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北欧から来た少女 ~うさぎさんオーヴァードライブ~
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【グラウンドにて大奮闘? の巻】
放送室でうさぎを止める放送をした後、
行梨 謡
はグラウンドに向かっていた。
グラウンドを駆け回るうさぎは二匹。
と、思っていたのだが……。
「うさぎが……四匹? 幸せ……じゃなくて!」
幸い、脱走したうさぎは白い色をしているので、残り三匹は茶色くて、よく太っている。
「お、うさぎ増えてるな」
そうっ言ってひょいひょいと網でうさぎを回収しているのは
納 十一
である。
野生の本能かそうでないのか、茶色いうさぎは次々と捕まっていく。
「声さえうさぎさんに届けば……!」
残念ながら、それを強制的に実行するには協力者が足りない。
ねこったーやそのほかの情報媒体で手伝ってくれる生徒のほとんどがシーリに行ってしまった故に、校内には、ほとんど協力者はいない。
もしくは、ほかの場所で手間取っているかである。
そして、目の前では完全にうさぎが生命の危機を迎えようとしていた。
ねこったーで救援要請をしている時間も、メガホンでろっこんを発動する余裕はない。
「ん? 増えてない? 四匹? そっかー産んだんだー偉い偉い。白いし小さいし子供だよね。はやく捌いとこう、また逃げたら大変だ。ほらー、暴れないでー白い毛皮が血に染まっちゃうよー」
そう言って、白いうさぎを含めて四匹を見つめながら楽しそうに話す十一。
「っ……うさぎさんを離せ!」
そのままろっこん『他律による略奪』を発動する謡。
びくんっと体をこわばらせてうさぎを離す十一。どうやら魅了されたようだ。
しかし、この命令はうさぎには無効であった。
つまるところ、せっかく捕まえた十一の持ってきたうさぎと、白いうさぎがそれぞれ脱走するわけで……。
「そのままもっていかれるより……いい」
ザマーミロ! と内心で思いつつ、ねこったーを取り出して救援要請を書き込む謡の情報に反応があればこれ幸いである。
「なるべく痛くないようにすぐ殺ってあげるから、ふふふ……楽しいなぁ……っ、でも、邪魔するなら容赦しないよ?」
「喋るな! それ以上喋るんじゃない!この野郎!」
そのまま、ろっこんの効果が切れたのか、ふらふらとうさぎを追いかける十一。
そしてそのままお互いがお互いを倒し合おうともつれ合いになる十一と謡。
「人間は食物連鎖の頂点だよ、格が下の動物を食べて何が悪い!」
「あれはもふり用だ! それと可愛いうさぎを食べるのは言語道断!」
その間にも、四匹は逃げ去っているし、残り一匹は別の場所へと向かおうとしている。
(俺のうさぎさんが……! 俺のもふもふが……!)
焦る謡に十一は容赦なく言葉を浴びせていく。
「餌は餌らしくしていればいいじゃん! それにそっちだって閉じ込めて飼っているじゃないか!」
「少なくともお前よりも健全だ! 黙れ!」
メガホンを構えて、容赦なくろっこんを発動する謡。
完全に、頭にキている。
「お前なんか――お前なんか――……!」
その先に続く言葉は、容易に想像ができた。
……。
「待つのです!」
その瞬間であった、十一と謡の間に割り込むように体当たりしてきた人間? がいた。
その衝撃でもつれ合って転げる十一と謡。
「兎を追うのを止めてください! こんなに小さな動物を虐めて楽しいのですか!」
そう言って、謡を指したのは
くー・りゅーと
である。
「兎を狩るのも止めてください! 大きな動物には小さな動物を守る義務があるのです!」
そう言って、十一を指す。
つまりなんだろうと思うのだけれども、このくーという生徒は至極大真面目である。
「動物は野生が一番なのです! 飼うのも断固反対!」
つまりだ、このグラウンドに相性最悪の三人が揃ってしまった……。
ただそれだけのことである。
「止めるな! 俺はうさぎさんを保護してもふもふするんだ!」
そう言ってぐっと立ち上がえる謡。
「おれだって今夜のオカズだよ! あれ!」
そうして、十一も立ち上がる。
「だから食うなと言っている!」
「食物を食って何が悪い!」
「可愛いものを食うのは犯罪だ!」
「なんだと! そっちだってただなし崩しに飼って殺してるだけじゃないか!」
完全に、埒があかない謡と十一。
「きっと長い間小屋の中に閉じ込められてこのような仕打ちを受けて辛かったのですね……。あなた方の気持ち、私には良くわかります」
そこにくーが介入している。もはや、カオスである。
「いや、うさぎさんは俺に触られるのを待っているんだ!」
「だったら、なんで今あんなに楽しそうなんですか!」
激論、というか止まらない。
「それは……きっと遊び足りなかったからこれからもっと遊べば!」
と謡が反論しようとするも。
「ふふん、それだったらおれの方がマシだな、あいつら野生だし」
「何を言っているんですか! 三匹は食べ過ぎです! 少しは考えてください!」
とりあえず、方向性が見えない議論というものはこういうものだろうか。
ちなみに、そう言って、自分の茶色いうさぎを指し示そうとして既に遠くに行っていることに気づく十一。
そして、同時に謡も白いうさぎさんがグラウンドの外に出ようとしているのを見つけた。
「「しまった!」」
そう言って、追いかけようとする十一と謡。
そして、憤然としてくーは宣言する。
「どうしても止めないと言うのでしたら、私の自慢の角を持ってあなた方人を狩らせていただきます!」
しかし、その瞬間、メガホンを構えて謡は叫んだ。
「動くな!」
その瞬間、十一とくーはその場に縫いつけられる感覚を味わうことになった。
どうにも、ぼーっとして力が出ない気がする。
そして、その謡の命令を実行したくて仕方がない……つまりは魅了である。
「くっ……さすがは食物連鎖ピラミッドの天辺に立つヒトですね……」
「厄介なろっこんだ!」
そう言って、ぎりぎりとにらみ合う三人。
「怪我しないうちに早く俺の腕の中に飛び込んでおいでマイエンジェル!」
そう言いつつ、どちらのうさぎを追うことにするか迷った矢先だった。
「うにょ! 捕まえたよ!」
そう言って、うさぎを網に入れたのはひびき。その上にはラッセルが飛んでいるのが見える。
「こちらも捕まえました」
「なんだか、茶色いのもいるわね」
そう言って、聖と深鈴もうさぎをそれぞれ抱えて戻ってきた。
「全てあつまったか?!」
「情報を総合すると、校内のうさぎは全部保護できたそうです」
「よかったよ~!」
それぞれねこったーを手に、安堵する一同。
向うでは、開放された十一とくーが何やら激論を交わしているが、皆は気にしていない。
「とりあえず、飼育小屋に行きませんか?」
そう言って、聖の提案で、それぞれは美野梨に合流することになった。
ちなみに、十一のうさぎについては、色々あって保留されている。
また、激論の行方は後日、とたらい回しにされることになった。
もっとも、目の前のうさぎが無事保護されたので、謡はどうでもよさそうだった。
結局は、若さゆえか、その場に触発されたような何かだった、ということで綺麗さっぱり流すことにしたとかしなかったとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月08日
参加申し込みの期限
2013年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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