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究極のカレーを求めて
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■究極アンド至高?
「ちょっと本気を出させて頂きますわ! 私の調理テクにひれ伏しなさい!」
華麗な高笑いと共に、華蓮は材料を選んでいく。まずはルー選びから……華蓮が手にしているのは、市販のルー。
箱の裏面に書かれたレシピの通りに、材料を選んでいく。
「みなさん、変にオリジナル感を出すからいけないんですわ。市販のルーのレシピ通りに作るのが最強ですのよっ!」
独り言ともつかない言葉を言いながら、いそいそとテーブルに戻る華蓮。その華蓮の後ろをついていく男が一人。信彦であった。
「うんうん、俺もそう思うよ。メーカーが想定している理想の分量なんだから、変に手を加えなくても十分美味しい」
華蓮の独り言に同意を示す信彦の手には、差し入れとして持ってきた某有名ブランド牛肉があった。
自分の意見に同意してくれる人間が現れたことで、ますます気を良くする華蓮。
「でしょう? わたくしの腕は確かですの! 究極でも至高でも何でも作って差し上げますわ」
「良かったらこれ、使ってくれないかな? 俺が差し入れしたんだけど、華蓮ちゃんに使ってもらえたらきっと美味しいカレーが出来ると思うんだ」
ええ、と頷いてレシピ通りにカレーを作り始める華蓮。圧力鍋も用意し、準備は万端のようだ。金色の髪を一つにまとめ、手を洗って調理を始めた。
「うふふ……みなさんのあっと驚く顔が目に浮かびますわ!」
■シンプルイズベスト!
「…………ハッ!」
カレーがこぼれたショックで倒れていたルゥを起き上がらせたのは、やはりカレーの香りだった。
家庭科室だけにとどまらず、寝子高中に漂うカレーの香りに、再び意識を取り戻したルゥは究極のカレーを作るために腕をまくる。
切った玉ねぎは飴色になるまで炒めて。
野菜は潰れないようにゆっくりゆっくり。
そして、味は今までに自分が食べてきたものを思い出して再現。
「スパイス、使う? あたし、たくさん持ち歩いてるのよね」
調理の手伝いをしようと、鳴は持っているポーチからスパイスを出してテーブルの上に並べていく。
許容量は明らかに超えているだろう量だが、ルゥはそれに疑問を抱くことなくカレーにスパイスを混ぜていく。
「ありがとう! やっぱりカレーはスパイスが命だヨ!」
飴色……を目指した玉ねぎは黒く。
潰れないように……とゆっくり調理した野菜はドロドロ。
そして、そこに投入されるスパイス達。
「何だそれ! 何入れてるんだ?」
傍から見れば謎の食材を入れているルゥに、思わず朝陽が突っ込みを入れた。
「飴色玉ねぎだヨ! カレーの基本だネ!」
自信満々に答えるルゥ。その姿に、朝陽は曖昧な笑みを浮かべる。
「飴色っていうか……通り越して黒こげだろ!」
しかし、カレー粉は偉大である。何を入れてもカレーの味にしてくれる。
何種類ものスパイスを投入している姿を見つけて、非公式新聞部の面々がやってきた。
取材をしてもいいかとの問いかけに、ルゥは笑顔で頷いた。
「じゃあ……このカレーはどういうカレーですか?」
「テーマは、シンプルなカレーだヨ! 誤魔化しなしのルーで勝負だヨ!」
出来上がったカレーを小皿に盛って、四人に差し出すルゥ。見た目こそカレー色はしているが、朝陽は危険な香りを感じていた。
葵が写真を撮り、文がメモをしている間に結梨亜は早速、カレーを口に運ぶ。
「……今までに食べたことない味だね!」
「そ、そうだな。うん……」
言いづらそうな表情で視線を逸らす結梨亜と朝陽。
微妙な雰囲気を感じつつも、取材となれば食べないわけにはいかない。文と葵も恐る恐る一口食べてみる。
「うーん……個性的な味だねー」
「そんなに個性的、……まずいよちくしょおおおおおおおなんでだよおおおおお!!!」
確かめるようにスプーンを口に運んだルゥは、一瞬の沈黙の後に思わず叫ぶ。
そんな姿を見かねたのだろう、朝陽は自分の作ったカレーをよそってルゥに差し出す。
「オレの作ったので良かったら食えよ。肉だらけの男の料理ってやつだぜ! 隠し味にはリンゴも入ってるぜ!」
「ああ……ありがたいヨ……。このご恩は一生忘れないヨ!」
「あ、そっちも取材させてもらってもいいですか?」
感動しているルゥの姿を見て、口直しの意味も込めて、文は咄嗟に取材を申し出る。
「いいぜ! 今持ってくるから待っててくれ!」
自分の口直しもこめて、と朝陽は小走りで鍋に駆け寄っていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ★(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月09日
参加申し込みの期限
2014年10月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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