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【大掃除の時間です】
ホームルームも終わり、大掃除の時間となった。お昼近くである為、空腹を憶える者も少なくは無いだろう。けれども、新たな学期の始まりである。気分を切り替える意味でも大掃除は効果的ではないだろうか?
*いつもお世話になっているからこそ……
(よし、がんばろう!)
こちらは寝子小の一年生クラス付近にある男子トイレ。一見愛らしい女の子に見える
嬉野 咲耶
は自分からトイレ掃除に立候補し、ここへやってきた。
咲耶は超がつく程の頻尿で、その為休み時間はよくトイレにお世話になっている。その為か、『大切な友達』のような存在になっていた。
「えーっと、バケツに手袋に枝付きブラシ……」
「洗剤はここにあったよ~」
用具を点検していると、クラスメイトが洗剤を持ってきてくれた。準備が整った所で手分けして掃除を開始するも、咲耶以外はふざけたり、めんどくさそうにしたりしている。そんな中、咲耶は一つの便器を掃除し始めた。
「また今日から、ボクの事助けてね。よろしく」
心で語り掛けつつ丁寧に掃除していく咲耶。その脳裏には、自宅である保育園へ掃除に来る青年(姉の友人)の言葉が浮かんでいた。
『誰もやりたがらないお便所掃除だから、ボクはやるんだよ』
彼は穏やかな声で咲耶に語る。
『ボクも咲耶ちゃんもすぐにおしっこに行きたくなるよね? だから、他の人よりもここのお世話になることが多いし、そういう意味では大事なお友達みたいなものだよね?』
そう言いながら瞳を細め、トイレの看板を見る。咲耶の傍でしゃがみ、彼は静かに言葉を続ける。
『ほら、お友達に助けてもらった時は、お礼をするでしょ? それと一緒。お便所掃除はお友達への感謝の気持ちみたいなものなんだよ』
咲耶が丁寧に、ぴかぴかに便器を磨き上げる。真剣に遣るその姿を見て、他のクラスメイト達もまた真面目に掃除を始めた。それに気づくと、クラスメイト達もまた咲耶ににっこり笑う。咲耶自身は、綺麗になった友達も喜ぶのではないか、と思っていたが、気持ちが繋がった気がして、嬉しかった。
「綺麗になるって、いいね!」
「うんっ」
その言葉に、咲耶が顔を綻ばせる。
(にぃにぃみたいに上手く出来たかな……?)
*ちょっとした不安?
一方、寝子高でも大掃除の時間になっていた。1年2組の教室では
天満 七星
がぱんっ、と手を打った。
「お掃除の時間ですわ!皆様、張り切ってまいりましょう!!」
「おーっ!」
朝野 未沙
もまた笑顔で答える。このクラスは結構やる気に溢れているようだ。先生によって担当場所が発表され、七星と未沙は女子更衣室の掃除となった。
他のクラスメイトと一緒にそこへ向かい、最初に窓を開ける。未沙はふわり、と入ってきた風に瞳を細めた。
(気持ちの良い風が吹いているのね。……いい匂いがする)
柔らかな花の香りに、七星もまた少し明るい表情になる。未沙は「夏休みの間も使われていたのかな?」と箒で掃きつつ呟いていた。その近くで、七星はどこか物憂げな表情でため息をつく。
(クラスの皆さんは、私をどう見ているのでしょうか? やはり……関わりづらいのでしょうか?)
悩みつつ掃除を続ける七星の様子に気づいた未沙は心配そうに声を掛ける。
「あれ? 七星さん体調悪いの? 保健室にいく?」
「違いますの。実は気になっている事がありまして……」
七星は思い切って「自分はこのクラスになじんでいるのか?」と問いかけると、未沙は「馴染んでると思うよ」と笑顔で答える。話を聞いていた他の生徒達も頷くと、七星は少し頬を赤くする。
「ほ、本当ですか?」
「心配する事はないと、おもうけれどな」
目をぱちくりとさせる七星に未沙がそう答えていると、ロッカーに何か残っている事に気づく。それは……愛らしい薄桃色の化粧ポーチだった。
「あれ? 忘れ物かな。名前……書いてないかなぁ」
「これは先生に渡したほうがいいでしょうね」
未沙と七星は後から担任である桐島先生にそれを渡す。2人は後日、持ち主である3年生からお礼としてリップクリームを貰ったのだった。
*楽しく、速やかに、軽やかに♪
一方、1年3組へ転入してきた
竹内 音羽
はその頃、廊下の窓掃除をしていた。ちょっとギャルっぽい(?)彼女が手際よく濡れた古新聞を使って窓を拭く姿に、クラスメイト達は感心の眼を向ける。
「でぇ、今度は乾いた古新聞を使うと……ほら、ね?」
そういっている間にも、古新聞に窓の汚れがつき、ガラスはぴかぴかに。大好きだったおばあちゃんが教えてくれた知恵が冴え渡り、効率よくスムーズに掃除を進めていく。
音羽の活躍により、廊下担当班は他の班より早く掃除を終わらせることが出来た。彼女の行動を見ていた教室担当班が音羽に手伝いを頼み、そこでも窓掃除の際塩をつけて磨くと良い、という技を披露し更に感心される。
(……おばあちゃんに教えてもらった事、生かせてよかった)
ピカピカになった窓を見て、嬉しそうに微笑む音羽。彼女は掃除の時間を一杯使って隅々まで窓の掃除をこなしていった。
因みにこの事が原因で音羽はクラスの仲間から尊敬されたことを付け加えておく。
1年6組の
御鏡 聖
の担当場所は校庭だった。神社の娘だけあって慣れているのか、聖は手際よく境内を掃除するときのように丁寧に竹箒を使って校庭を掃いていった。箒の先で地面を撫でるようにすれば、あっという間に庭が綺麗になる。
(力を入れて掃くと綺麗になりませんね)
風が運んできた優しい花の香りに、楽しい気分になっていると、自然と鼻歌がでていた。手際がよく、その上軽やかに掃除をすればそれだけでも舞っているようで、優雅に見えた。てきぱきと掃除を進めていけばそれだけ心も軽やかに成る。聖は笑顔で掃除をこなし、その心がクラスメイトにも影響を及ぼせば自然と体も軽くなる。
暫くすれば、担当区域がピカピカになる。班の仲間と顔を見合わせ、聖は嬉しそうに顔をほころばせた。
「はい、綺麗になりましたっ」
そう言っている傍から、先生が遣ってきて他の場所も掃いて欲しいと頼まれる。聖は笑顔で頷き、クラスメイトと共に向かっていった。
無事に掃除も終わり、これで本日は終了となる。中学生・高校生ともなれば既に部活も始まり、小学生でもご飯を食べてまた学校で遊ぶ、という子も少なくはないだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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