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奇祭! 早朝の落神奉納餅つき!~筋肉もあるよ♪~
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(一応長袖着てきたけど、結構肌寒いね)
秋の訪れを肌で感じる
恵御納 夏朝
、奇祭を見学すべく今日は早起き。
(まぁ、早起きしてちょっと眠いから、眠気覚ましにはちょうどいいかも……)
肌寒さもさる事ながら、未明にも関わらず多くの人が餅をつく様子を見学しているこの状況にも驚いて目が冴えてしまう。
「地元に居ると実感湧かないけど、このお祭、結構有名なの……?」
観光客の多さにキョロキョロしながら、彼女は会場内を歩き回る。
すると、見慣れた顔ぶれを発見した。
「あ、北原さん、おはよう……」
恵御納が挨拶した相手は、友人の
北原 みゆき
。
北原も恵御納に気づくと、眠そうな目をこすりながら笑顔を向けた。
「おはよう、夏朝ちゃん。今日も猫ちゃんと一緒だね」
猫ちゃんとは、恵御納が日頃から左手にはめている猫型パペットのハルくんのことだ。
「うん……。今日はハルくんと一緒にお祭を見学しにきたんだ。北原さんは……?」
尋ねられた北原は、ちょっと躊躇いながらも視線を横へ向けた。
その先に、
後木 真央
と
八神 修
、そして八神と一緒に餅をつく
龍目 豪
と
深縹 露草
が歓談していた。
……全員、褌姿で。
「褌広報委員の真央ちゃんと、今はちょうど席外してるけど褌仲間の竜司先輩を応援しにきたんだよぉ」
北原は以前、
後木と褌姿でイベントに参加した経験
がある。
冴木もこの時、褌着用でイベントに参加しており、その辺から交流が芽生えたのかもしれない。
「みんなお祭に参加するんだよ。これから出番だって」
「……へぇ、みんな参加するんだ。……え?」
ここで恵御納の思考が一時停止した。
「後木さん……、女の子だよね? 確か、女性は参加できないはず……?」
エキセントリックな奴らが多いこの寝子島、過去例外はあったらしいが、それでも女性の餅つき参加は暗黙の了解で控えることになっている。
それでも、後木は上半身に晒しを巻き、真紅に染まった赤褌を締め、この場にやってきたのだ。
「後木さん……、どうする気だろう?」
恵御納が不安そうな顔をしていると、北原が思わず苦笑い。
「うん、私も心配してたんだけど、実はもうふぁんた爺ズの許可を得たんだって」
「えぇ……!?」
北原の言葉に、平時表情の変化が乏しい恵御納も驚きで口をあんぐり開けてしまった。
「にゃふっふっふ! 真央ちゃん頑張ったのだ熱意の勝利なのだ~!」
固く握った拳を天高く突き上げる後木。
「その昔に東名高速道路のサービスエリアの女子トイレが混雑して入れなかったオバちゃんズが『今だけ漢にしたってや!』と言いながら男子トイレへ悠然と出入りしていった逸話があるのだ!」
後木はこの話を聞いて思った。
『この言葉があれば真央ちゃんいつでも漢になれるのだスゲーのだ!』
後木はこの祭りで遂にこの言葉を行使した。
全ては褌を愛するがゆえに!
「最初は爺ズは首を縦に振らなかったのだでも真央ちゃん諦めずに何度も言ったのだ! 月詠ちゃんのアシストもあって晴れて真央ちゃんも参加できたのだ超感謝なのだ!」
「なに、面白そうだから爺ズを丸め込んだだけだよ」
ふっと湧いたかのように
旅鴉 月詠
が後木の傍に立っていた。
「神というものは気まぐれなものだし、常に時代は変化し続けている。褌普及という真央の活動の一環を認めてほしい、と最もなことを言ったのさ」
案外、月詠の言葉に乗っかるあたり、爺ズも悪乗りが好きなのかもしれない。
寝子島島民のエキセントリックの血が騒いでしまったのだろう。
「ただし、条件として晒しの上に男らしい筋肉のボディペイントを義務付けられてしまったのだよ。では真央、準備をするのでこちらへ」
「よろしくなのだ月詠ちゃん♪」
ということで、後木と旅鴉は奥へと引っ込んでいった。
「後木、上機嫌だな」
八神の顔が自然と微笑む。
「後木さんに感謝ですね……。褌、貸していただけました」
深縹は真顔で褌の締め具合を確かめていた。
「八神さん、龍目さん、いきなりの飛び込み参加を許していただきましてありがとうございます。私、神事故、やはり和の服装に身を包みたいと考えていました。ですが水着すらなくて困っているところを、後木さんにお声掛けいただきまして……。そこからおふたりと合流できたことに深く感謝ですね」
ポニーテール姿の彫りの深い顔立ちの深縹は、一見すると外国からの留学生のように見えた。
……実は両親は彼を産む前から日本に帰化しており、深縹自身は生まれも育ちも日本。
つまり生粋に日本人である。
だが、その妖艶な外見から、初見ではまず日本人と見られない。
「深縹さんは日本語が流暢なんですね。外国の人とは思えないぜ」
龍目が感心していると、八神もそれに同調した。
「本当、きれいな発音です。本当に日本の方ではないんですか?」
「ふふっ、さて、どうでしょうか?」
深縹は思わずはぐらかしてしまった。
(い、言えまセーン! ここまで来たら本当のことが言いづらいデース!)
心の中では素の喋り方で悶々とする深縹。
今日はちょっと気疲れしそうな朝になりそうだ。
これらのやり取りを、北原はぼーっと眺めていた。
(どうしよう……。豪先輩も参加するの? 確かにイメージには合うけど知らなかった……。褌一丁だからちょっと私には刺激が強すぎるかも……)
顔が赤くなり、胸がドキドキと高鳴る。
そして自然と褌姿を目に焼き付けようとしている自分に彼女は気が付いた。
(なにをまじまじと見てるの、私!?)
でも見る。見てしまう。
褌仲間の活躍も見たいが、今は憧れの先輩の勇姿を、今や遅しと北原は焦がれるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
27人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月08日
参加申し込みの期限
2014年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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