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究極のカレーを求めて
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■究極のカレー?
ふと、思いついたことがあった。智瑜はそれをののこに囁きに行く。
「ののこちゃん、あのね……それぞれのカレーを全部入れたら、究極のカレーになるんじゃないかなって」
「うん! 面白そうだね! 早速やってみようよ!」
智瑜の思いつきに乗るののこ。善は急げとばかりに、空いている鍋を持って各々が作ったカレーを少しずつ、鍋の中に入れていく。
「全部混ぜてみるの? 面白そうだけど、なんだか嫌な予感がするわ……」
怪訝そうな顔をしながらも、さゆるは興味があるらしい。二人の後をついて、じっと鍋の中を観察している。
一通り混ぜ終わったところで、コンロにかけて温めなおす。
「みんな注目! みんなが作ってくれたカレーを全部混ぜた、これぞ究極のカレーに違いないよ!」
ののこの明るい声に、視線が一気に集まった。さゆると智瑜は手分けをして、カレーを人数分取り分けていく。様々な具が混ざったカレーを一口分ずつ、炊き立てのご飯にかけて配る。
「それじゃあ、いただきまーす!」
ののこの声につられるようにして、皆はスプーンを口に運んだ。
「……う゛」
「うーん……」
難しい表情を作り、なんとも言えない声をあげたのは華蓮と紫蓮。
「あんまりおいしくないのだー!」
「まずいネ!」
真央とルゥは、はっきりとした感想を口にした。
「これはちょっと……」
「うぅ、名状し難い味……」
「個性的な味だねー」
はっきりとは言わないものの、微妙な表情を浮かべる文と荒太郎、葵。
残すのもいけないと思っているのだろう、修と彩、望春は無言でカレーを食べ進めている。
「匂いはいいんだけどなぁ……」
「欲張りすぎるとだめってことだな!」
思い思いの感想を口にする利平と朝陽。
「斬新な味だね」
「うーん……よく分からないです……」
「今までにない味ではあると思うけど……」
信彦に智瑜とさゆるは苦笑しながらカレーを口に運ぶ。
「おいしいですよ!」
「美味いのう! カレーは本当に美味いのう!」
「うん、カレーだな!」
「うーん、ちょっと辛さが足りないかな?」
結梨亜と巌、灯子は普通にカレーを食べ、鳴はスパイスをたっぷりとかけている。
甲殻類アレルギーを持つ千鶴は、そんな皆の様子を眺めていた。
「ちょっと失敗だったかな……」
皆の様子を見て、誤魔化すようにののこは笑った。
智瑜はののこに問いかける。
「究極のカレーは出来たんですか?」
その問いかけに、首をひねるののこ。どうやら悩んでいるようだ。
「うーん、みんなのカレーは美味しかったから、見つかったと言えば見つかったかもしれないけど、まだまだ美味しいカレーが眠っているのかもしれないよね……」
曖昧なののこの答えに、修は軽く頷いた。
「究極への道は険しいよなぁ……」
慰めるような言葉に同意をして、ののこは頷きを返した。
「そうじゃ! なら、究極のカレーを求める会を続ければいいんじゃあ! 皆で追い求めれば、いつか究極のカレーが出来るけんのう!」
巌の提案に頷くののこ。カレーを愛する番長は、更なるカレーの高みを目指して仲間と一歩を踏み出した。
究極のカレーまでの道のりは、辛く厳しいものかもしれない。だが、仲間と一緒ならそれも乗り越えられるだろう。
■カレーブームは終わらない
後日、学食のカレーが売り切れるという事件が発生した。
その日に発行された新聞部発行の新聞には、究極のカレーを求める会の活動が、美味しそうな写真付きで掲載されていた。
そしてたまたま、非公式新聞部が発行した新聞にもカレーの記事が載っていた。利平のサザエカレーや真央のカレーラーメン、紫蓮のシーフードカレーなどがランキング上位に入ったようだ。詳細な感想と共に掲載されたそれは、寝子高のカレー欲を刺激したとか。
そして、後を引く症状に悩まされる者も。
「うう……太りましたわ……絶対にカレーを食べ過ぎたせいですわ……」
「財前先輩、運動をおすすめするぜ! スポーツの秋だし、動いてダイエットしてみたらどうだ?」
どことなくふっくらとした顔を気にする華蓮に、朝陽はサッカーボールを持ちながら言う。体重の増加は、乙女にとって悲しすぎる副作用であった。
「食欲の秋……。オデンにもいい季節になったよな」
修は、発行した新聞を見ながらぽつりと呟いた。
「究極のオデン! いいかもしれないね!」
「次はオデンだな」
食いついたののこに笑いかける修。
究極シリーズは、まだ始まったばかり……?
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あとがき
担当マスター:
青崎灰次
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました。
皆様から寄せられたアクションを見て、大変カレーが食べたくなりました。
頂いたレシピのうちいくつかは、実際に作ってみました。美味しかったです。
またご縁がありましたら、よろしくお願い致します。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ★(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月09日
参加申し込みの期限
2014年10月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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