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【昼下がり、穏やかな時間】
*街角の風景 ――daylight――
――昼下がり・寝子島総合病院
(予約の患者さんは、午後からも多いですね)
精神科と心療内科を担当している
架神 十字
はカルテと予定表をにらめっこしつつお茶を飲んだ。そうしながらも、次の予約もチェックしたり診察から得た内容などを思い起こし、必要であれば他の科の医者に連絡を取ったりする。
(あの患者さんの症状は足の古傷から来るものでしょう。外科での検査を手配して起きましょうか。そうそう、午前中最後の患者さんはどうやら経営不振の悩みがある様子ですし、専門職の知人を当たってみましょうか)
てきぱきと準備を進めていくうちに、一枚のカルテに突き当たった。午前中、新患として訪れた女性だったが、自分と同じような悩みを持っている印象があった。
(この方は別のお医者さんに担当してもらいましょう)
自分では診る事が出来ないから、と真面目な顔で頷いているとドアがノックされる。入室を促せば自分と同年代の、女性の精神科医だった。この人ならば、と考えた十字は手に持っていたカルテを見せながら事情を話すのだった。
――星ヶ丘霊園
(来たぞ)
心の中で言いながら、
斑鳩 遙
は亡き親友の墓を見つめた。残暑が厳しい中歩いてきた為か、額にはうっすらと汗をかいている。それを拭わず、彼はそっと花を手向けた。良く見れば沢山の花が手向けられており、生前、どれだけ慕われていたかよく判る。僅かに微笑んだ後、そっと目を閉ざして黙祷を捧げる。
(なぁ、俺は……お前の死の真相に近づいているのか?)
心の中で遙が問いかけるが、聞こえるのはセミの声ばかりだ。妙な焦りが胸を焦がし、僅かな不安が燻る。その所為だろうか、少しばかりくらり、としたような気がした。最近夢見が悪い所為だろうか?
(真実を欲するのは墓を暴くのに等しい蛮行なのか?)
そんな事を思ってしまう。いや、何故そのような事を考えてしまうのだろうか? 遙は瞳を開いた後も黙って墓を見つめていた。
どのくらい時間が経っただろうか? 気がつくと足音がした。振り返ると、金色の髪を陽光に煌かせたシスターがそこにいた。
「あら? 貴方は……」
星ヶ丘教会のシスター、
ゼシカ・ホーエンハイム
は日課としているお掃除と見回りの途中であった。そこで、知人である遙に出会う。彼は振り返ると一礼して挨拶すると、ゼシカも微笑んだが、遙の表情が暗い事が気になった。
「今日はご友人のお墓参りですか? とても仲がよろしかったのですね」
「ああ……」
遙へ声をかけたが、彼の声は沈んでいるように聞こえた。この暑さもあって体調を崩しているのかもしれないし、それ以外になにかを抱え込んでいるのかもしれない。
「お顔の色が優れませんが……。大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。最近、少し寝不足気味なだけで」
それを聞いたゼシカは小さく溜息を吐く。教会には、特に予定も入っていない。静かなそこならばゆっくり休めるのではないかと考えた彼女は、そっと切り出した。
「それはいけません。よかったら教会で休んでいってくださいまし」
「いいのか?」
そう問いながらも、彼は丁度いいと思っていた。ゼシカには聞きたい事がある。
「それならばお言葉に甘えて、少し休ませて貰おう」
ゼシカは頷き、「こちらです」と案内を始める。遙は後を追いながらも、考察を巡らせていくのだった。
*ようこそ、神野文房具店へ
――旧市街・神野文房具店
学校帰りの子ども達や中学生、高校生を見、
神野 マキナ
はしみじみと呟く。
「もう新学期の季節かぁ……」
去年までは高校生だったマキナはなんとなく懐かしさを覚えつつ商品の整理や補充を行う。きっと文房具を買いに来る学生さんなどが来るだろうからと棚を移動させ、ノートや鉛筆、シャープペンシルとその芯などを取りやすい位置に移動させる。
(そうだ、折角だし以前みたいにお菓子のサービスをしよう)
そう思いつつマキナが取り出したのは秋の新商品のお菓子。以前はちょっと突飛というか個性的なお菓子を取り揃えていたが今回はちょっと大人しめな物をチョイスした。興味を持ってくれた人へ勧めるつもりだ。因みに内容は『なめこの山』に真っ向対決か? と噂される『つちのこの里まつたけ味』にカボチャの形が可愛い『パンプキンチョコ』(味は数種類あり)、栗の風味が特徴のクッキー『クリッキー』、そしてオーソドックスな『レーズンバターサンドビスケット』などである。
「こんな感じかな?」
マキナは整理しなおした店を見渡し、にっこり笑う。と、早速お客さんが来ていた。小柄な影が見えたかと思えば、大きな目の女の子がネコ型のメモを片手にやって来た。小学校から帰る途中の
夢月 姫
である。
「こんにちはっ」
「こんにちは。いらっしゃいませ。何かをお探しかな?」
マキナが声をかけると、夢は弾んだ声でお小遣い帳とキラキラペン(インクにラメが入ったペンの事)を買いに来た事を告げた。
(わぁ、どれも可愛いです!)
姫はまずお小遣い帳から見繕い始める。そして即決した。愛らしい白と黒の猫が描かれた物で、低学年の子どもでも扱いやすいタイプだった。次はキラキラペンを選ぼうと辺りを見渡すが、なかなか見つからない。
「うーん、どこでしょう?」
「それだったら、こっちだよ」
それとなくマキナが案内していると、今度は寝子高の生徒らしき女の子が入店する。ふわふわした茶色い天然パーマの髪を風に揺らした
恵御納 夏朝
はマキナと姫を見ると愛らしい笑みで「こんにちは」と挨拶した。
(わぁ、品揃え良さそう! ここなら色々な猫さんのシールがあるかも!)
一目見た途端、そう思った夏朝はゆっくりと表情を明るくする。マキナも笑顔で「いらっしゃいませ」と出迎えられる。
「何かお探しかな?」
「う、うん。猫さんのシールを買いに来たんだ。よく使うから……。何か、お勧めの物、あるかな……?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
98人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年10月04日
参加申し込みの期限
2014年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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