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●9月9日
常闇 月
の誕生日●
●9月12日
浅山 小淋
の誕生日●
【寝子島高校・部室棟:学生支援部の部室】
ぱぱんっぱんぱんぱぱんっ☆
「小淋ちゃん月ちゃん、誕生日おめでとーっ!」
「16歳のお誕生日、おめでとうございます!」
クラッカーの一斉放火を、頭から浴びて。
がちゃりとドアを開けたポーズのまま、
浅山 小淋
と
常闇 月
は、呆然とその場に立ち尽くした。
盛大な拍手で2人を出迎えた、部員の
千鳥 雅人
と
哀坂 零葉
が、目で合図してくるりと部室のボードを裏返せば。そこに大きな文字で書かれているのは、こんなメッセージ。
小淋さん&月さん 16歳のお誕生日おめでとう!!
紙吹雪や紙テープを頭から垂らしたまま、ハッと我に返った小淋が、急いでスケッチブックに走り書きして、隣りの月に見せる。
『月さんの誕生日会が行われると聞いて、私はここに来たのですが……
これは一体、どういう事なのでしょうか? 何故私の名前が?』
「私の……? いえ、今日は支援部で浅山さんの誕生日会をやるのだと。
私は千鳥さんから、そう聞いていましたが……」
事態が呑み込めず、呆然と顔を見合わせる小淋と月の前で、千鳥と零葉の2人が「やった、サプライズ成功だよー!」と満面の笑顔でハイタッチを交わしている。
◇
話は、1週間ほど前にさかのぼる。
ここは部室棟にある、学生支援部の部室だ。カップから立ちのぼる湯気のリズムに合わせて、幸せそうにひょこひょこアホ毛を揺らしていた千鳥は、
「そういえば今月は、小淋ちゃんと月ちゃんの誕生日なんだねー」
同じくお茶の時間を楽しんでいた零葉に、そう話しかけた。
「ええ、そうなんですよね。確か……」
零葉はすらすらと2人の誕生日を諳んじてみせ、
「3日違いで、日付も近いんですよね」
「普段も部活もすっごくお世話になってるし、
小淋ちゃんと月ちゃんを喜ばせてあげたいなぁ……
そうだ! サプライズパーティ……とか、どうかな!」
「サプライズ、ですか?」
小首を傾げる零葉に、ピコンとアホ毛を立てた千鳥が、今思い付いたアイデアを話す。
「月ちゃんには、『小淋ちゃんの誕生会をするから』って誘って、
小淋ちゃんの方には、『月ちゃんの誕生会をするから』って言って、
それで同じ日に、同じ会場に誘うんだー」
「まぁ、なるほど……」
互いに友達を祝うつもりで来てみたら、実は自分の誕生会でもあった、という訳だ。
「2人の誕生日が近いのも、ちょうど都合がいいよねー」
「サプライズ誕生会……いいですね、それ!
千鳥さん、私も是非お手伝いさせて下さい」
「ほんとに? よし、じゃあやろっか。
日時は次の日曜日、お昼からこの部室で、ってことでどうかな?」
「では私は、小淋さんをお誘いしてみますね。
寮で同じ部屋ですので、今夜にでも話しておきます」
「分かった、じゃあ俺は、月ちゃんの方を誘っておくよー」
トントン拍子に話がまとまり、それからは当日の細かな打ち合わせ。
「ふふ……2人共喜んでくれたら良いですけど。
千鳥さん、一緒にこの誕生会を成功させましょうね!」
◇
「浅山さんの誕生日会を部でするのですね? わかりました」
その翌日。手招きで部室の外に連れ出された月は、千鳥の打ち明け話に、真剣な顔で頷いた。
(支援部の部長として、そして私の大切な人として……
浅山さんの存在は私のなかで大きい)
「勿論私も参加させてもらいます」
そう即答する月に、千鳥がこちらも真剣な顔で念を押す。
「サプライズの誕生会だから、この事、小淋ちゃんには秘密でお願いねー!」
「サプライズですね(こくこく)。よく分かりませんが、わかりました。
秘密は全力で守ります。例えこの命に代えても……!」
「いや、そこまで! そこまで全力じゃなくっても、いいんだよー」
何しろこの常闇月、誰かの誕生日を祝ったりするのは、どうもこれが初めての経験らしい。大丈夫かなあ、と思う千鳥だったけど、彼女は自分が必要だと判断した時にしか、口を開かない。月から部長にばれるような心配はないだろう。
「この日のために、
貯えておいたバイト代
もあります。
当日までに、浅山さんへのプレゼントを準備しておきますね」
一方、同じ日に小淋の方は、シーサイドタウンの駅ビルへと出掛けていた。
目的は、月へのプレゼント選びだ。サプライズ誕生会の件は、昨夜同室の零葉から聞かされ、もちろん小淋も出席を快諾したのである。
(サプライズなので、月さんには内緒なのだそうです……ふふ、楽しみですね)
日頃から彼女には、何度も助けられたり世話になったりしているし。
(誕生会の準備は、零葉さん達の方でやって頂けるそうですが……
さて私からの贈り物は、何を選べば月さんに喜んで貰えるでしょうか)
雑貨屋やブティックの店頭にある小物を、実際に手に取っては眺めて、あれこれと迷う。月はあまり、派手なファッションを好む方ではない。シンプルで合わせ易い物の方が良いだろう。
(それでいて、しっかり形に残るもので、長く使える物を……)
駅ビルを1周して、最終的に格子柄のスカーフとマフラーの、どちらにするかで迷った。
(でも、これからの季節。だんだん寒くなってきますしね)
マフラーの方を選ぶと、『友達への誕生日プレゼントなんです』とお願いして、店員さんに素敵なラッピングとリボンを掛けてもらう。これで準備はOK。
(ふふ、月さんは気に入ってくれるでしょうか……)
◇
そして、日曜日の部室。てきぱきと部屋の飾り付けをしていた零葉は、
「わわっ、ちょっと遅くなっちゃったー?」
そのドアの音に、駆け込んできた千鳥の方を振り向いた。
「大丈夫ですよ。小淋さんも月さんも、まだいらっしゃっていませんし」
「(ほっ)よかったー。料理頑張ってたら、遅くなっちゃって」
「まあ、これは美味しそうですね……!」
ぎっしり重箱に詰まった手作りの料理を見せてもらって、零葉が歓声を上げる。
「私はその、料理の方は壊滅的なので……
こんなに色々作れる千鳥さんが羨ましいです」
「ありがとー。でも零葉ちゃんの飾り付けも素敵だよー」
学生支援部のシンボル、アウェアネス・リボンを幾つも小さく連ねたモールが、壁や天井を華やかに彩り、部員たちの思い出の写真が、そこかしこにピンで貼られている。
そして中央のボードには、カラフルなペンを駆使して書かれた、大きな「おめでとう」のメッセージ。
いかにも支援部らしい、手作り感溢れる会場の出来上がりだ。
「うん、ばっちりじゃないかなー!
ケーキの入ったスチロール箱もあるし、完璧!」
「そろそろお2人も、いらっしゃる頃ですね。
では千鳥さん、クラッカーの準備を」
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
31人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月28日
参加申し込みの期限
2015年01月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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