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●9月9日
常闇 月
の誕生日●
●9月12日
浅山 小淋
の誕生日●
【寝子島高校・部室棟:学生支援部の部室】
「やった、サプライズ成功だよー!」
そして場面は、冒頭のシーンへと戻る。
「これは……もしかして、私も祝ってくれる、ということなのでしょうか」
ハイタッチで喜んでいる
千鳥 雅人
と
哀坂 零葉
を呆気にとられて見ていた、
常闇 月
が自信なさげにそう、おずおずと訊ねる。
「もちろんだよ! びっくりさせてごめんねー」
「今日は小淋さんに月さん、お2人を祝う誕生会だったんですよ」
その零葉の種明かしに、ようやく事態を理解した
浅山 小淋
が、『有り難うございます』と必死に企画者の2人に頭を下げる。
『こんな風にお祝いして頂けるなんて、思ってもいませんでした』
そんな小淋に、千鳥はにっこり笑って、
「月ちゃんも小淋ちゃんも、みーんな、大事な人だもん。
大事な人に喜んで貰えるなら、全力で頑張るよー!」
「あら? 大変、月さんが」
慌てて零葉が差し出すハンカチを、どうしたらいいか分からないのか、そのまま握りしめて。月が皆の顔を、そしてボードに書かれた「お誕生日おめでとう」の文字を見渡す。
「……この胸にこみ上げてくる感情、これが嬉しいというのですね。
けど、なぜ……涙が……」
初めて味わう感情に困惑している月の手を取り合い、仲間たちが彼女を部室に導き入れる。
◇
「ささっ、今日の主役のお2人は、こちらに座っていて下さいな」
「料理は、俺が配ってあげるね!」
零葉が2人を席に案内し、千鳥が重箱の蓋を開けて、作ってきた料理を紙皿に取り分ける。ツヤピカの唐揚げを口にした小淋が、急いでスケッチブックを広げてひと言、
『千鳥さん、この唐揚げ美味しいですね! 甘辛こっくりなお味で……』
「うん、スイートチリソースとマヨネーズを和えて、絡めてあるんだ」
刻んだパプリカとあさつきが、歯ごたえのアクセントだ。
月は鮮やかな色に惹かれて、生春巻きを手に取り、珍しそうにそれを眺める。ぷりぷりしたエビのオレンジと、たっぷり入った野菜のグリーンが皮ごしに透けて見え、目にも楽しい。
「野菜はキュウリとサニーレタス、パクチーは苦手な人もいるかもだから、
ハーブは代わりに大葉を使ったよ。ソースはごまタレでどうぞ!」
ちょんとソースに付けてひと口頬張れば、月の口の中に胡麻の風味と、フレッシュな野菜の味が広がった。しっとりライスペーパーとプチプチな春雨、食感の違いも新鮮だ。
「これは……何と言えば良いのでしょうか。素敵な味がします」
「美味しいって言ってくれてもいいんだよ?」
「とても美味しいです」
素直にそう述べる月に吹き出し、千鳥たちが大きな声で笑い合う。キョトンとしているその月の様子を、零葉がカメラを取り出して写真に収めて回る。
それからも料理やデザートを楽しみ、また壁に貼られた写真をワイワイ眺めながら、支援部が出来てからこれまでの思い出の数々を、みんなで懐かしく語り合った。
「あ、そうそう、プレゼントもあるんだよー!」
会も終わりに近くなってきた頃、千鳥と零葉から、2人への贈り物も渡される。
「何がいいかすっごく迷ったんだけど……はい、ヘアピンだよ!」
千鳥の方は、青いバラが綺麗なワンポイントになったヘアピンだ。
『ふふ、月さんとお揃いですね』
さっそくそのピンで前髪を留め、微笑みかける小淋に、月もぎこちなく笑い返して。
「私からのプレゼントは、こちらです」
零葉からは、小さなキーホルダーサイズの手作り人形、それに懐中時計が贈られた。
「これは……私の人形、ですか?」
小淋と月、それぞれ本人にそっくりなマスコット人形に、月の方は戸惑い顔だ。
「私は、その……こんなに可愛らしくは」
『何を仰ってるんです、月さんにそっくりですよ!』
「小淋さんにそう言っていただけると、ぬいぐるみ教室で腕を磨いた甲斐があります。
懐中時計の方は、蓋を開けて写真を入れておくこともできますよ。
今日の写真でも良いですし、(こそっ)大切な方の……でも大丈夫ですよ♪」
零葉にそう耳打ちされて、小淋の顔が赤くなる。
『何を言ってるんですか零葉さん、大切な人なんて……
……でも、これは大切にさせていただきますね』
そして小淋から月へは、元々この日のために用意してきた、チェックのマフラーが。
匂いを吸い込むように、しばらくそのマフラーに顔を埋め、
「ありがとうございます、浅山さん……いえ、」
しばらく躊躇いを見せた後、やがておずおずと月はこう言うのだ。
「……その、浅山さん。もしよろしければこれからは、
名前で呼ばせてもらっていいでしょうか? 小淋さん、と」
小淋はにっこり微笑み、頷いてみせる。
『はい、もちろんです』
「ありがとうございます、小淋さん……では、私からはこちらをお渡しします」
月からのプレゼントの中身は、真新しいスケッチブックと、携帯に便利なペンシルケース、そして縁取りの入った黒のリボンのセットだ。
感激してそれを受け取る小淋、新しいスケッチブックに最初に書く言葉は、これしかないだろう。
『頂いたこのプレゼント、大事に使いますね』
先ほどの月のように込み上げるものがあり、小淋も思わず嬉し泣きしそうになってしまったけれど、この素敵な会の最後は、やはり笑顔で終わりたい。
『皆さん、今日は本当に素敵な1日を有り難うございます』
最後に撮った笑顔の記念写真は、支援部のアルバムの1ページに、また新たに加わることになるだろう。
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月28日
参加申し込みの期限
2015年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月04日 11時00分
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