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- 00月00日生 00歳
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【体育祭】熱闘！ 寝子高伝統の騎馬戦！
誰が例えたのか、闘志は炎によく例えられる。
それこそ彼らは、燃える闘志の体現者だった。
５人は揃いの白猫リストバンドを右腕に装着。
虹のラインが入ったタオルやパーカーを着込み、統一感をアピールしていた。
「体育祭の目玉といえば騎馬戦やな！ よっしゃあああああああ燃えてきたで！ ええとこ見せて彼女も全校女子も惚れ直させたるっ！」
ギラギラに昂ぶる難波 辰が雄叫びをあげた。
敢えて声を出すことで、黒猫組を萎縮しようというのがこのチームの狙いでもある。
故に、どのチームよりも話し声や裂帛の気合の声が一際大きい。
「俺も頑張るぜ！ 最初っから全力で行くからな！ 勝敗もだけど楽しむ事が一番大事だよなっ！ 俺達のチームならやれる。悔い残さずいこーぜ」」
体育祭実行委員の六月一日宮 檸檬も、この騎馬戦で全力を尽くそうと心に決めている。
「大量得点目指すのはもちろんだけど、最優先は雨寺死守！ 騎手をしっかり守るぜ！」
そう言いながら手首につけたリストバンドに口付けをした。
すると汗をかいていた六月一日の体からほのかなレモンの香りが漂う。
彼のろっこん『フレッシュフレーバー』だ。
ただし、いつもより香りが控えめなのは、衆人環視の中だからだろう。
「ほら、はじけるレモンの香りで集中力上げてこうぜ！」
「うわー、いい香りだー！ なんかお腹減ったぜ……」
七葵 冬馬のお腹がぐぅ、と鳴ってしまう。
腹ペコ七葵を見かねた六月一日は、常時携帯しているタッパーの中からレモンの蜂蜜漬けを差し出した。
「これ食って元気出せって！」
「おおーっ、ありがとう！ あむっ、むぐむぐっ、ん～っ、美味いぜー！」
甘酸っぱい味覚が七葵の口内に広がっていく。
「よっしゃー！ 美味いもん食って元気爆発だ！ 狙うはもちろん、勝ち一択！！ このメンバーなら自信はたっぷりだぜ！ 俺も気合入れてくぞーっ！！」
ぐぅ、と腹の虫も応えた。
六月一日は無言でタッパーを差し出した。
七葵はレモンの蜂蜜漬けをもりもり食べながらメンバーを見遣る。
「同じサッカー部の檸檬とがっちり左右を固めて、チームワークも間違いなし！ 前の辰の勢いはすげーし、後ろのセンパイはなんかすっげー安心感ある。そんでもって騎手の雨寺自身もいい感じに気合入ってるしで、このチームでよかったぜ！ 負ける気しねーもんっ！！」
なんだかんだでタッパーの中身を全部平らげた七葵は、指をタオルで拭きながらニカッと破顔した。
「呉井先輩は食えへん糸目の策士やし、雨寺は音楽好きなパワフル女子。体育会系のノリええ奴がそろってるし負ける気せえへん。六月一日と七葵のサッカー部コンビの足も期待してるで！」
難波も仲間への信頼を言葉に表した。
「うっし、皆でなにがなんでも騎手の雨寺を守り通す！」
七葵に同調するようにこのチーム唯一の２年生である呉井 陽太は表情の読めないポーカーフェイスのまま口を開いた。
「そうだねぇ、うちのチームの最優先事項は『騎手の凛ちゃんを死守』だねぃ」
眼鏡の奥がキラッと一瞬輝く。
「凛ちゃんをしっかり守りながら鉢巻ゲットも頑張ろー♪」
「みんなありがとう！ 私も馬役の皆の支えを信じて頑張るよ！」
騎手の雨寺 凛は、皆の期待に応えるべく胸を拳で一度トンッと叩く素振りを見せた。
「ねぇねぇ！ みんなで円陣組もう、円陣！ 黒猫組をもっと驚かせちゃおうよ！」
「おー、皆で円陣を組むのいいねー」
雨寺の提案に呉井をはじめとする一同が賛成した。
「じゃあじゃあ！ 俺、このチームの名前付けるっ！」
七葵は両手をぶんぶん振って猛アピール。
「んー？ どんな名前にするのー？」
呉井が尋ねると、七葵はキメ顔で言った。
「試合前から勝負は始まってるようなもの、ここでいっちょ気合入れて相手チームを怖気づかせてやろーぜっ！ ぜってー負けねーぞー！！！！ ガッツだガッツ！！！！！ しかも燃え盛る熱いガッツだ！！！！」
だからッと天を指さす七葵。
「燃える闘魂と書いて、インフェルノガッツっていうのはどうだ！？ 我ながらカッコ良いチーム名だぜ……！」
中二病、いや小二病に近いのかもしれない。
「なんや、えらい中二病……」
「辰、中二病って言うな！ がるるる！」
難波の指摘に七葵は目を潤ませながら反論した。
だが、他のメンバーには概ね好評で、すぐに採用させることに。
「それじゃ、みんな、腕を出して円陣組むよ！」
雨寺に続いて、メンバーは腕を差し出して円陣を組む。
※イラストはイメージです※
「絶対勝つよー！ 白猫、燃える闘魂（インフェルノガッツ）！ ファイッ！」
「「オー！！」」
体育会系の熱いノリがグランドに一際大きく響いた。
それこそ彼らは、燃える闘志の体現者だった。
５人は揃いの白猫リストバンドを右腕に装着。
虹のラインが入ったタオルやパーカーを着込み、統一感をアピールしていた。
「体育祭の目玉といえば騎馬戦やな！ よっしゃあああああああ燃えてきたで！ ええとこ見せて彼女も全校女子も惚れ直させたるっ！」
ギラギラに昂ぶる難波 辰が雄叫びをあげた。
敢えて声を出すことで、黒猫組を萎縮しようというのがこのチームの狙いでもある。
故に、どのチームよりも話し声や裂帛の気合の声が一際大きい。
「俺も頑張るぜ！ 最初っから全力で行くからな！ 勝敗もだけど楽しむ事が一番大事だよなっ！ 俺達のチームならやれる。悔い残さずいこーぜ」」
体育祭実行委員の六月一日宮 檸檬も、この騎馬戦で全力を尽くそうと心に決めている。
「大量得点目指すのはもちろんだけど、最優先は雨寺死守！ 騎手をしっかり守るぜ！」
そう言いながら手首につけたリストバンドに口付けをした。
すると汗をかいていた六月一日の体からほのかなレモンの香りが漂う。
彼のろっこん『フレッシュフレーバー』だ。
ただし、いつもより香りが控えめなのは、衆人環視の中だからだろう。
「ほら、はじけるレモンの香りで集中力上げてこうぜ！」
「うわー、いい香りだー！ なんかお腹減ったぜ……」
七葵 冬馬のお腹がぐぅ、と鳴ってしまう。
腹ペコ七葵を見かねた六月一日は、常時携帯しているタッパーの中からレモンの蜂蜜漬けを差し出した。
「これ食って元気出せって！」
「おおーっ、ありがとう！ あむっ、むぐむぐっ、ん～っ、美味いぜー！」
甘酸っぱい味覚が七葵の口内に広がっていく。
「よっしゃー！ 美味いもん食って元気爆発だ！ 狙うはもちろん、勝ち一択！！ このメンバーなら自信はたっぷりだぜ！ 俺も気合入れてくぞーっ！！」
ぐぅ、と腹の虫も応えた。
六月一日は無言でタッパーを差し出した。
七葵はレモンの蜂蜜漬けをもりもり食べながらメンバーを見遣る。
「同じサッカー部の檸檬とがっちり左右を固めて、チームワークも間違いなし！ 前の辰の勢いはすげーし、後ろのセンパイはなんかすっげー安心感ある。そんでもって騎手の雨寺自身もいい感じに気合入ってるしで、このチームでよかったぜ！ 負ける気しねーもんっ！！」
なんだかんだでタッパーの中身を全部平らげた七葵は、指をタオルで拭きながらニカッと破顔した。
「呉井先輩は食えへん糸目の策士やし、雨寺は音楽好きなパワフル女子。体育会系のノリええ奴がそろってるし負ける気せえへん。六月一日と七葵のサッカー部コンビの足も期待してるで！」
難波も仲間への信頼を言葉に表した。
「うっし、皆でなにがなんでも騎手の雨寺を守り通す！」
七葵に同調するようにこのチーム唯一の２年生である呉井 陽太は表情の読めないポーカーフェイスのまま口を開いた。
「そうだねぇ、うちのチームの最優先事項は『騎手の凛ちゃんを死守』だねぃ」
眼鏡の奥がキラッと一瞬輝く。
「凛ちゃんをしっかり守りながら鉢巻ゲットも頑張ろー♪」
「みんなありがとう！ 私も馬役の皆の支えを信じて頑張るよ！」
騎手の雨寺 凛は、皆の期待に応えるべく胸を拳で一度トンッと叩く素振りを見せた。
「ねぇねぇ！ みんなで円陣組もう、円陣！ 黒猫組をもっと驚かせちゃおうよ！」
「おー、皆で円陣を組むのいいねー」
雨寺の提案に呉井をはじめとする一同が賛成した。
「じゃあじゃあ！ 俺、このチームの名前付けるっ！」
七葵は両手をぶんぶん振って猛アピール。
「んー？ どんな名前にするのー？」
呉井が尋ねると、七葵はキメ顔で言った。
「試合前から勝負は始まってるようなもの、ここでいっちょ気合入れて相手チームを怖気づかせてやろーぜっ！ ぜってー負けねーぞー！！！！ ガッツだガッツ！！！！！ しかも燃え盛る熱いガッツだ！！！！」
だからッと天を指さす七葵。
「燃える闘魂と書いて、インフェルノガッツっていうのはどうだ！？ 我ながらカッコ良いチーム名だぜ……！」
中二病、いや小二病に近いのかもしれない。
「なんや、えらい中二病……」
「辰、中二病って言うな！ がるるる！」
難波の指摘に七葵は目を潤ませながら反論した。
だが、他のメンバーには概ね好評で、すぐに採用させることに。
「それじゃ、みんな、腕を出して円陣組むよ！」
雨寺に続いて、メンバーは腕を差し出して円陣を組む。
※イラストはイメージです※
「絶対勝つよー！ 白猫、燃える闘魂（インフェルノガッツ）！ ファイッ！」
「「オー！！」」
体育会系の熱いノリがグランドに一際大きく響いた。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年01月03日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年01月10日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2015年01月10日 11時00分
