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『ノラネコ会』に、みんなあつまれ~っ!
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【はじめてのカンケリ!】
今回子供たちに教えるのは、『缶ケリ』と『ケイドロ』の二つ。幸太先生としては、教えてあげたい遊びはもういくらでもあるのですが……お手伝いのみんなとの相談の結果、一度に詰め込みすぎるのも大変ということで、今回はひとまずこの二つに決まりました。
というわけで、まずは缶ケリで遊ぶみんなの様子を、見ていくことにいたしましょう!
(みんな可愛いなー。子供は良いもんだよな)
幸太先生の隣に立った
霧谷 朧
は、子供好きの世話好き。彼らを相手に、本領発揮! 今だけは前髪を上げてその端正な顔をさらし、頼りになるお兄さんとして張り切ります。
「よし、それじゃルールを説明するからな。でもそんなに難しくはないから、大丈夫!」
「ちなみに、もう知ってる! って子はどのくらいいるかな?」
先生の言葉を継いで、朧がみんな見回しながら尋ねると。何人かが手を上げたものの、やっぱり、知らない子供も多いようです。
それだけに、
宮越 裕司
がおずおずと掲げた手には、
夢月 姫
もきらきらと目を輝かせます。
「知ってるんですねー、すごーい!」
「……えっ、その……うちは、お父さんがこういうの、得意だったから……教えてもらって」
元来物怖じしないタチの姫は、おっとりとしてマイペースながら、積極的に周囲と打ち解けようとして、あちこちに声をかけています。
対照的に、裕司はといいますと、半ば尊敬の眼差しで見つめられながらも、どこか大人しく引っ込み思案に見えました。
「きちんとルールは聞いておくつもりですけど。もし途中でわからなくなったら、教えてくださいねっ?」
「う、うん……」
びくりとしながらも、裕司はこくり。
あまり活動的には見えない彼ですが、実は、運動は得意だったりします。ルールにも精通していて、確かにきっかけさえあれば、教えてあげることはやぶさかではありません。
それに、
「あ、ぼくも! わからなくなったら、教えてねー!」
二宮 風太
が、真っ直ぐにこちらを見つめながらそんな風に言ってくれるのも、何だか新鮮でもありまして。自分を頼ってくれる人がいると思うと、
「……うん、分かった」
ちょっぴり心は前向きに。こくりと、彼はうなずきました。
説明を聞きながら、裕司は逐一、姫と風太へ簡単な補足を挿し込んでいきます。
やがて一通りの説明が終わり、子供たちも概ね、ルールを飲み込めたところで。
後木 真央
が、指を一本ぴっと立てますと、
「隠れられるのは公園の中だけなのだ、ハッスルしても外に飛び出しちゃダメなのだ危ないのだ~」
本日はいささかマジメな彼女、子供たちが公園で遊ぶ際、かねてから一番懸念していたのがそこです。遊びにのめり込むあまりに周りが見えなくなり、敷地外へと飛び出してしまうなんてことも、子供たちのパワーなら十分ありえるわけでして……というのは、実体験に基づく経験則だったりするのかもしれませんけれど。
ともかく。公園に面しているのはそう車通りの多い道では無いものの、真央は今日、重点的にそのあたりを気をつけるつもりでおりました。
「よし、大体分かったなー? それじゃまず、ジャンケンをして、鬼を決めるぞ~」
朧と真央の導きで、円を組んだ子供たち。
一斉に振りかぶって……ジャンケン、ポン!
「……あ、ボクが鬼ですね。がんばります」
明るい笑顔の
夕鈴 翼
が、まずは鬼に決まり……いよいよ、缶ケリの始まり始まり!
最初に缶を蹴る役は、せっかくなので、こういうのは初めてという姫が行うことになりました。
「それじゃ、いきますよーっ。それーっ!」
気合一発、走り込んで、蹴り上げて。カーンッ! 小気味の良い音を立てると、ピンク色のスチール缶は、勢い良くすっ飛んでいきます。
と、同時に。ぶわーっ!
「わわ!?」
(……っ!? み、みえ……っ)
何事にも思い切りの良い姫、全力全開で足を蹴り上げたものですから、めくれあがったスカートの中が、風太と裕司にはばっちり見えてしまったようです。
「? どうかしましたか? さっ、はやく隠れましょー!」
とはいえ彼女、気付いた様子も無く。思わず両手で目を覆った風太、さりげなく頬を赤らめる裕司を促して、姫は駆け出しました。
かつん、と拾ってきた缶を地面に置くと、翼はさっそく行動を開始します。
背後の缶を気にしつつ、時にはそろりそろり、慎重に。時にはちょっと大胆に、小走りに物陰を確認しては、急いで戻ったり。
そのたび、
「うーん、それにしても。こういう時には邪魔ですね、コレ。揺れて走りにくいんですが……」
彼女の身体の早熟な部分が、たゆんっ、たゆんっ。と揺れたりしておりましたが。
そこは、純真な子供たちのこと……鬼の動きを警戒しつつも、じろじろと見入ったりする様子はありませんでした。うん、何となく安心です。
それにしても、最近の子供の、こう、発育の良さときましたら……!
と、いうのはさておきまして。広い公園の中には、太い幹の樹やいくつか据えられているベンチ、動物の形をした滑り台やら遊具やら、中に入って遊べる良く分からない形の奇妙なオブジェやら、案外隠れられる場所が多くあります。
遊具の一つの陰に身を潜め、片目で鬼の様子を覗き見る、裕司。視線を周囲へ巡らせれば、滑り台の脇で身を縮めている風太と姫、その他の場所にも、幾人も子供たちが隠れているのが確認できました。
(……懐かしいなぁ、こういうの……昔、ともだちとやったっけ……)
見れば、小さくこちらへ手を振ってくれている風太に、裕司はじんわりとあたたかいものを感じながら……鬼のほうをちらり。
身体を動かすのは大好きな翼、遊びとはいえ、やるからには本気で! と、気合の入った彼女はなかなかに手ごわく、そうそう隙を見せてはくれないようです。
同じ時。裕司の向かい側、滑り台の脇に屈んで身を隠す姫は、傍らの風太に提案していました。
「わたしが向こうの茂みで、草を揺らして気を引きますから。風太くんと裕司くんで、一斉に飛び出したらどうでしょう?」
「あ、いいさくせんかも!」
見れば確かに、少し離れたところに隠れるのにもちょうど良さそうな茂みがあり、あれを上手く揺らすことができれば、翼の注意を惹き付けられそうです。
向こうの裕司へ、簡単な身振り手振りで作戦を伝達してみると、なんとか意図は伝わったようで、彼は人差し指と親指で小さく丸を作って見せました。
姫はそれを確認してから。翼が反対を向いている隙に、しゅぱ! 滑り台の陰から飛び出します。身を屈めて走り抜ける様は、なかなかの身のこなしです。
途中、ベンチの上で丸くなっている飼い猫、しろとくろがみゃーっと鳴いて、翼が振り向きましたけれど……間一髪! 姫は、首尾よく茂みの中へと駆け込むことができました。
(ふふっ、応援してくれてるみたい?)
しろとくろがこちらを向いて、もう一度、みゃーっ。姫は思わず、顔をほころばせましたが……すぐに気を取り直して、きりりっと表情を引き締めます。彼女の小さな身体が隠れるのでいっぱいいっぱいの、そう大きくも無い茂みの陰で、ぐずぐずしていればすぐにも見つかってしまうでしょう。
姫はさっそく、作戦を開始します。さわさわ、さわ……茂みを大きく揺らしてみれば、思惑通り。翼がくるりと振り返り、むむむっと警戒しながらも、ゆっくりとこちらへ近づいてきます……と。
その時!
だっ、と飛び出したのは、風太です。
「! 風太くん、見つけました!」
意表を突かれたものの、翼の反応もまた、一瞬。名前を呼ぶと、猛然と缶へと向かって駆け戻ります……盛大に揺らしながら!
翼がはっと気付けば、反対側から走りこんでくる裕司の姿。茂みは囮、こちらが本命!
裕司、翼、風太が中央の缶を奪い合う、まさにデッドヒート……!
まさに僅差。そんな、キワドイ勝負を制覇したのは……、
「つかまえましたー!」
一瞬速く、ぱこん! と缶を踏んだのは、翼でした。お見事! 名前を呼ばれた風太は、残念、捕われの身ということになりました。
が。
「わ、わわ……!」
一歩及ばず、それでも全力疾走。少々勢いをつけすぎてしまった風太くんは、つんのめって翼の横へ、どたーん! 派手に転んでしまいました。
「うー……い、いたい……」
どうやら、膝を少しばかり擦りむいてしまったようです、いたたたた。元気なサッカー少年である彼、ケガをするのも良くあることではありますものの、やっぱり、痛いものは痛い!
ちょっぴり、じわわっとお目目が潤んでしまう風太くん。それでも泣くまいと、歯を食い縛って耐える彼のお顔を……ふんわり、ぽよん。包み込んだのは。
「大丈夫。大丈夫……痛くないよ。ほら、ね?」
他ならぬ翼の、歳に似合わない、その豊かなお胸でした。
「う、うん……ほわー」
風太の頭を胸の中に抱き、優しく撫でてあげる翼。年下には優しい彼女、その文字通りの包容力には、風太も思わずうっとりなのでした。
その後、
「……だいじょうぶ……?」
「こんな時のために、救急セットを持ってきたんですよー!」
やってきた裕司の心配顔。姫が用意してきた消毒液を噴きつけ、猫型絆創膏をぺたりとやれば。
「はいっ、いたいのいたいの、とんでけー♪」
風太にはすっかり笑顔が戻り、間もなく缶けりは再開されました。
そんな彼らの様子を眺めていた、朧と真央。駆け寄って、すぐにも助けてあげたい気持ちをぐっとこらえていた二人でしたが、
「……みんなけっこう、強い子じゃん。出る幕無かったんよ」
「子供はあのくらい全然大丈夫なのだ、ギリギリまで見守ってあげるのだ~」
子供たちは、放っておいても案外と自分たちで何とかしてしまう、そんな強さを持っているようでした。
けれど、エキサイトするあまり外へ飛び出してしまったり、危ない遊び方をしようとする子が現れないとも限りません。二人は微笑ましい表情を浮かべながらも、注意は怠らないままに、子供たちをじっと見守り続けます。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月14日
参加申し込みの期限
2014年10月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月21日 11時00分
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