this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島に長月の風吹いて
<< もどる
1
…
25
26
27
28
29
…
38
つぎへ >>
*理科室にて
御巫 時子
は
五十嵐 尚輝
と共にのんびりと理科室でコーヒーを飲んでいた。アルコールランプでお湯を沸かし、その音と鳥の声を聞きながら実に穏やかな時間を楽しんでいる。
(学校が始まれば、尚輝先生に会う時間も増えますね)
その事を嬉しく思いながら尚輝を見れば、彼はぼさぼさとした髪のままのんびりとコーヒーを飲んでいた。2人の前にはサンドウィッチのバスケット。ちょっと遅めの昼食である。
「先生は、夏休み中実験をされていたんですか?」
そっと時子が問えば、尚輝は首を横に振る。
「実験結果……を、論文に……していました。あと、授業……関連の……資料製作や、先生方の……勉強会で……、実験する時間は……あまり……」
どこか寂しげな声色に、時子も胸を押さえる。それでも尚輝は普段どおりのんびりとした声で「でも、小学生対象の……実験イベントに、手伝いで……行けてよかった……」と穏やかに返した。この教師が、食事と睡眠以外では実験ばかりしているのではないか、と思ってしまった時子であったが、そうではないらしい事を知りちょっと安堵した。
しばらくのんびりしていた2人だが、時子は窓からやさしい香りが流れてくることに気づく。すると、尚輝のよい所がより沢山見えてきて、頬が赤くなる。
(今日は、よりかっこよく見えます……。それから、とっても穏やかな声で、私も心が落ち着いてきますね)
耳までほんのり赤くなっていくのを見た尚輝は、暫く考えてぽつり。
「風邪……ですか? 無理は……しないで、ください」
「えっ?」
尚輝の声は、少し心配そうに聞こえた。彼は時子の額に触れ、熱が無い事を知ると穏やかに
「季節の……変わり目です。どうか……身体を、大切に……」
といってそっと笑った。先生が心配してくれる。それだけで彼女の胸が熱くなる。本当はお弁当のメニューについて聞こうと思っていたが、忘れてしまったのだった。
*おっちょこちょいの君と、解き放たれる君と
「待ちに待った生物部ですっ!!」
屋敷野 梢
は張り切って生物室を開け……ある事を思い出して青ざめた。
(部員に1日からスタートって事連絡するの忘れてましたね……)
しかし、生物部は夏休みの間、学校で飼育されている動物の世話をやっていた。その為、今日ぐらいはいいか、と気持ちを切り替える。
暫く待ってみたが、誰も来ない。梢は掃除でもしよう、と道具を取り出した。掃除は苦手だが、今日は二学期の始まり。気持ちを切り替える意味でもがんばろう、と意気込む。暫く黙々とやっていたのだが、途中で見回り中の咲が様子を見に来てくれた。
「今日は、部長1人か?」
「はい。今日から部活って連絡するの忘れていて……」
「1人で大丈夫か? 手伝える事があるなら咲も手を貸すぞ」
咲の申し出に、梢は申し訳なさそうに
「それじゃあ、ゴミを捨てに行くのを手伝ってくれませんか? 整理していたら結構出てきちゃって……」
と言った。2人はしばしゴミの分別をし、共に捨てに行くのであった。
同じ頃、プールでは水泳部が活動していた。
志波 武道
もまたしっかりと準備運動をし、タイムを計ろうと記録を他の部員に頼む。
部活開始時間になったら「ヒャッホイオレイチバン!」と最初にやって来たのが武道だった。そして神速脱衣でプールサイドへ向かった程、早く泳ぎたかった、らしい。そんな陽気な姿とは裏腹に、内面では少し思いつめそうな部分もあった。スランプから中々脱せず、色々悩む部分があるのだ。
(一体俺はどこまでいけるんだろうか? どこまでやれるんだろう?)
水面を見つめ、考えていると……どこからともなく花の香りが流れていく。そのほんのりと甘く優しい香りに、なんだか身体が軽くなったような気がした。頭の中にあった靄がすぅ、と晴れて、光が差したような錯覚を覚える。
「そういえば、この香り……。今日はよく嗅ぐなぁ。どんな花ダロ?」
不思議に思いながらも、心を決めて台の上へ。呟く言葉は、気を引き締めるために。
「On your mark」
水面がまぶしい。それでも、無駄に緊張しない。進める、という自覚がある。
――Get set……Go!
綺麗なフォームで飛び込み、音を立てて吸い込まれる武道。後は、煌きの中を思うがままに泳ぐだけだ。
(心地いい。こんなに気持ちよくて楽しいのは久しぶりだ)
水をかけば、それだけ先へ進めたような感覚がする。心の中で思わずくすくす笑ってしまうほどに、身体は思うように動く。気がつけば、あっという間にゴールしていた。タイムを聞けば、伸び悩んでいたのが嘘のように、とても良い記録が出ている。
「えっ……?」
その事が信じられない武道であったが、自然と笑みが毀れる。
(あーっ、やっぱり泳ぐって楽しいなっ)
笑顔で記録を書き込むと、武道はかるく身体を解してから再び泳ぐのだった。
一方、
春夏秋冬 真優
は柔道場で部活の準備をしていた。空手部に所属しているのだが、今日は柔道部が他校との練習試合がある為おらず、広々と柔道場を使う事が出来た。
(はぁ、夏休みもあっという間だったな。でも、色々あって楽しめたし、心残りで新学期を楽しめねーのはもったいないよな!)
勉強をするよりも身体を動かしたほうがすっきりする、と気合の入った様子で部活に望む。今日は2学期初日という事もあって、練習の前に部室の掃除が行われたが、「毎日こんくらい早く部活に行けりゃいいのになー」と呟いて他の部員から笑われた後だったりする。
掃除が終わればいよいよ空手の練習。その前に、真優はリストバンドを見つめた。夏休み中に誕生日を向かえ、誕生日プレゼントとして貰った物で緑と白と赤のイタリア国旗を髣髴とさせる。
(ま、勉強も頑張らないと、とは思うけどな。それと同じくらい部活もがんばらないと)
それに、このリストバンドをつけていると、送り主から応援されているようで、「もらったこいつもあるからやる気も今まで以上だし」と密やかに微笑んだ。
彼が空手の型を練習していると、どこからともなく軽やかな音色が聞こえてきた。
(どこから聞こえるんだろう?)
真優は辺りを見渡し、顔を上げる。と、それは屋上から聞こえてくるようだった。今日の部活は型の練習で終わりとなる。時計をちらりと見た真優は、その後にでも屋上へ行ってみよう、と思うのだった。
<< もどる
1
…
25
26
27
28
29
…
38
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島に長月の風吹いて
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!