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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
北欧から来た少女 ～うさぎさんオーヴァードライブ～
【最後の刺客、最後の戦い？】
ブシュゥゥゥゥゥゥ！
と勢いよく白い噴煙と消化薬剤がぶちまけられる。
よく学校や自治体の各所に見られる赤い火を消す何かで、シーリ、梢、刀、天野、没、円、メイソンらが攻撃された。
「くっ」
梢は、天野から渡されたうさぎを抱えたまま地面に伏せる。
幸いにもうさぎは無事なようだ。
「な、ちょっとこれはひどいよー！」
「……こんなことをするのは奴しかいない」
憤慨する円に、あぁ、またかと思う刀。
「シーリ……日本の狩場へようこそ。そいつ等は集団で一人を狩る『山狩り』だ。日本の山では時たま発生する……狩りは自然と人との神聖な儀式……狩りをするなら狩られる側に絶対になってはいけない……狩られたら二度と狩人になることはできない……それがルール……狩りを続けるぞ」
そう言って、出現したのは草薙 龍八である。
「え、なんで今くるんですか！」
と、梢は不満そうに言う。
「いい？ 日本の学校ではさ、命の大切さを教えるために、ウサギを飼ってたりするんだよ」
「はわー？ そうなんですか？ そのあと殺して食べたりとかも大事ですよ？」
「それはやってるところもあるらしいけどね。でも寝子高ではそういうことはしないよ。今度からよく確認すること！」
「うん！」
こちらでは、円がシーリに日本における心得を伝授している最中である。
つまり、龍八は『なんだかよくわからないけどすごいもの』として認識されていた。
その上で、楽しんでいるようである。
実は龍八は『ウサギはを追跡するのには糞を探してみる……糞を見つけたら温度の確認し周辺を探す……見つけたらスリングで狩りを開始』という計画を立てて実行に移していたのだが、そもそも、糞が見つからなかったので、壮大に時間がかかってしまった。
というわけでの重役出勤である。
「シーリ、残念なお知らせだ……このウサギはこの山のモノではない……日本では無闇に山を荒らせば山の神の怒りに触れる……日本は八百万の国、神様を怒らすと徒党を組んで神罰を与えに来る……今回、やったことは山の神を怒らせる行為に当たる」
なんとうか、立派である。遅れる前にそれが発動していれば……。
「オマエを追いかけてきた奴らにウサギを返して、一言謝るんだな……話の通じないわけじゃないからな…名前を名乗ってなかったな……俺は草薙龍八、テロリストだ」
「……あ、アカですか！」
その瞬間、シーリの目に何やら危険な光が宿った。
「違う！」
「それならいいのですよ！」
そう言って、くるりと別の話に興味を示すシーリ。
「む、聞いてないではないか」
そう言って、龍八はシーリに近づこうとするが……。
「ちょっと待った」
「ー！」
「それ以上は、教育上よろしくないね」
天野と没、メイソンが立ちはだかる。
「むむむ……」
「何がむむむだ」
そう言って龍八の後ろには刀が立ちはだかった。
ついに、テロ屋捕まるか！？
誰もがそう思った瞬間であった。
「風紀委員でさえ手こずる逃げ足を見せてやろう」
ジャケットからボンッ！ と煙玉を投げて逃げ出した。
「しまった」
「やられたか」
その龍八がいなくなった後を天野と刀は見つめた。
「さ、一緒に帰ろ？」
没のその言葉に、ゆっくりと学校へと引き返していくのだった……。
帰り道、天野はそっと梢に囁いた。
「……本当は……拗ねていただけなんだ。傷つけてごめん……君とは友達でいたいんだ」
そう言って、走っていく天野の背中に梢は思いっきり叫んだ。
「勝手に逃げるな！ ……いつでも戻ってきてくださいね！」
少なくとも、二人には一度ゆっくり話し合うことが必要かもしれない、
ただ、それらはこの時点で決めることではないのかもしれない……。
ちなみに、うさぎの無事が確認されるとねこったーにも、うさぎを取り戻すのに協力した人たちにも、それぞれよかったねと、そうねぎらいの言葉が書き込まれたり、友人から言われたりと、そんな風に事件は収束していった。
ちなみに、おにぎりや飲み物の代金は話を聞いた理事長がさくっと立て替えてくれたとかなんとか、ただしレシートがしっかりととってあった分だけという風だったとかそうではなかったのか……。
少なくとも、レシートを持っており、明確に効果を発揮させた生徒にはしっかりと補填はされたのである。
また、この機会に生物部を含め、南京錠などの鍵の見直しをすることにとりあえずは決定されたらしい。
あくまで、とりあえずではあるらしい。
少なくとも、生物部の飼育小屋の鍵は新しいものに付け替えられたようだ。
ブシュゥゥゥゥゥゥ！
と勢いよく白い噴煙と消化薬剤がぶちまけられる。
よく学校や自治体の各所に見られる赤い火を消す何かで、シーリ、梢、刀、天野、没、円、メイソンらが攻撃された。
「くっ」
梢は、天野から渡されたうさぎを抱えたまま地面に伏せる。
幸いにもうさぎは無事なようだ。
「な、ちょっとこれはひどいよー！」
「……こんなことをするのは奴しかいない」
憤慨する円に、あぁ、またかと思う刀。
「シーリ……日本の狩場へようこそ。そいつ等は集団で一人を狩る『山狩り』だ。日本の山では時たま発生する……狩りは自然と人との神聖な儀式……狩りをするなら狩られる側に絶対になってはいけない……狩られたら二度と狩人になることはできない……それがルール……狩りを続けるぞ」
そう言って、出現したのは草薙 龍八である。
「え、なんで今くるんですか！」
と、梢は不満そうに言う。
「いい？ 日本の学校ではさ、命の大切さを教えるために、ウサギを飼ってたりするんだよ」
「はわー？ そうなんですか？ そのあと殺して食べたりとかも大事ですよ？」
「それはやってるところもあるらしいけどね。でも寝子高ではそういうことはしないよ。今度からよく確認すること！」
「うん！」
こちらでは、円がシーリに日本における心得を伝授している最中である。
つまり、龍八は『なんだかよくわからないけどすごいもの』として認識されていた。
その上で、楽しんでいるようである。
実は龍八は『ウサギはを追跡するのには糞を探してみる……糞を見つけたら温度の確認し周辺を探す……見つけたらスリングで狩りを開始』という計画を立てて実行に移していたのだが、そもそも、糞が見つからなかったので、壮大に時間がかかってしまった。
というわけでの重役出勤である。
「シーリ、残念なお知らせだ……このウサギはこの山のモノではない……日本では無闇に山を荒らせば山の神の怒りに触れる……日本は八百万の国、神様を怒らすと徒党を組んで神罰を与えに来る……今回、やったことは山の神を怒らせる行為に当たる」
なんとうか、立派である。遅れる前にそれが発動していれば……。
「オマエを追いかけてきた奴らにウサギを返して、一言謝るんだな……話の通じないわけじゃないからな…名前を名乗ってなかったな……俺は草薙龍八、テロリストだ」
「……あ、アカですか！」
その瞬間、シーリの目に何やら危険な光が宿った。
「違う！」
「それならいいのですよ！」
そう言って、くるりと別の話に興味を示すシーリ。
「む、聞いてないではないか」
そう言って、龍八はシーリに近づこうとするが……。
「ちょっと待った」
「ー！」
「それ以上は、教育上よろしくないね」
天野と没、メイソンが立ちはだかる。
「むむむ……」
「何がむむむだ」
そう言って龍八の後ろには刀が立ちはだかった。
ついに、テロ屋捕まるか！？
誰もがそう思った瞬間であった。
「風紀委員でさえ手こずる逃げ足を見せてやろう」
ジャケットからボンッ！ と煙玉を投げて逃げ出した。
「しまった」
「やられたか」
その龍八がいなくなった後を天野と刀は見つめた。
「さ、一緒に帰ろ？」
没のその言葉に、ゆっくりと学校へと引き返していくのだった……。
帰り道、天野はそっと梢に囁いた。
「……本当は……拗ねていただけなんだ。傷つけてごめん……君とは友達でいたいんだ」
そう言って、走っていく天野の背中に梢は思いっきり叫んだ。
「勝手に逃げるな！ ……いつでも戻ってきてくださいね！」
少なくとも、二人には一度ゆっくり話し合うことが必要かもしれない、
ただ、それらはこの時点で決めることではないのかもしれない……。
ちなみに、うさぎの無事が確認されるとねこったーにも、うさぎを取り戻すのに協力した人たちにも、それぞれよかったねと、そうねぎらいの言葉が書き込まれたり、友人から言われたりと、そんな風に事件は収束していった。
ちなみに、おにぎりや飲み物の代金は話を聞いた理事長がさくっと立て替えてくれたとかなんとか、ただしレシートがしっかりととってあった分だけという風だったとかそうではなかったのか……。
少なくとも、レシートを持っており、明確に効果を発揮させた生徒にはしっかりと補填はされたのである。
また、この機会に生物部を含め、南京錠などの鍵の見直しをすることにとりあえずは決定されたらしい。
あくまで、とりあえずではあるらしい。
少なくとも、生物部の飼育小屋の鍵は新しいものに付け替えられたようだ。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2013年03月08日
- 参加申し込みの期限
-
- 2013年03月15日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年03月15日 11時00分
