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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
寝子島に長月の風吹いて
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――9月 1日。
小学生、中学生、高校生は夏休みが終わり、新しい学期が始まる節目の日。大学生にとっては夏休みのとある1日であり、社会人にとっては大半の人がごくフツウの日かもしれない。
天気はよく、朝から心地よい風が吹いている。どこかで咲いているのだろうか? やわらかい花の香りが混じり、嗅いだ者の心を弾ませる。
そんな1日を過ごす寝子島の人々の様子を、少し覗いて見よう。
【朝が来た! 元気に登校しようっ!】
*1日が今日も始まる。
朝四時すぎから威勢のよい声が聞こえる。
矢萩 咲
は剣の鍛錬として姉である
矢萩 秋
に掛り稽古をつけてもらっていた。向かい合い、激しくぶつかり合う度に竹刀がなり、静寂を破る。
「うん、きょうも調子がいいわね」
「ありがとうございます」
汗を拭い、向かい合って一礼する。その後咲は身支度を整えると朝ごはんを準備し、起きてきた末っ子の
矢萩 槇
と一緒にごはんを食べる。
「ん? おねえちゃんは早めに行くの?」
「ああ。風紀委員としての仕事もあるからな。では、行って来る」
早めに食べ終えた咲は槇の問いに引きしまった笑顔で頷けば、秋は優しい眼差しで
「気をつけてね」
と念を押す。咲はくすぐったく思いつつも元気良く家を出た。
(新学期だからこそ、より気を引き締めなければ)
きりっ、とした出で立ちは侍というに相応しく、咲はしゃきっ、とした笑顔で学校へと歩いて行った。その背中を見送り、秋も自分の仕事に取り掛かる。暫くすれば槇も学校へ向かうだろう。準備に取り掛かるべく自室へ戻った妹を思い秋は小さく笑った。
寝子島神社では、
御鏡 聖
が境内の掃除をしていた。巫女としての修行の一環だそうで、聖は手馴れた様子で竹箒を使っていく。
(今日もいい日になりますように)
祈りながら掃除をしていた聖だが、どこからともなく香る花の匂いに気分がよくなっていく。
「ふふ、なんだか凄く心が軽くなっていきますね」
いつの間にか鼻歌を歌いながら掃除をしている聖であった。
――旧市街・小島家
大黒柱である
小島 陸
の朝は早い。彼は目を覚ますと日課であるラジオ体操で身体を十分に解す。その後は愛する奥さんお手製のとっても美味しい朝ごはんだ。
「おとーさん、おっはよー♪」
「ああ、おはよう」
席へつこうとした時、愛娘の
小島 海美
もまた台所へやってきた。そして出されるおいしそうな朝ごはんに2人のお腹も愛らしくなる。思わず顔を見合わせ笑い合い、さっそく手を合わせて『いただきます』をする。
(やっぱり、最愛の娘と妻の顔を見ながら食べる朝飯は格別だなぁ……)
暖かいお味噌汁を口にしながらまったりした気分になっていると、海美は食べ終わったのか『ごちそうさまでした』と席を立つ。
「おや? 朝ごはんはもういいのかい?」
「うん、今日から学校だもん」
「そうか、海美は今日から新学期だったね」
穏やかに頷きながら、陸は眼鏡を正す。時計を見れば、そろそろ出勤時間である。途中まで一緒に行こうか、と誘えば、海美は嬉しそうに「うんっ!」と頷くのであった。
「いってきまーっす!」
「それじゃあ、いってきます」
海美が玄関を出、陸が奥さんに優しくキスをしてから後を追う。そして親子で手をつないで歩いていく。そして、分かれ道、という所で海美はにっこり笑った。
「始業式おわったらみんなと遊んで遅くなるかも! おとうさんもお仕事がんばってね!」
「わかったよ。あまり遅くならないように。それじゃあ、気をつけて行くんだよ」
友達と楽しんでおいで、と優しく言う一方で真面目に、「くれぐれも知らない人と仲良くなりすぎて勝手についていかないように」とも言う。そうして娘の姿が見えなくなるまで見送り……表情を引き締めた。
「さて、今日も1日がんばりますかっ」
陸は眼鏡を正し、職場である町の役場へと歩いていった。
その頃、
双葉 由貴
もまた忘れ物がないかチェックをしていたところだった。彼は全部そろっているのを確認すると早速ランドセルを背負う。
「それじゃ、行ってきますっ!」
玄関を開けると、ゴールデンレトリバーのゾーイが尻尾を振って待っていた。由貴はにこっ、と笑ってふわふわの頭と背中を撫でる。
「行ってくるな、ゾーイ。いい子にしてるんだぞ」
語りかければ、ゾーイはワンッ、と一声ないてお見送り。弾むように駆け出す由貴は待ち行く知人達に挨拶をしつつ学校へ向かった。
その途中で、ふわりと風が吹く。その優しさに瞳を細めると、何かに気づく。
(なんかいい匂いがする風だな)
鼻を掠めるのは優しい花の香り。覚えたとたんに由貴の心が弾む。なぜだろう、今日はとってもわくわくする。新学期のスタートする日だからだろうか?
(なんだか、すっごく楽しみになってきた!)
由貴はふふ、と笑いながらその道を駆けていった。
(い、いよいよなんだよね……)
家を出てぽてぽて歩いていた
宮越 裕司
は、緊張しているようだった。というのも、ここに来る前は色々遭って臆病気味になっているのだ。
(行く時は母さんも心配してたけど、多分大丈夫だと思う)
ちょっと願望も入ってるけど、と付け加えながら空を仰ぐ。澄み渡る青に瞳を細め、それから静かに学校の方向を見据えて思う。
(父さんがいってた通りなら、この島の人ならきっと……)
不安は大きいけれど、がんばろう。そう思いながら歩いていると、急に「おはよう」と声をかけられる。びっくりしてしまったが、裕司もどうにか返事を返す事が出来た。良く見れば、何時ぞやの事件で見かけた事のある顔で、由貴であった。
「こっちの方だったんだな。よかったら一緒に行かないか?」
「……う、うんっ!」
由貴の誘いに、裕司は1つ頷いて一緒に歩き始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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