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*図書室にて
ホームルームや始業式の事を思い出しながら
綾辻 綾花
は図書室に向かっていた。図書委員としての仕事というだけでなく本が好きな上……、ここの司書教諭が少し気になる、というのもある。
「こんにちは」
図書室に入れば、司書教諭の
早川 珪
がカウンターからにこっ、と笑いかける。少し頬を赤くしつつも綾花は一礼した。整った顔立ちの珪に微笑まれたら多くの女子生徒がこうなるだろうが、綾花の場合はその他にもあるだろう。
夏休みも図書室へ足を運んでいた綾花ではあったが、ふと、こんな事を聞いてみたくなった。
「先生は、夏休みをどのように過ごされたのですか?」
「僕かい?」
珪は少しだけ苦笑しながら頬をかく。
「仕事が多かった……かな?」
「そうなんですか?」
不思議そうに綾花が聞き返せば、珪は小さく頷いて答える。
「夏休みだから、本の整理も時間を掛けて丁寧にできたし、本の修理とか、2学期に向けての準備もあったし。そうそう、司書教諭の先生方が集まる勉強会もあったから、けっこう忙しかったんだよ」
話を聞きながら綾花は色々と大変なのだな、と思った。けれども珪自身はそれを楽しんでいるようにも見える。
「まぁ、お盆には実家に帰ってのんびりしたよ。親戚の結婚式もあったから、今年はちょっと長めに休めたし、それだけでも十分楽しかったよ」
「それはよかったですね」
綾花が微笑めば、珪もにっこりと笑って「綾辻さんは、どんな夏休みを過ごしたのかな?」と問いかける。綾花は自分の体験した事を話しながら、その時の事を思い出していた。
因みに、司書教諭として夏休み中はどんな仕事をしているのだろうか、と興味のあった綾花としては、その情報も聞く事ができて得した気分になった。彼女は少し珪と話すと、カウンター業務につくのであった。
*のんびりしよう!
(ふぅ、少し疲れましたね)
狩野 マオ
は心地よい日陰や橋の下を探してのんびり歩いていた。人が少なくて静かな場所を望んでいるのだが、なかなか見つからない。図書館でもいいのだが、妙に硬くなりそうなのでやめておく事にした。
ややあって程よく大きな木をみつけ、その木陰で一休み。そこで猫の事を考えようとしていると、野良猫だろうか、ずんぐりとした灰色の猫がのしのしとやってきてマオの傍で丸くなった。
(ふふ~♪ ねこさん、ねこさん~)
マオがそっと触っても、嫌がることは無かった。彼女はしばらく猫を触りながら、自分のろっこん『猫変身の術』を思い出す。これは「ねこさん、ねこさん」と言いながら1分間撫で続ける事によって撫でた人を服ごと猫に変身させる事が出来る。ちょっとは他人に使ってみたくはあるが、今必要な訳ではない。
(能力が能力だけに、猫になりたい人いないかな。そしたらお近づきになりたいな。その人に、いつか猫化の一時をゆずる機会があるかもしれないしねぇ)
気がつけば、猫はマオの膝に乗って眠っていた。マオは小さく溜息を吐く。
「さすがに私は、人に発動できても、自分を対象に発動させる度胸はないよぉ」
自分を変身させる。そんな時が来たら、覚悟を決めなくてはならないだろうか? マオは考えながら猫を撫で続ける。
そこを丁度通りかかったのは、
矢萩 咲
。風紀委員の彼女は放課後も風紀が乱れていないか、とチェックしていたようだ。彼女は穏やかにマオへ挨拶をする。因みに愛用の竹刀を片手に、である。
「こういう時間も、確かに大切だな」
「そ、そうですね」
マオが相槌をうてば、咲も小さく笑う。そして猫を撫でるととても暖かく、心が和んだ。
「あまり遅くならないようにな」
彼女はそう言うと、見回りを続けた。
(不届き物が居ればこの愛刀『阿賀野』の刀の錆にしてくれます。いえ、『熊野』や『酒匂』も捨てがたいですね)
凛々しく真面目な顔でそんな事を考える咲。因みに『阿賀野』は手にしている竹刀の名前で、『熊野』は短竹刀、『酒匂』は黒く大振りの竹刀なのだとか。彼女は問題があればまずは口頭で注意しよう、と考えつつ歩き続ける。
(まぁ、武力で解決できるならそれでもいいですが)
*職員室にて
そろそろ帰宅しようと考えた
宮祀 智瑜
は、その前にもう一度職員室へ向かった。
(桐島先生、忙しそうかな?)
思いを寄せる相手、数学教師の
桐島 義弘
の様子を見ると、丁度休憩をしているのかお茶を飲んでいる所だった。彼女は「失礼します」と丁寧にお辞儀をして入室する。
「あぁ、宮祀。素敵な暑中見舞いをありがとう。それなのに、返事を送る事が出来ず、申し訳なかった」
「いえ、先生もお忙しいでしょうし……」
心から謝る義弘に、智瑜は穏やかに言う。暑中お見舞いが無事に届いただけでも、彼女はよかった、と思った。
「先生、夏バテはされていませんでしたか? まだ暑い日は続きますし、夏野菜を食べて、水分もしっかり取ってくださいね」
9月になっても油断をしないで欲しい、と願うように言えば、義弘も頷く。
「そうだな。私も日頃心がけている所だよ」
ありがとう、と感謝を込めて頷く義弘。自炊をしている彼としては日頃旬の野菜を取り入れた料理を作るようにしているそうで、さすが先生!と智瑜は益々義弘を尊敬する。彼女はまた実家の青果店に来て欲しい、と願うと、一礼して帰ることに。
「気をつけて帰るように」
「はいっ」
義弘の言葉に、智瑜は笑顔で頷いた。
同じ頃、
久保田 美和
は尋ねてくれた
薄野 五月
とおしゃべりをしていた。
「そういえば、みっちゃん先生は今年の夏休み、何かエンジョイされましたか?」
「うん。友達と映画を見に行ったり、お祭りに行ったりしたよ~」
明るい笑顔で答える美和。だが、それは少しでれでれした物へと変化する。なんとなく恋愛がらみかな、と五月は予測した。
「でね? その時にとっても綺麗な人にあったの。別の高校で化学の先生をしていて、背がすらっと高くてね、和服がすっごく似合うの! でね、でね! 私が友達とはぐれちゃった時に、一緒に探してくれたの!」
何でも、その先生と今度デートする事になったらしく、更に上機嫌だ。五月は先生も夏休みを楽しんでいた事が嬉しくてほっこりする。
「私も、ラジオ体操をしたり、ネコフェスの時に『麺友達』と一緒にお店を出したり、花火大会に行ったりと充実していました。どれも楽しくて……」
話している内に、その時の事を思い出してお喋りも楽しくなっていく。それでもどこか寂しいのは、何故だろうか。
(それでも、またこうして話す事が出来るのは学校が始まったからこそ、ですよね)
五月が笑顔で「みっちゃん先生、二学期も、よろしくお願いします」と言うと、美和は照れたように「こちらこそ宜しくね」と言うのであった。
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担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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