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【体育祭】熱闘! 寝子高伝統の騎馬戦!
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【追撃戦・1】
体勢を立て直した【虹色戦隊】は、更に勢いに乗るため、【一騎当千】の援護に向かう。
「おや……? どうやら様子がおかしいようだ」
ハルトマンの言うとおり、【一騎当千】にアクシデントが発生していた。
「……ッ!」
猛烈な【ボビナム】の体当たり攻撃を受け、御剣が低く唸った。
「あら、刀ちゃん、どうしたのかしら?」
尾鎌は御剣の不調に気が付いた。
「……みんな、すまない。さっきの一撃で肩をやられたようだ」
御剣のダメージ蓄積が予想以上のものであった。
常に屋敷野を両腕で支えながら攻撃を全て食い止めてきたのだ。
鍛えている御剣も、想定以上の消耗の激しさである。
「でも、ここでドクターストップなんてしたくない。来るぞ、備えろ!」
御剣の言葉通り、ヒット&アウェイで攻撃してくる【ボビナム】。
「シダ 蹴れない だから 体当たり シダ! ダダ! ダダダダ!」
「剣道の時みたいに心技体を合わせるよ! めぇーん!」
シダと伊藤の気迫に乗った衝撃が御剣に突き刺さる!
「大丈夫か……!?」
シグレが御剣の損傷度合いを気遣う。
御剣、辛いのか相槌が返ってこない。
(まずいな……。ダメージを一身に受けていたから当然かもだけど。早くハチマキを手に入れて帰還したい。肩は悪化すると大変だ……)
アスリート的見地から、拓郎は内心、御剣の状態をひどく心配していた。
「ここまで苦戦するとはー……。やっぱり勝負は何が起きるかわかりませーん……!」
騎手の屋敷野、これにはどうしても焦りの色が出てしまう。
そしてこの状況に、白猫組の援軍が到着してしまう。
女の子騎馬チーム【桜楓謳歌】と共同作戦を張っている【灯チーム】、そして
朝野 未沙
が率いる騎馬だ。
「ふっふ。助太刀ですよー」
口調は平坦だが、戦意は最高潮まで達している。
「一緒に頑張るノ!」
御薗井 E セレッソ
もまだまだ元気いっぱいだ。
「……(向こうも援軍が来てるね、頑張らないと!)」
筆談ができない
小山内 海
の表情は真剣そのものだ。
心の中で勝利を誓う。
騎手の
直風 満帆
は自軍を鼓舞するため、血気盛んに叫んだ。
「行くでー! 体育科の真価、発揮させたるわ! 斗南ちゃん、準備ええかー?」
呼ばれた
灯 斗南
は気怠そうに眉を上げた。
「……いつでもどうぞ」
口調こそダルそうだが、「やるべきことはやるから安心してよ」と仕事をこなす姿勢は一貫している。
「しかし、まさかエリカ殿が討ち取られてしまうとは……!」
夏神 零
は【エリカ】チーム脱落のアナウンスに耳を疑ったばかりだ。
「あれね、伊勢ちゃんを倒した変態……じゃなかった戦隊ヒーローたちって」
接近してくる【虹色戦隊】を発見した
神薙 焔
。
「……なんか悔しいわね。出オチにも程があるじゃない?」
あの騎馬に自陣の主力が崩されたという事実に、
桃川 圭花
は納得が行かないようだ。
「か、可愛くないですね……! 特に先頭の紫の方……!」
騎手の
久良木 優菜
も、これ以上はノーコメントのようだ。
「ともかく! 今は変態さんではない騎馬を狙いましょう!」
「御意、優菜殿!」
夏神の承諾の声が、指針決定の合図となった。
「……女の子……可愛い女の子……!」
朝野は怪しく微笑むだけで静観している。
「あっちのおさげの子を狙えばええんやな? 任せとき!」
直風が合図を送ると、【桜楓謳歌】は急発進。
「横から失礼するで!」
直風の左腕が【一騎当千】の屋敷野の後頭部を掠めていった。
「あ、危なかったですよー!? パワー型とスピード型の襲来、かなりのピンチではー!?」
時間差で朝野と【灯チーム】の攻撃も繰り出されるため、【一騎当千】は機動力を封じられて防戦一方だ。
「大丈夫よ、梢ちゃん! パワー型はあたしに任せて、攻撃の回避に専念して!」
尾鎌がそう叫ぶと、なんと移動をやめて受け止め態勢に入ったではないか。
「止せ、尾鎌、御剣の体がもたない!」
シグレの警告などお構いなし。
尾鎌は真正面から突っ込んでくる【ボビナム】を見据える。
「無茶……だ、尾鎌、さん……!」
拓郎も動くように急かすが、やはり尾鎌は動かない。
「……私は尾鎌君を信じます!」
ただひとり、屋敷野は尾鎌の行動を肯定した。
「海岸での練習で一緒になった時から、頼れる人だと知ってましたしー」
そして不敵に微笑む屋敷野。
「この際、奇策でも何でもやったもん勝ちでしょー!」
援軍の【虹色戦隊】の到着まであと10秒ほどと屋敷野は予想。
「一度だけでいいので、なんとか攻撃をノーダメージにしてくださーい! 攻撃の回避なら自信ありますから!」
直風と朝野、そして久良木の三連撃を紙一重で回避する屋敷野。
「ノーダメージって、そんなことできるのか……?」
自分の不甲斐なさに唇を噛む御剣。
衝突まで5秒前!
「みんな、左へずれて!」
尾鎌の指示で騎馬を半歩左へずらす。
すると尾鎌の正面には、【ボビナム】の右馬の
新井 すばる
が……!
衝突3秒前!
「カモーン、ジュデ~ム♪」
なんと、尾鎌は両目を閉じて唇を差し出したのだ。
これぞ尾鎌の考えた最強の抑止力、
『キスから始まるラブストーリー』作戦!
このまま衝突すれば、ノンケはもれなく(精神的に)死ぬ。
「うわぁぁ!? タンマタンマ!?」
衝突1秒前。
新井は全力で緊急方向転換を開始!
「チョーイ オーイ! ちくわ なぜ まがった?」
シダの不満の声に、新井は涙目で答えた。
「まだボクは清い体でいたいんだぁ!」
……衝突回避、成功! 【ボビナム】は逃走していった。
「本当にノーダメージを実現させるとは……、パーフェクト!」
苦笑いしながらシグレは尾鎌の奇策の成功を絶賛した。
「なんやあれ!? 反則とちゃうん!?」
呆気にとられる直風は審判に抗議のアピール。
だが、審判の
深縹 露草
は両手を丸印に掲げでOKサイン。
「暴力じゃないからセーフですネー!」
「あらー、これはやられましたねー、ふっふ。敵さんもよく考えたものですー」
薄野は尾鎌の奇策を素直に感心せざるを得なかった。
「変ナノー? キスはイヤナノー? ワタシ、パーパとは挨拶でしたことあるノ! ハグしてたノ!」
イタリアに住んでいたセレッソは、新井が何故、尾鎌のキスを避けたのか不思議であった。
(……うん、カオスだよね)
小山内だけは冷静に心の中でツッコミを入れた。
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担当ゲームマスター
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シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月03日
参加申し込みの期限
2015年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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