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撮影隊がやって来た!
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【3】エキストラたちの事情
翌火曜日の夕方。
時刻は四時前だ。
寝子高の校門前に、私服姿の
屋敷野 梢
が佇んでいた。
実は彼女、撮影隊のエキストラ募集に応募していたのだった。そして本日は、その撮影の日というわけである。
午後四時に、寝子高の正門前に集合のこと、という電話連絡をもらい、学校が終わったあと改めてこうして母校にやって来たというわけだ。
(はー、なんだか緊張しますねー)
胸に呟き、小さく深呼吸する。
エキストラの面接は、バイトと同じく日曜日に石橋によって行われた。
その席で、彼女は応募の動機を聞かれて語ったものだ。
「私、大好きなんですよねー。高校では、ミステリ研究会に入ってますけど、サスペンスが好きなんですよねー。……刑事が渋くてカッコ良いオジサンだったり、熱い役だったり! シリーズによって、人情モノだったり、本格推理だったり……飽きませんよね! そんなサスペンスのドラマに、私、いつか出てみたいと思ってたんです! それで、今回、応募しちゃいました!」
果たして、そのサスペンスへの想いが汲まれたのか、彼女は晴れてエキストラに採用されたのだった。
そこにぽつぽつと集まって来たのは、
夏神 零
、
桃川 圭花
、
花椿 涼太郎
、
宮祀 智瑜
、
椿 美咲紀
の五人だ。
「もしかして、エキストラの人たちですかー?」
その彼らに、梢が声をかける。
「お主も、そうなのか?」
零に問われて、梢はうなずいた。
「はい。いつかサスペンスドラマに出てみたいと思ってて、こっそり応募したら、採用されちゃいましたー」
そして、あなたたちもそうですか? と問いたげな顔で、一同を見回す。
「拙者は、師匠に命じられて参加したでござる」
零はぼそりと答えて、小さく吐息をついた。
そう、彼の場合、師匠から突然、役場のサイトの募集ページを印刷したものが送られて来たのである。役場に問い合わせてみると、いつの間にかエキストラに応募したことになっており、日曜に面接に来いという。しかたなく、言われた日時に役場へ出かけて面接を受け、採用と相成ったのだ。
「私は、勉強になるかと思って」
「勉強って、どういうことなのですか?」
固い表情で言う圭花に、美咲紀が尋ねる。
「私……役者志望なのよ」
「なるほど、だから勉強なのですね」
答える圭花に、美咲紀は目を見張った。そして続ける。
「私は、この体験を記事にしたいと思って、応募したのです」
「ほう? そう言うところを見ると、新聞部だね? そうか。実は僕の勇姿をカメラに収めると共に、僕にインタビューするために参加したんだね?」
突然、横から大げさな身振りと共に割り込んだのは、涼太郎だった。
「え……? あの……」
美咲紀が答えに困っているのもかまわず、彼はいきなり高笑いを放つ。
「はーっはっはっはっは!!」
そして、きらーん! と真っ白な歯を輝かせ、前髪をさらりと一払いすると、続けた。
「僕の名前は、
花椿 涼太郎
! 寝子高に舞い降りた美の天使さ! どうやらテレビクルーがそんな僕を撮影しに来たらしいと聞いて、存分に撮影するがいいと役場に赴いたのだがね。ドラマのエキストラを募集しているのだと言われたのさ。しかし、乗りかかった船だ。映像に僕の美と輝きをプラスさせていただこうと、参加することにしたのさ」
「あー。つまり、それが、参加の動機ってことですねー」
長々とした彼の説明に、梢が軽く引きつった笑いを見せながら言う。
「そういうことさ! 目立ちすぎないように、気をつけなきゃ☆だね」
うなずいて言うと、涼太郎は再び高笑いを放った。
そんな彼に、一同はいささか引き気味だ。
場を仕切り直そうと、梢は大人しく彼らの話に耳を傾けている智瑜に、声をかけた。
「参加の動機って、ありますかー?」
「私は……面白そうなので、応募しました」
「そうですよねー。ドラマの撮影なんて、めったに参加できないですものねー」
答える智瑜に、梢は相槌を打つ。
そこへ更に少女が二人、やって来た。一人は、中学生の
猫屋敷 姫
。もう一人は、小学五年生の
夕鈴 翼
だ。
「古代の島民は、どんな格好をしていたんでしょうか?」
挨拶のあと、言ったのは翼だった。
「一枚の長い布の真ん中に頭を出す穴を開けた……貫頭衣? みたいなものだったりするのですかね? 男性は上半身裸で下半身だけ布を巻いていたり?」
「まさか、毛皮とか?」
梢も首をかしげて言う。
「それっぽい衣装を用意されるとは思いますけど……どんなのかは想像つかないです」
返したのは姫だ。
「上半身裸!」
きらーんと涼太郎の目が輝く。
「素晴らしい! その衣装はまさに、僕の肌の美しさを全国に披露するにうってつけさ!」
「い、いえ……だから、そんな衣装なんじゃないかなと思っただけで……」
翼は慌てて訂正しようとするが、涼太郎はまったく聞いていない。
その時だった。
「みなさん、お揃いで」
そんな言葉と共に、一同の前に姿を現したのは奈々美だった。
「うちは寝子島中学新聞部の者や。監督から許可もろて、今回の撮影の取材させてもろてるんやけど、あんたらにもインタビューさせてもろて、ええかな?」
「もちろんさ! なんでも好きなだけ聞くといいよ!」
尋ねる彼女に、即答したのはむろん、涼太郎だ。
「おおきに。ほな、あんたから行こか。エキストラとしての意気込みを聞かせてほしいんや」
楽しげに笑って言うと、奈々美はメモを取る態勢になる。それへ涼太郎は滔々と意気込みを語り始めたのだった。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月16日
参加申し込みの期限
2014年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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