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寝子島に長月の風吹いて
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「今日も一日、ガンバリマース!」
と、やる気十分なのは
深縹 露草
。彼は自分で作った朝ごはんを食べ、きっちりと身支度も整えている。彼は今日も生活費と未来の学費を稼ぐべく、アルバイトへと向かう。
「? 今日の風はとてもいい香りがシマース?」
バイト先へ向かう中、ふわりと香った匂いに瞳を細め、心が軽くなる。本日のアルバイトはシーサイドタウンのアウトレットモールでのおにぎり販売。接客業に大切な笑顔が自然と出来そうだ、と楽しくなってくる露草。
「おっと、こうしては居られまセーン! 遅刻シマース!」
町の時計を見て走った彼は、十分時間に間に合った。そして、短時間で身支度を整える。長く艶やかな黒髪を一本の三つ編みにして、エプロンと三角巾をつける。そして、綺麗に手を洗えば朝礼が始まる。
一通り挨拶の練習をすれば、売り場へと出る。次に開店準備が待っており、清掃や商品のディスプレイをてきぱきとこなしていく。
(新商品はこっち、特徴は寝子島産のシラスとレモン果汁、チーズの組み合わせ。9月限定商品は栗のおこわ、玄米とマツタケ、銀杏……)
同時に商品の把握を行い、宣伝にどう使うかも組み立てる間に開店時間になっていた。早速お客様が現れ、露草は朗らかな笑顔で対応する。
「いらっしゃいませ! 本日より9月限定商品『栗おこわ』『寝子島サワーむすび』、秋限定『サンマ玄米むすび』『マツタケ玄米むすび』発売となりマース」
露草の声が店内に響く。明るい声に誘われてお客様が入ってくれば、彼はにっこりと笑って出迎えた。
*決意を胸に
――星が丘霊園
墓石が並ぶなかを、1人の紳士が花を持って訪れる。
木原 一颯
はここに眠る弟に言いたいことがあり、墓へと歩いていた。目的の場所へと来ると、優しく墓石に手を置く。
「やぁ、元気かい? 僕は相変わらずだよ」
朗らかにそう言い、しばし無言で墓石を見つめる。そこに弟がいるような感覚で話す。そして花束を供え、静かに佇んだ。
暫くの間、黙って墓石を見つめていた一颯だったが、腹を括ったのか、先ほどより真剣な顔になる。
(……よし)
1つ頷いて、彼は漸く口を開いた。
「年一回しか会いにこられなくてすまない。けれど、これからはもう少し頻繁に会いに行ける。ここに戻るつもりなんだ」
そういいながらも脳裏に浮かんだのは、彼の人生を変えてしまった、とある事件。その後、逃げるようにこの島を去り、ピアノ作りもやめてしまった。それでも今、この島に戻ってきたのは……。
(当時の記憶も大分風化しただろう。それで僕の罪が許される訳じゃない。決断するのに二十年以上かかってしまったけれど、僕の良心を欺き通すのはもう、不可能なんだ)
追憶から顔を挙げ、一颯は墓石に向かって1つ告げる。
――これから、あそこへ、『僕の子供』に会いに行ってくる。
彼は小さく「変わらぬ姿で迎えてくれるだろうか」と呟き、僅かに灰色の瞳を細めて笑う。静かに背を向け、一歩踏み出した時には、一颯の表情は既に凪いでいた。ふわり、と強めに吹いた風に背中を押され、彼は静かに立ち去った。
*今日もしっかりと
北 玄
はその頃、会社に併設されたジムで汗を流していた。勿論、衣服は動きやすい服装に変えているし、メイクも落としている。因みに女装姿でロッカーへ入り着替えている際、中途採用で来た新人が玄の姿にびっくりし、慌てて更衣室を出るという騒ぎがあったがそれ以外は通常通りだ。
「新鮮な反応ですよ! あとでお茶ぐらいおごってやるですよ!」
なんて言いながら玄は十分に柔軟体操をし、身体を解していた。その際、ふと肘を見て表情を引き締める。
(あれぐらいで壊れるなんて……恥ずかしいですよ。だから、もっともっと強くなるですよっ!)
彼はネコフェスでとあるステージに乱入した際、マイクスタンドで殴られ肘を骨折している。それぐらいで骨折して恥ずかしい、と思った玄は、より強くなろうと特訓する事にした。
(無闇に身体を鍛えてもダメですよ! 逆効果ですよ! トレーナーに相談して、全身をバランスよく鍛えるですよ!)
玄は気合を入れて、頬をぱんぱんと叩いた。
彼は先日の『寝子島ビーチスターズ☆コンテスト』で奇抜なファッションと見事なパフォーマンスにより『ビーチ☆アクロバティック賞』を受賞したが満足していない。彼はより高みを目指し、真剣に黙々と身体を鍛えていく。そんな彼の姿は、普段の騒々しさとはかけ離れ、どこかストイックな雰囲気さえ宿す。
脳裏に浮かんだのは、やはりネコフェスでの出来事。怪我の悔しさを闘志に変え、次こそは無傷で勝つ、と心に決めていた。
「もっともっと強くなるですよ! 僕は、もっともっと、上を目指すですよっ!」
だから、もっと鍛えなくてはならない。玄はふぅ、と一息つきながら額の汗を拭う。時計を見れば、まだ正午まで時間があった。少し休んでから、次は何をしようか……と真面目にメニューを考え、トレーナーにアドバイスを貰うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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