその漫画本の内容は、霧切君を苛んでいるのだね……」
ハルトマンはなにか勘違いをしているようである。
「安心してくれたまえ、僕は、大切な友人の闇を覗き見するような趣味は持っていないさ」
再び校舎へ進んでいくハルトマン。
「誰にだって、後ろめたい過去や秘密はある。……約束しよう。僕は、霧切君を守る」
その後ろ姿に、霧切は思わず呟いた。
「……イケメン!」
胸がキュンとした。
そして服部も呟いた。
「……抱いて!」
胸がキュンとしていた。
「まけた まけた だから ちくわ 蹴らせろ」
早速シダが新井に蹴りを入れた。
どこからともなく飛び散るちくわ!
「いててて! 確かに負けちゃったけどボクら頑張ったはずだよね!?」
「もっと ちくわだせ シダ 蹴り足りない♪」
にじり寄るシダに追い詰められる新井!
シダ! ダダ! ダダダダダ!
「――――!!」
片付けをしていた体育祭実行委員が悲鳴を聞き、駆け付けてきた。
するとそこには、周囲にちくわを撒き散らして横たわる新井の姿が発見された。
シダの姿はいない。
新井の手元には、ちくわで作ったダイイングメッセージが……。
ハンニン ハ シカ
シダとベトナムユニコーンとも言われるサオラに似たシカをかけたのだろう。
だが、完全に意味不明である。
こうして、事件は迷宮入りになったのだ。
「さぁて、どこにこのゴミ捨てようかしら……?」
添木 牡丹
は『ゴミ』を担ぎながら裏山を散策していた。
「日が暮れる前に埋めないといけないわね」
拝借したスコップが地面をガチガチならす。
「まったく……私の言うとおりにしておけば、あんな無様に負けなかったはずなのに……ブツブツ」
開けた場所を見つけると、ザクザクと地面を掘り始める。
「う、う~ん? ここは?」
と、その時、『ゴミ』が意識を取り戻した。
「え、なんで俺、手足を包帯で拘束されてるんだ? いてて、体中が痛い!」
そして、『ゴミ』は記憶を徐々に取り戻していく。
「たしか、添木=サンに負けたことをなじられて……反論したら、八極拳でシバかれて……」
で、現在に至る。
つまり、『ゴミ』=
冴木 竜司
……!
「あら、冴木さん、気が付きましたか? ウフフフ……」
穴を掘る添木の手が止まる。
「穴の深さ、どれくらいがお好みですか~?」
「ちょ、どいひーっ!? てか誰かヘルプミー!?」
彼の悲鳴は、夕闇の森の中に吸い込まれていく。
彼がどうなったのか……、それは誰にも分からない。
こうして、無事に(?)今年の寝子高体育祭が終了した。
来年は、どんな名勝負(迷勝負?)が飛び出すのか?
期待をしつつ、今は心地よい疲労感に身を委ねることにしよう……。
寝子高体育祭、これにて、閉会!
<了>
※翌日、顔だけ地面から出してボールギャグと目隠しを装着された冴木が、地元の林業関係者に発見された。
空腹である以外は命に別状なく、彼は事なきを得たという……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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