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【放課後は青春色】
*友達といっしょ
(学校では自己紹介も上手くいったし、滞りなく過ごせた。朝の出来事のお陰……かもしれんな)
成城 千里
が帰っていると、小淋と合流した。彼女は文具店によるとの事で、途中まで一緒に行く事に。歩きながら千里はとある事を思いつく。
(今なら、憧れてた『友達と下校に食べ歩き』も出来るかもしれん)
思い切って千里が「せや、ちぃっと寄り道せぇへん?」と提案すると、『いいですね。行きましょう!』と小淋は楽しそうに頷いた。2人は近くの甘味所へ立ち寄るのだが……、千里の目に入ったのは、鯛焼きと今川焼。どっちもとてもおいしそうで、値段も手ごろ。これには迷ってしまう。千里は暫く考えた後、懐からさいころを取り出した。
(迷ってしもうたから、これで決めよ。偶数が鯛焼き、奇数が今川焼で……)
出た目は偶数だったので鯛焼きに。千里は甘味所のおばさんに鯛焼きを注文するのであった。
「はい、小淋さん」
『よろしいのですか?』
渡された鯛焼きに目を丸くする小淋。千里は少し照れたような笑みで優しく言った。
「俺からの奢りっすよ。……朝、声をかけてくれて、ありがとう。本当に、嬉しかった」
感謝の気持ちを込めてそう言えば、小淋の頬もほんのりと赤くなる。
『どういたしまして、成城さん』
優しい風が吹く中、千里は思う。
(俺、なんだか上手くやっていけそうです)
出会った人たち皆に感謝しつつ、彼は柔らかな風に瞳を細めた。
*早く馴染めたらいいな……
東海 道
は学校に慣れようと、色んな先生や生徒に聞きながら寝子小を探索していた。
(ちゃんと憶えておこうっと)
自分の足で歩き、目で見ておけば憶えやすい、と歩き続ける道の前に、『図書室』と開かれた部屋に到着する。興味を持って入ってみると、低学年向けの絵本コーナーや『おすすめの本』を書かれた棚が道を出迎える。
「色々あるね。今日は夏休み中借りていた本の返却日なのかな?」
カウンターを見れば、複数の生徒が並んで本を返している。その列に並ぼうとして赤毛の女の子が転ぼうとした。道は咄嗟に手を貸した。
「大丈夫?」
女の子は目をぱちくりさせたものの、
リアーネ・ライニオ
と名乗った女の子は笑顔で道にお礼を言った。
彼女が持っていた本の数を見、道はへぇ~、と感心する。
「こんなに読んだんだね」
「うん。夏休みの前半には読んでしまったの」
その言葉に「えっ?」と思わず聞き返す道。リアーネはカウンターにいる先生へ本を返すと「今度はもうちょっと難しい本を教えてね」と言った。
「今日は、借りていくの?」
道が自分も何か借りようかなと思っている、と付け加えて問えば、リアーネは首を横に振った。
「リィ、今日はお使いを頼まれているの。ママはちょっと心配そうだったけど、ぜんぜん大丈夫なのよ」
リアーネはそう言って「またね」と手を振って図書室を後にする。道もまた別れを告げれば、もう少し図書館にいようと奥へ行ってみる。ふと、窓を見ればドッジボールをする子ども達の姿が見えた。
「いいなぁ。私もはやく友達作って遊ぼうっと」
道は小さく微笑んで右手を握り締めた。
*青春は楽しんだ者勝ち?
中学校も大掃除が終わり、放課後に。一見おしとやかそうな女子生徒のように見える少年、
長月 蒼
は「特に何もやる事ないし……」と呟きながらメールをぽちぽち。
「送信っ、と。さてさてどうかなー?」
一緒に遊ぼう、と声をかけたメンバーの返事を楽しみにしつつ蒼は携帯電話に笑いかけた。
そのメールを受け取った1人、
羽月 英理
は小さく溜息をつく。
「また急な誘いだね。彼らしいというか……」
仕方ない、と言いながらもその口元が僅かに緩んでいる事に、英理は気付いているだろうか?
暫くして。蒼の姿はシーサイドタウンのとあるゲームセンターにあった。彼に誘われたのは、元気な印象の
上社 因果
、どこかおっとりとした
月影 倖
。そして、英理の3人である。
「それにしても、ゲーセンって相変わらずにぎやかだなぁ……」
倖は様々な音の溢れる空間に溜息を吐き、辺りを見渡す。少しレトロなゲームから最新機種のゲームまで多種多様にわたり、とても面白そうだった。
「夏休みも楽しいけどさ、学校帰りに遊ぶのも楽しいよな」
にまっ、と笑いながら言う因果に蒼は頷く。
「下校時にゲーセンに行ったり買い食いしたりするのは禁止されているけど、たまには悪い事してもいいでしょ?」
そう言いながらどのゲームからやろうかと品定め。因みに見ていたのは格闘ゲームである。
「ゲーセンって言ったら格ゲーだろ」
英理はそう言って近くにあった台を見ていると、蒼がくすっ、と楽しげに笑う。
「ねぇ、対戦しようよ。そういう口ぶりから、格ゲーもできるんでしょ?」
「ああ、受けて立つ」
蒼の誘いに、英理は不敵な笑みを零した。それに嬉しくなった蒼は新しく入荷されたゲーム『ブレイブドレッド』を選択した。ポスターを見れば《ハイスピード格闘ゲーム》と書れており、謳い文句らし。早速対戦台に座り、コインを投入すると2人ともそれぞれ使用キャラクターを選び始めた。
そうしながらも英理はちらり、と因果と倖を見てぽつり。
「あぁ、因果。カツアゲとか来たら呼んでよね」
リアルファイトするから、と言えば因果は少しだけ苦笑した。
(俺はえーりや蒼みたく格ゲーは得意じゃないからなぁ)
因果はどこか憧れの眼差しで英理と蒼を見……、入り口にあった数台のUEOキャッチャーに目をつける。
「これこれ♪ ゲーセンって言ったらUFOキャッチャーだろ?」
まずは肩慣らしだ、とばかりに小さなマスコット人形が入った物を選択した。コインを投入して真剣にバーやクレーンの動きを見てボタンを操作すればあっという間にマスコットをゲットする。
「わぁ、いー君凄いね!」
「まぁね」
歓声を上げる倖に因果は少し照れたような顔になりつつ、お菓子のキャッチゲームにチャレンジ。「いーくん、頑張れ!」と倖が応援すれば、俄然気合が入る。おしゃべりしつつも戦利品が増えていった。
「倖、何か欲しい物はある? 俺が取ってやるよ」
「えっ? でも……いいの?」
因果の言葉に、倖が申し訳なさそうに問い返す。因果が笑顔で頷けば、倖は少し悩んで三毛猫のマスコットを取って欲しいと頼む。
「これぐらい簡単だよ」
因果はあっという間にゲットし、倖に渡す。彼はマスコットを受け取ると心からの笑みで感謝を述べた。
「へへ~。そいじゃ、本命に向かうかな?」
そういいながら因果が向かったのは、ぬいぐるみが詰まった台。白熊の大きなぬいぐるみを狙っているとの事。他の物は取れるのに、それだけが中々取れないそうだ。
「あれ?」
「そう。こいつが中々強敵なんだ」
因果はコインを投入し、深呼吸。じっくりと目標とアームの動きを見てボタンを操作すれば、白熊へと届く。けれども、爪が滑って別の小さなぬいぐるみが落ちてくる。
「惜しい!」
因果が唇を噛み締めてもう一枚コインを投下する。そしてちらり、と格闘ゲームをしている友達に眼を向けるのだった。
一方、英理と蒼。2人の対決はなかなか白熱したものになった。蒼が選択したキャラクターは攻防のバランスに優れたタイプで、『ブレイブレッド』の主人公。蒼にどこと無く似た少年で、ポスターにも大きく描かれている。一方英理が選択したのは主人公の敵役でトリッキーな動きが特徴で上級者向きのヒールであった。
(設定は結構ゲスいけど、この動きが面白いんだよね)
的確に操作しつつ蒼のキャラを翻弄しようとするが、相手も中々面白い手を使ってくる。蒼は笑みを強めてコマンドを打ち込んだ。
「これってコンボが決まった時が一番楽しいんだよねー♪」
言った傍から画面に数字が浮かび、コンボ炸裂。英理はその手ごわさに自然と笑みがこぼれていた。
(正統派キャラを使って、そつがなくてえげつない戦法とってくるじゃないか。これは引き分けになりそうだな……)
がちゃがちゃ、とレバーを操作しながらも隙を伺う。蒼も負けじと攻め立てるも、引き分けにしてたまるか、と熱が入る。
「へぇ、なかなかやるじゃん……!」
「蒼もな!」
2人は仕留めるならば今だ、と感じそれぞれ作戦を仕掛ける。制限時間ぎりぎりで、引き分けにもなりかねない状況だというのに高揚感が止まらない。
「隙あり」
英理は残り数秒という所で大技を繰り出す。反応が遅れた蒼の目の前で、そのキャラクターは……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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