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●甘くとける
ダンス会場を抜けた先のロビーで、
望月 神無
は背後から呼び止められた。
「神無さん」
――来た。
日月 透
は真剣な、やや緊張した面持ちでこちらを見ている。
皆まで聞き終える前に、何を聞かれるか察しがついた。
そしてそれは、神無が待っていた言葉でもあった。
「先日の答え、聞かせてもらってもよろしいですか?」
やわらかな声音、相変わらずの穏やかな笑顔。澄んだ瞳が、じっと自分を見つめている。
懸命に笑顔を保ちながらも少しだけ、その人の瞳は怯えているようにも見えた。
けれど、彼が怯えるようなことはもう、何もないのだ。
神無の答えはとうに決まっている。
じっと目を見つめ返し、まっすぐに伝える。
そうでもしないと優しく慎み深いこの人は、言葉の意味さえ疑ってしまいそうだから。
「俺は――私は、先生が好きです」
私だなんて言葉を使うの、はじめてだな。
普段の自分に似合わない気もしたが、照れくささを振り切り声を振り絞る。
「これからも貴方の傍にいさせてください」
返事を聞き届けた透の唇が、あふれそうな気持ちを押しとどめるように震え、そして満面の笑みへと変わる。
いつもの、遠慮がちな笑みではなかった。
どちらからともなく、幸せな気持ちに包まれ笑い声が生まれる。
顔を近づけ、互いの額にこつんと額を預ける。
顔面まで火照っているのか、透の額に温かさを感じた。
「……私は、すごく幸せっすよ」
熱くも冷たくもない、湯せんのような心地いい温度に、気持ちがほどけていく。
「私もです。……幸せとは、こういうことを言うんでしょうね」
ゆるやかに溶けた幸福さの香りは、目の前の人にも届いたらしい。
静かに語る獣医の声には、これ以上ない至福の響きがこめられていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
詩帆ミチル
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月02日
参加申し込みの期限
2014年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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