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【ドッジボールをしようよ!】
*この指とーまれっ♪
――シーサイドタウンのとある家。
「たっだいまー」
白石 龍樹
は帰宅するなりランドセルを自室に入れ、手を洗って台所へ。母親が苦笑していると美味しそうなお昼ご飯が既に用意されていた。今日はチャーハンとサラダだった。いただきます、と言って早めに食べていると、「落ち着きなさい」と窘められる。
「だってさぁ、早く友達と遊びたいんだよー」
そんな事を言いながらも、あっという間に食べ終わる。そしてなんとなく冷凍庫を開けると……アイスクリームが入っていた。
「お、ギュレギュレ! のアイスじゃん!」
一個だけよ、と言われ、少し迷いながらもバニラを選ぶ。龍樹はそれを笑顔で食べると再び「いってきまーす」と家を出た。目指すは寝子小である。
(よーっし、おもいっきり遊ぶぞっ!)
因みに、妙に機嫌がいいのはクラスメイトに髪形を褒められたからだったりする。夏休みに理髪店で髪を切ってもらったのだが、ちょっと背伸びしてよかったな、と思う龍樹だった。
――寝子島小学校・校庭
放課後。
エルカディア・シュルツ
は何気なく校庭へやってきた。そこでこんな声を聞く。
「ドッジボールするか?」
「やりたいっ」
お団子頭の
劉 瑞麗
の言葉に笑顔で答えたのはツインテールの
小島 海美
。ボールを持ってきた
双葉 由貴
がエルカディアに気付くと軽く手を振った。
「なぁ、一緒にドッジしないか?」
「うんっ、まぜて!」
笑顔で駆けて行けば、くしゃくしゃとした髪が特徴的な
曖浜 瑠樹
がへにゃっ、とした笑顔で現れる。
「ドッジボール? いいねぇ! オレも混ぜて混ぜて~♪」
「私も入れて下さい!」
「ドッジやるの? すっげー楽しそう!!」
「ぼくも入れて入れて! 楽しく遊ぼうよっ♪」
暁桜 逢莉
がはしゃいだ様子で加われば
花月 勝治郎
も目を輝かせてやってくる。その後から
柚瀬 玲音
も姿を現した。いい人数が集まったな、と思った由貴はどんな風に分かれるかを早速話し合おうと思った。
「あ、何かやってますね」
夕鈴 翼
がポニーテールを揺らして歩いていると、数人の子ども達が集まっているのが見えた。と、同時に向こうから歩いてくる足音が。
樹弥・エヴァンズ
である。
「大掃除、結構疲れたなぁ。今日は昼まででよかった。……ん?」
彼は帰ろうかと思っていたらしいが、翼と同様らしい。子ども達の中に友達の姿を見た樹弥は思いっきり声をかけた。
「なぁ、由貴! なにやってんのー?」
「ドッジボールするんだよ。一緒に遊ばないか?」
その返答に「面白そうだ」と笑う樹弥。翼もまた笑顔で頷く。
「ボクも一緒に行きます。面白そうだし……」
2人は顔を見合わせて頷き合うと、由貴たちに合流した。
(今日は帰る前にお使いが……)
その声を聞いて、
椎名 あさひ
は子どもたちが集まっている方向を見る。ちらり、と時計を見て「ちょっとだけなら大丈夫だよね」と頷いた。
「ねぇ、あさひも入れて~っ!」
「おいで。一緒にあそぼ」
瑞麗に手招きされ、輪に加わるあさひ。しかしこの時、彼女は大切な事を思い出した。それは……スカートを履いている際普段着用しているスパッツの事。今日はお昼までなので履いていなかったのである。
そこへ、家から戻ってきた龍樹も加わり総勢12人でドッジボールを行う事になった。
*チームを分けよう!
早速6人ずつに分かれてドッジボール開始。外野は各チーム1名ずつ先に出す事と相成った。因みにチーム分けはぐっぱーにゃで分かれて決定。
Aチーム:瑠樹、勝治郎、あさひ、龍樹、樹弥、瑞麗
Bチーム:逢莉、エルカディア、海美、由貴、翼、玲音
「よーっし、集まって作戦会議しようぜ!」
勝治郎の提案で、早速集まるAチーム。所が、そこで龍樹が気付く。
「……3年生固まってねぇか?」
その言葉で気付く他のAチームの面々。しかし、瑞麗はこくん、と頷く。
「みんな、がんばる。るいり、がんばる」
「うん、オレもがんばるよぉ」
瑠樹も笑顔で頷き、皆も笑顔で答えた。
「向こうは1年生が2人いるから、戦力的には互角と思う」
なんとなくの感想をあさひが漏らせば、樹弥は「そうだな……」と相槌を打ちつつ他のメンバーを見る。
「とりあえず、無理してボールを取らない事、かな。誰が外野行く?」
一同話し合い、初めに瑠樹が外野へ行く事になった。
一方、こちらはBチーム。固まった4年生3人に目が行く翼。
「どっちも低学年の子はいるし、実力的には変わらないかな?」
「いや、解らない。こういった事が得意そうな奴もいるし」
由貴がそういえば、玲音と海美がやる気に満ちた顔をしていた。
「取れるボールはしっかり取るよ!」
「ざんぞうは出ないけど、出す気持ちでよけます!」
そんな2人の様子を見ていたら思わず可愛いと思ってしまう上級生達。逢莉もまたやわらかい笑顔になっていた。
「向こうは避ける事を中心にしていくかも」
その言葉に頷き、外野決めに。時間が掛かるかもしれない、と思ったが
「最初、ボクが外野に出ていい?」
とエルカディアが立候補し、外野となった。
さっそく棒や足で線を引いてコートを作る。コートの選択権とボールの所持権をじゃんけんで決めるべく瑞麗と海美がじゃんけんを行う。
「「じゃん、けん、ぽん!」」
皆で言いながら行えば、海美が勝利。
「ねぇ、どっちにする?」
海美がチームメイトに問えば、話し合いの結果ボールを選んだ。コートの選択権は瑞麗たちのチームが得る。
「コート、校舎側、もらう」
瑞麗が話し合いの結果を言えば、それぞれのコートへ移動する。いよいよドッジボールのスタートだ。逢莉が「いきますっ!」と掛け声をかけて投げれば、ぎりぎりの所で龍樹が避けエルカディアへ。彼は最初パス回しを重点的に行おう、と思っており、素早くコート内の由貴へと返す。
(と言ってもあからさまな手加減はしないつもりだけど)
そういいながら、内心でにやり。それを見たあさひはちょっとだけびっくりしたそうな。
今回は1、2年生も参加しているため、上級生組はあまり力を入れすぎないように心がけて投げていた。
「いっくよ~っ!」
「きゃっ!?」
玲音が投げた玉を、あさひが間一髪の所で避ける。ボールは瑠樹へ。
「当たれっ!」
あさひの足を狙ったのだが、そこを勝治郎は見逃さなかった。
(ここはおれがボールをキャッチしてかっこいいところを!)
強く意気込んで、そのボールの前にスライディング。拾えず当たってしまったが、それはそれでカッコいい姿を見せる。
「あっ、取れました!」
上手い具合にボールを得た翼は微妙な回転を持たせつつ投げる。上手くキャッチできず落としてしまう瑞麗だったが、お返しとばかりに外野から自分を打った翼へ「殺ーッ!」気合と共にと投げかける。因みに音は「シャーッ!」である。
(作戦通りに、は難しいな)
由貴はゲームスタート前、ある程度チーム内で作戦を立てていた。けれども中々上手くいかないもので、それでも楽しもうと彼は笑い、作戦が上手くいって褒められれば「ま、まぁあんなの当然だし」と照れくさくなる。
力を入れすぎず、されど本気で投げる逢莉。ボールが動く直前に避ける海美対策のつもりで、タイミングをずらして投げてみる。
「私が動いてから投げるなんてずるいよぉ」
海美がどうにか避けて抗議するも、顔はそんなに怒っていない。むしろ、楽しんでいるようだ。
こんな風にしている内に、樹弥は自然と顔を綻ばせていた。確かに勝負は全力で挑みたいし、負けたくない。けれども、一番の勝利は、もっと別の物。
(皆で楽しめるのが一番の勝利じゃん。フェアに真面目に、楽しくやるのが……紳士だよな?)
どこか大人びた笑顔で思いつつも、樹弥はボールを加減して投げたのだった。
途中でチームメンバーを決めなおし、心行くまでドッジボールを楽しんだ。試合が終われば、皆で握手し健闘を称えあう。休憩のときには、瑞麗が扇子で扇いでくれたり、翼がにっこり微笑めば彼女の無自覚なろっこんで数名ほどちょっとどきっ、としてしまったりとそれは其れで楽しい時間を過ごす事が出来た。
ドッジボールの後も、何人かは夕暮れまでサッカーをしたり、鉄棒をしたりして遊んだようだった。用事があるために途中で帰った友達もいるが、また遊ぼう、と約束した。
「やっぱさ、みんなと遊ぶのは楽しいよな!」
「うんっ、また一緒に遊ぼうよっ」
龍樹の言葉に玲音も頷く。皆で笑い合いながら、今度はどんな遊びをしようか、と賑やかに話し合った。
シーサイドタウンに暮らすエルカディアは、同じ地域で暮らす龍樹や瑠樹、瑞麗と帰りつつ、寂しさを悟られぬよう、「楽しかったね」と笑い合った。
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担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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