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寝子島高校
怪人セブンの断罪
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【水曜日:放課後 寝子島高校ミステリ研部室 ミーティング・2】
「おお、待ちくたびれたぞ? まったく、折角入れた紅茶が冷めてしまったではないか……。どれ、入れ直そうかの?」
「ああ、いいよ。お気遣い無く」
斉田 珠喪
が逆巻のティーカップを下げようとすると、それを逆巻は手で制する。
だが斉田は無理矢理カップを引き寄せた。そのまま慣れた手付きで紅茶を入れていく。
「遠慮するでない、逆巻殿。客人に冷めた茶を振舞うなど言語道断じゃ」
逆巻の前に、甘い香りのキャンディ茶葉の紅茶を振舞う斉田。
と、同時に、何かを期待している目付きを逆巻に向けていた。
「それに冷めた紅茶と情報ほどマズイものはないぞよ?」
この言葉に、ああ、と気付いた逆巻。
ニヤニヤとにやける斉田の机の上には、ノートパソコンやタブレット端末などが整然と並べられていた。
「わらわは人呼んで“情報アルケミー”じゃ! この世の全ては情報を制した者が勝つんじゃ!」
「ちょっと、勝手に盛り上がらないでくれるかしら? 話が進まないわ!」
テンションだだ上がりの斉田に見兼ねた部長、
ブリジット・アーチャー
は苦言を呈した。
「本格的な行動は明日からの予定だけど、ここにいる部員だけでも知ってほしいの」
「部長、もしかして怪人セブンの件か?」
前回の事件にも関わっていた
八神 修
が口を開いた。
「あの事件、どうにも不明瞭な点ばかりだ。そしてネコ島chのあの書き込み……、また何かあるんじゃないか?」
その問いに青い瞳を細めて口調を強めるブリジット。
「ええ、そうよ。同じクラスのまどか宛に、怪人セブンこと七男からの挑戦状が届いたそうよ」
「それはマジか……?」
如月の眼光が鋭くなる。ブリジットはこくりと1度頷いてみせた。
続けてブリジットは桜庭から聞いた手紙の内容を部員たちに伝え始める。
――途端に口を閉ざしてしまった。
逆巻は事前に加瀬から情報を得ていたが、アネモネとの会話を挟んだ上で気になる点が浮かび上がっていた。
「まどかから聞いた手紙の内容は以上よ」
「ブリジット、ちょっといいかな?」
逆巻、挙手しながら発言し出す。
「まず、今後、僕のような部外者でもこの事件の情報共有ができるように、この部室を捜査本部として開放してほしいんだ」
この提案にブリジットは満面の笑みで答える
「いいわね。前回、ミステリ研が実力を発揮できなかったのは他のチームと連携が取れなかったからよ。今回は私たちがこの事件を引っ張ってまとめ上げていく番よ。そのためならこの場の提供は惜しまないわ」
これに斉田も乗っかってきた。
「わらわが所属しておる部のよしみで、小淋殿に情報のまとめ役をメールで依頼しておいたぞよ。普段から筆談ならば情報の視覚化に向いているじゃろうて」
「ありがとう、ブリジット、斉田。それともう一点いいかな?」
逆巻は急に険しい表情で質問をぶつけてきた。
「桜庭が嘘を吐いている可能性は?」
「馬鹿言わないでちょうだい!」
これにはブリジット、黙っていられなかった。
「まどかは嘘付いていないわ! まどかの説明は、記憶が曖昧な部員たちの裏打ちで成り立つもの。セブンに記憶を消された。これは紛れもない事実よ」
「でもよ……、何で俺たちは生きてるんだ?」
如月は目を閉じながらそう呟く。
「俺はあの日、セブンについて調べ、あの現場にいて倒れていた……。今でもその辺りの記憶皆無だ……。だから、記憶消去がろっこんによるもので、それを操るセブンはもれいびだという話は俺も信じる……」
ふぅ……、とひと呼吸入れ、更に言葉を紡ぐ。
「そのセブンが、何故俺らを殺さずに放置したのか……? 目的がもれいび殺しであれば殺せばよかった筈……。何故、生かした?」
「そこだよ。だから桜庭の証言は怪しい。大体、桜庭は何処まで本当のことを話してる?」
逆巻は中指で眼鏡をくいっと一度上げた。
「むしろ、僕は全校生徒全員が怪しいと思う。……下手にアクションを起こすと、身元がバレるくらいに近くにいたりして? もしかしたら、桜庭の友人がセブンかもしれないよ?」
すっ、と部室内を一瞥する逆巻。
全員が一斉に「自分は違う」という顔をした。
「セブンのろっこんは記憶消去いや、改竄でも同じだね。でも桜庭は記憶を持ち続けている。嘘であるならば記憶は保てるし、事実をを伏せることだって……」
「逆巻、今は身内を疑うのは止せ。俺たちは犯罪者じゃない」
八神が厳しく突っぱねる。
「俺のプロファイリングからすると、セブンは頭の良い自負がある。そして実際頭が良く、顕示欲が強い上に偏執狂……。まるで子供の精神構造だな。高校生とは思えない」
実際子供なのかもな、と付け加える八神。
「更に、桜庭を“理解者”として記憶を残した点と、如月たちが生きていた点を考慮すると……」
理解しがたいが、と漏らしながら嘆息混じりに言った。
「セブンは、自分と拮抗できる“好敵手”がほしいのかもしれない。俺たちはその資格があると見込まれ、記憶を消されるだけで殺さなかった」
「ふむ……。つまり円殿は今回のゲームマスターで、我々は余計な知識を取り除かれた公平なプレイヤー。そしてセブンは倒すべき敵であり、一連の事件のルールブックでもあるわけじゃな?」
「斉田の説明が恐ろしい程にしっくりくるな……」
如月は口の渇きを抑えられず、紅茶を飲み干すと斉田におかわりを求めた。
「爆弾の話も、私たちの選択肢を奪う口実よね。折角お膳立てしても、私たちに無視決め込まれたら台無しだもの」
――かと言って、無視したら大惨事確定よねぇ。
ブリジット、やれやれと肩を落として溜息1つ吐く。
考えるほど頭の痛い内容である。
「でも、セブンは1つミスを犯したわ。この探偵
ブリジット・アーチャー
を本気にさせたこと、後悔させてあげるわ!」
がばっと立ち上がり、目を輝かせながら胸を張るブリジット。
如月は頭を抱えながらつっこんだ。
「めいすいり、期待してるぜ、部長……」
「何で棒読み発言なのよ!?」
思わずブリジットが憤慨した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
50人
参加キャラクター数
50人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月27日
参加申し込みの期限
2013年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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