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北欧から来た少女 ~うさぎさんオーヴァードライブ~
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【うさぎを捕獲にスカイハイ! 見よ、これがホントの……】
神木 煉
はこの上なく困惑していた。
「なんだか騒がしいが、また事件……ん? ウサギ?」
足元にはうさぎ、そして校舎やほかの場所ではうさぎが居なくなったと大騒ぎしている生徒たちがいる。
しかし、うさぎは抱えようとするとするりと逃げてしまう。
では、そのまま逃げるかというとそうではない。
構ってくれと言わんばかりに、煉の周りをくるくると回ったり、跳ねたりしている。
南校舎と北校舎の間で昼寝をしていた煉は、ままよと言わんばかりに横になってみると、うさぎはそのまま煉の制服の裾を引っ張ったり、お腹の上に乗り上がろうとしては失敗している。
「遊べ、ということか」
つまりは、あの飼育小屋では満足しなかったということか。
うさぎも人に慣れているのか、一向に怯える気配はなく、むしろふてぶてしい。
何がどうかはわからないが、このうさぎは煉に懐いてしまったのか、何か共感するところがあったのか……ともあれ、自分の遊び相手に煉を指名したのは間違いない。
「……」
観念して起き上がり、しばらくは撫でてやったり、そこらへんにあった草とかを猫じゃらしの要領で遊んでやってみたりとしていたが、その様子を2階から眺める生徒がいた。
柏田 貴弘
である、見た感じ、煉がうさぎを逃がさないためにあの手この手で、うさぎをキープしているように見えたのである。
小型のタブレット型の携帯を使って、うさぎについての情報を色々と集めた貴弘は、ざっと周囲の状況を確認しつつ、ゆっくりと落下地点を見定める。
自分が得た情報を総合して出した結論は……。
「そうか、ろっこん発動しながら空から降ってくれば足音なんて立たないじゃないか!」
ナ、ナンダッテー! と周囲が驚くような結論を出して校舎の二階へと陣取ったのであった。
また、別の方向から煉とうさぎを見つめるもう一人の生徒がいた。学食メニュー全制覇を成し遂げてきたと自称している
毒島 林檎
である。
ソーダ缶片手に機嫌良く歩いていたところをねこったーの情報に遭遇、そのままうさぎ捜索へと参加した生徒のうちの一人だ。
『きゃー! 可愛いうさぎさん撫でたい!』
と脳内では歓喜の声を上げつつ、欲望にあふれた参加ではあるが、本人からはそういうイメージを不思議と感じない。
さて、そんな二人が見守る中、煉とうさぎは遊んでいたのであった……。
……。
最初に動いたのは、貴弘である。
ふっと、うさぎが校舎側に寄った瞬間を見計らって、思いっきり校舎の二階からダイブしたのだ。
(※危険行為なので良い子はマネしてはいけません!)
「とうっ」
「!? 逃げろ!」
本能からか、上を見上げる煉、降ってくる人。
「……何考えてんだ」
慌てて林檎も走り寄るがもう遅い。
煉は慌ててうさぎを逃がすことには成功したが、自分は逃げ遅れてしまった。
「退けー!」
慌てた貴弘が叫ぶが地面はもう近い。というか、そのままだと怪我は確実だ。
「退けるか!」
その瞬間、両腕を広げてぐっと足をやや開き、落ちてきた貴弘を受け止めつつ、下にしゃがみつつ受け止めることで衝撃を地面に受け流した。
しかし、ぎしっと骨が鳴る。
いくら古武術をやっているとはいえ、男一人をだきとめたのである、無理はない。
そのまま、地面に放られる貴弘。
「痛って~」
そのままうずくまる煉。
「馬鹿! 何をやってるんだ」
これにはさすがの林檎も慌てたようだ。
ちゃっかり、逃げてきたうさぎを抱きとめているところもらしいと言えばらしいが、この時点で、うさぎを捕まえたらどうしようとか、色々な想像は全て吹っ飛んでいた。
「……っ」
一方、うずくまる煉の額には脂汗が浮いていた。
音も無く落下してきた貴弘によく反応できたものだと内心では煉は思っていた。
逆に言うなれば古武術をやっていなければ下手したら二人が大怪我であったところだ。
「大丈夫か?」
林檎が心配して声をかけるも、煉は手で振り払うジェスチャーをする。
「……無理をするな、今治してやる」
林檎はそう言ってパセリを口に加えると、ろっこん『オモルの腕』を発動した。
なんだか、悪いと思ったうさぎはすっかりおとなしい。むしろ煉を心配しているそぶりすら見せる。
なんだかんだ言って、こういう風に心は通じるものなのだろうかと考えつつ、貴弘は治療を見届けたあと、一応は謝罪を入れていた。
「……俺は少し休んでいくから、毒島ありがとう。ついでに、そのうさぎも頼んだ。柏田、ああいうことをやる前に一言相談してくれ。一人じゃなくて協力したほうがもっとスムーズにいくだろう」
いつになく多弁な煉に頷く二人。
「……あぁ、分かった。」
「うさぎはきっちり届けてくる」
ちなみに、林檎さん、このあと少しだけうさぎと戯れる時間があったとかなかったとか。
なんにせよ、けが人が出なくてよかったよかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月08日
参加申し込みの期限
2013年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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